基本は 6 ヵ月サイクルで再開 それまでの情報を集積・評価
18. 安全性総合評価
安全性総合評価は、調査対象期間中に入手したす べての新しい臨床情報、前臨床情報および疫学情 報を、これまでに知られていた当該治験薬の情報と 比較した、簡潔かつ包括的な評価である。
当該DSURのそれまでの項目で提示した情報の要 約や繰り返しではなく、これらの情報を解釈し、これ が臨床試験の被験者にとってどのような意味を有す るかを述べる。適切な場合は、疾患領域および/ま たは適応症ごとに分けて評価を提示することができ る。
18.1 リスク評価
※既に特定されている副作用における重要な変化(例:頻度また は重症度の上昇、転帰、特異的なリスクを有する患者群)
新たに特定された安全性上の問題(副作用の詳細な記述;関 連する臨床検査値;危険因子;用量、投与期間および治療の 時間経過との関係;可逆性;副作用の予測または予防に有用 と考えられる因子)
新たに特定されたか、あるいは既に特定されている臨床的に 重大な以下の毒性等の症状、徴候、および臨床検査値につ いては、特に重点的に述べる:
肝毒性
心血管作用
(QT間隔の延長および綿密な(thorough)QT/QTc試験結果など)
骨髄毒性
腎毒性
中枢神経系毒性
免疫原性および過敏症
活性代謝物
副作用の転帰としての死亡
安全性上の理由による臨床試験中止例
高齢者、小児、肝もしくは腎障害を有する患者、およびそれ以外のリスク を有する患者群(代謝が遅いまたは速い患者など)など、特別な集団 (special populations)に特異的な安全性上の問題
妊娠中または授乳中に影響がなかった、あるいは影響があった
過量投与およびその治療
薬剤の誤用および濫用
長期投与経験
治験実施計画書に定められている手技(治験薬の投与および診断手技 など)に関連するリスク
臨床的に重大な投与過誤のエビデンス
同一系統の別の薬剤で特定された新しい重大な安全性上の問題の潜在 的影響
薬物-薬物相互作用およびその他の相互作用
非臨床研究、製造上の問題、有効性の欠如および患者コンプライアンス の欠如といった他の関連情報があれば、それも安全性総合評価の項で 考察する。
18.2 ベネフィット-リスクの検討
完全なベネフィット-リスク評価を行う必要は なく、論理上のベネフィットと特定されたリスク とのバランスについて、特に前回のDSURか らこのバランスに変化があったか否かに焦点 をあてて、簡潔に述べる。変化があった場合、
治験依頼者はそれが当該臨床開発計画に及 ぼす影響を評価する。