輸血用針が刺入できる血管、部位、
血管外漏出が起こりにくい血管、部位等選択 固定を効果的におこなう。
*生理食塩水等で準備し、刺入時、血管に刺入できた ことを確認できるようにする。
7.輸血の副作用やその患者に応じて起こり得ることを 予測し、マニュアルにそって観察して記録する。
(輸血開始直後、5分後、15分後、終了後)
*異常時には、直ちに輸血を中止し、
速やかに医師に報告する。
8.輸血滴下速度・量は指示通りに実施する。
適宜、滴下状態や残量等を観察し、管理する。
9.ナースコールを患者の手の届く範囲に置いて、異常時 や困った時に呼ぶように声をかけておく。
(無理な体動をしなくても済むように、整える)
10.輸血更新時にも、開始時と同じ確認、観察を実施する。
更に、刺入部位やルート全てを点検し、異常の無いこと を確認する。
6-8
後始末
1.輸血終了後、
(ルート内の血液も滴下するため、生食水を流す場合もある)
1)患者氏名と血液型、副作用の有無を確認する。
2)止血を確実に行う。
3)抜針後の注意事項を説明する。
2.使用後の材料は、適切な方法で適切な場所に廃棄する。
1)針(針がついている点滴ルートも含む)、
医療廃棄物危険物容器(黄色ハザードマーク)
2)酒清綿、プラスティックのものは
医療廃棄物燃えるゴミ用容器(オレンジハザードマーク)
3)輸血類の終了後のパックは
医療廃棄物体液用(赤色ハザードマーク)
4)医療廃棄物と一般ごみをきちんと区別する。
3.注射後の針の始末は、手順に沿って行う。
汚染や針刺し防止のため、
そのまま医療廃棄物危険物容器に破棄する。
使用後速やかに破棄できるようにする
4.指示箋は、輸血実施者が指示内容と実施を確認した上で 実施印を押し、所定の場所に戻す。
*輸血中の観察記録には、実施者がサインをし、
診療録(看護記録)に残す。
6-9
製剤の保管
1.それぞれの血液製剤の適正保管温度を守る。
特に、病棟(輸血製剤を受領した部署)では、
保管温度に注意する。
RBCは室温に放置しない。輸血時冷た過ぎない。
血小板は室温に置く。(できれば揺らす)
FFPは溶解温度を守り、溶解後3時間以内に使用。
2.血液専用の保冷庫の無い部署では、使用予定時間に 合わせて、検査部から払い出しを受ける。
夜間血液を置かない。(使用中を除く)
3.輸血製剤を受領した部署では、使用しない製剤は 出庫後3時間以内に検査部に返却する。
4.有効期限に注意する。
6-10
輸血記録の保管
1.使用した血液製剤の出庫製剤リストは、副作用報告を 記入した後、検査部へ返却する。
2.検査部は、出庫製剤リストが戻ってきたら使用の有無 を確認する。
使用した場合は、輸血処理を行い、医事課用の輸血リ ストを出し、会計とする。
3.輸血処理の際に、副作用報告も入力し、 20 年間保管 する。
4.輸血後に血液センターからの遡及調査があったら協力 をする。
6-11
ドキュメント内
Ⅴ 安全管理対策マニュアル ( 全科共通 )
(ページ 70-74)