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連携のための礎は相互理解である。仙北市、市教育委員会、各学校からの発信が家庭や 地域と連携した取組を支えている。

家庭や地域と連携した取組の方策を以下に示すこととする。

□地域・家庭に対し、学校や教師の営みを発信するのみならず、「ふるさと学習」の実践 の視点からも児童生徒が地域で活動・活躍する機会を多く設定する。児童生徒による 地域貢献活動を更に推進・支援していく。

□「早寝・早起き・朝ご飯の奨励」「スマホ、PCの使い方・アウトメディアへの取組」

「ニュースや社会に関心をもつこと」等、家庭が取組の主体となることに、学校と保 護者が同一歩調で取り組めるように、学校・学年・学級報等を活用して啓発を図る。

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2 学年・教科・区分・各設問ごとの具体的な改善の方策

学年・教科・区分について各設問ごとの結果から改善のために検討の余地があるものについて は、次の資料の活用を充実させる必要がある。

○「平成29年度学校改善支援プラン」〈平成29年3月 秋田県検証改善委員会〉

○「平成29年度 全国学力・学習状況調査【小学校国語】報告書」

○「平成29年度 全国学力・学習状況調査【小学校算数】報告書」

○「平成29年度 全国学力・学習状況調査【中学校国語】報告書」

○「平成29年度 全国学力・学習状況調査【中学校数学】報告書」

○「平成29年度 全国学力・学習状況調査【質問紙調査】報告書」

〈平成29年8月 文部科学省 国立教育政策研究所〉

○「平成29年度 全国学力・学習状況調査の結果を踏まえた授業アイディア例」

【小学校国語・算数】

【中学校国語・数学】

〈平成29年9月 国立教育政策研究所教育課程研究センター〉

○「全国学力・学習状況調査の4年間の調査結果から今後の取組が期待される内容の まとめ~児童生徒への学習指導の改善・充実に向けて~」

【小学校編】 〈平成24年9月 文部科学省 国立教育政策研究所教育課程研究センター〉

【中学校編】 〈平成24年9月 文部科学省 国立教育政策研究所教育課程研究センター〉

○「言語活動の充実に関する指導事例集~思考力・判断力・表現力の育成に向けて~」

【小学校版】 〈平成22年12月 文部科学省〉

【中学校版】 〈平成23年 5月 文部科学省〉

○「評価規準の作成,評価方法等の工夫改善のための参考資料 (小学校・各教科)」

〈平成23年11月 国立教育政策研究所教育課程研究センター〉

○「評価規準の作成,評価方法等の工夫改善のための参考資料 (中学校・各教科)」

〈平成23年11月 国立教育政策研究所教育課程研究センター〉

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3 改善のための仙北市教育委員会の教育施策の在り方について

1 地域の人材活用と財政的支援

仙北市教育委員会は学校における地域人材等の活用及び特色ある取組について、一層の支援を 行う必要がある。

本市教委では平成20年度から「学校教育バックアップ事業」を開始し、市内の各小・中学校 で教育支援活動をしている地域住民を「バックアップスタッフ」として登録し支援している。今 後も小・中学校において、授業場面での活用や授業サポートとしての活用を行い、事業を充実さ せていく。

また、平成25年度からは、各学校の特色ある「ふるさと教育・キャリア教育を推進する取組」

や教材の充実に対し一層の財政的な支援も実施している。平成26年8月には「キャリア教育の 視点を重視したふるさと教育」指導資料として冊子「ふるさと仙北学」を発行、各校に配布した。

平成27年12月同冊子を増刷し、各校に配布した。ふるさと教育を基盤とした取組の充実が児 童・生徒の生きる力、地域社会における自己有用感の育成につながるようさらに働きかけていく。

2 北浦教育文化研究所研究委員会の充実について

前ページⅣ-2の各種資料については、各学校の研修における活用とともに、研究委員会での 研修内容として取り組むことが必要と考える。研究委員会の組織の見直しと併せ、各校の充実し た取組に効果のある研究委員会の開催を目指す。

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