2.2 セキュリティ分野 32

2.2.3 教育内容…………………………… 32 2.2.7 まとめ

セキュリティ分野では、5連携大学(情報セキュリティ大学院大 学、東北大学、北陸先端科学技術大学院大学、奈良先端科学技術 大学院大学、慶應義塾大学)が中心となり、社会・経済活動の根 幹に関わる情報資産および情報流通のセキュリティ対策を、技術 面・管理面で牽引できる実践リーダーの育成を目指す。

5連携大学が共同で提供する実践セキュリティ人材育成コース

(SecCapコース)では、幅広いセキュリティ分野の最新技術や知 識を具体的な体験を通して習得することができる。SecCapコー スは、基礎力を高める共通科目、短期集中型演習として実施する

セキュリティ分野

2 . 2

第2章  実践教育の取り組み状況 共通科目: 情報セキュリティ運用リテラシー 基礎科目: 所属大学指定科目(各大学)

基礎知識学習

先進科目 理論系 最新情報セキュリティ理論と応用 技術系 情報セキュリティ技術特論

先進ネットワークセキュリティ技術 社会科学系 セキュア社会基盤論

情報セキュリティ法務経営論

その他の活動 セキュリティ分野シンポジウム 企業インターンシップ 交流ワークショップ 演習 理論系 情報セキュリティ演習

社会科学系 インシデントハンドリング演習 インシデント対応とCSIRT基礎演習 組織経営とセキュリティマネジメント演習 事業継続マネジメント演習

技術系 セキュリティ基礎演習

ネットワークセキュリティ技術演習

Webアプリケーション検査と脆弱性対策演習 デジタルフォレンジック演習

Capture The Flag(CTF)入門と実践演習 無線LANセキュリティ演習

システム攻撃・防御演習 システム侵入・解析演習 リスクマネジメント演習 インシデント体験演習 IT危機管理演習

ハードウェアセキュリティ演習 ネットワークセキュリティ実践

理論系演習 技術系演習

技術系演習

社会系演習 技術系演習

技術系演習

社会系演習 社会系演習

技術系演習

シンポジウム成果報告

基礎力 実践力 応用力

春学期 夏休み期間中心 秋学期

共通科目(2単位)

(情報セキュリティ運用リテラシー)

基礎科目(2単位)

(所属大学指定科目から選択)

基礎科目(2単位)

(所属大学指定科目から選択)

(理論系事後学習)先進科目

(技術系事後学習)先進科目

(社会科学系事後学習)先進科目 or

or 受講生が目指すキャリアパスに向けて、

技術系、理論系、社会科学系の実践演習を主体的に選択 ●情報セキュリティ演習

●セキュリティ基礎演習

●ネットワークセキュリティ技術演習

●Webアプリケーション検査と脆弱性対策演習

●デジタルフォレンジック演習

●Capture The Flag(CTF)入門と実践演習

●無線LANセキュリティ演習

●システム攻撃・防御演習

●システム侵入・解析演習

●リスクマネジメント演習

●インシデント体験演習

●IT危機管理演習

●ハードウェアセキュリティ演習

●ネットワークセキュリティ実践

●インシデントハンドリング演習

●インシデント対応とCSIRT基礎演習

●組織経営とセキュリティマネジメント演習

●事業継続マネジメント演習 理論系、技術系、社会科学系の実践演習、および演習後にさらな

る応用力を高める先進科目の組み合わせからなり、情報セキュリ ティにおける理論・技術・制度と法律・組織マネジメントをカバー できる「幅」と、基礎知識・実践演習・応用知識にわたる「深さ」を備 えている(図表2.2.1)。

実践演習では、ハードウェアを対象としたもの、システムやソフ

トウェアを対象としたもの、企業組織のリスク管理を対象としたも のなど、バラエティに富んだ演習モジュールを用意している。受講 生は、理論系、技術系、社会科学系の講義や実践演習・PBLから、

それぞれが目指すキャリアパスに沿った割合で、主体的・自主的 に調合した学習プログラムを作って受講することができる(図表 2.2.2)。

図表2.2.1● 幅広いセキュリティ人材ニーズに対応するカリキュラム

図表2.2.2● 幅広いセキュリティ人材ニーズに対応するカリキュラム

SecCapコースでは、基礎知識学習のための共通科目「情報セ キュリティ運用リテラシー」(必修科目)、各大学で開講されている 既存の科目の中から選定した基礎科目(所属大学指定科目)、実 践演習(実践セキュリティ演習・PBLなど)、および応用学習のため の先進科目(応用知識など)の所定単位を修得した学生には、実 践セキュリティ人材の入り口に立てたことを示す称号「SecCap修 了認定」を与える(図表2.2.3)。

平成28年度は、昨年度の実施状況を踏まえ、次の取り組みをさ らに進めた。

演習のパッケージ化とエクスポート(移転)

セキュリティ分野では今年度も連携大学・参加大学間で相互に 教員養成活動を行い、ある大学で開講した演習を他の大学でも実 施できるようにするエクスポート(移転)活動を進めた。

●「ハードウェアセキュリティ演習」

東北大学開講の演習。平成26年度、奈良先端科学技術大学院 大学にエクスポートし、2大学での開講を開始。平成28年度も両 大学で開講。

■SecCap修了認定(SecCap6)

共通科目(2単位)+

実践演習(2単位)+

先進科目(2単位)(先進科目のかわりに実践演習も可)+

基礎科目(4単位以上)

■SecCap10:セキュリティスペシャリスト認定 上記に加え、

実践演習と先進科目で4単位以上 図表2.2.3● SecCap修了認定

図表2.2.4● 連携企業、参加大学と共同の実施体制

理論系演習 実践演習

社会科学系演習 技術系演習

応用学習 基礎知識

学習

●参加大学院

●参加校(学部・高等専門学校など)

■連携企業

大学院 修士 主体

(+学部、高等専門学校、専門学校)

宮城大学 秋田県立大学

東北学院大学 東北工業大学

東北福祉大学 仙台高等専門学校

早稲田大学

中央大学 東京電機大学 情報科学専門学校 九州産業大学

津田塾大学 福井大学

東北大学

京都大学 岡山大学 大阪大学

石川工業高等専門学校

東京大学 北陸先端科学技術

大学院大学

九州工業大学 佐賀大学 大分大学 金沢工業大学

情報セキュリティ 大学院大学

お茶の水女子大学 慶應義塾大学 奈良先端科学技術

大学院大学

■トレンドマイクロ

■産業技術総合研究所

■日立ソリュー  ションズ東日本

■サイバー・

ソリューションズ

■ネットワン システムズ

■NTTアドバンス テクノロジ

■デロイト トーマツ リスクサービス

■インテック

■JPCERTコーディネー ションセンター

■日本IBM

■NEC ■NTT

■情報通信研究機構 (NICT) ■SCSK

■ヤフー

■情報セキュリティ研究所

■NTTコミュニ  ケーションズ

第2章  実践教育の取り組み状況

●「セキュリティPBL演習A(無線LANセキュリティ演習)」

および「セキュリティPBL演習B(システム攻撃・防御演習)」

奈良先端科学技術大学院大学開講の演習。平成26年度、慶應 義塾大学にエクスポートし、開講。平成27年度、慶應義塾大学に て遠隔でも実施可能な演習システムに改良し、九州産業大学で 実施。さらに平成28年度は、東北大学でも実施。

●「セキュリティPBL演習G(システム侵入・解析演習)」

奈良先端科学技術大学院大学開講の演習。平成28年度、慶應 義塾大学にエクスポートし、開講。さらに九州産業大学でも実 施。

なお、「セキュリティPBL演習A、B、G」は複数大学で同時開講し、

成果報告会は各会場から教員が参加し、講義、演習実施方法や成 果について理解を深め、情報共有を行った。

In document はじめに 本事業 enpitは 文部科学省の支援のもと 平成 24 年度より開始し 今年度で最終年度の 5 年目を迎えました 当初 平成 25 年度の第 1 期修了生 305 名からスタートしたのですが 今年度は第 4 期修了生として 目標 400 名を上回る496 名を輩出できる予定で 大きな飛躍 (Page 37-40)

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