学習者が日本語の文章を読む際に利用するツール ⇒多種多様
⇒使い方も様々
代表的なツールの概要と留意点 例1: 『Jisho』
例2: 『Google Translate』
辞書情報以外にも多様な情報にアクセス可能
日英・英日の辞書情報 +
例文情報 +
漢字や部首に関する情報
『Jisho』
辞書情報以外にも多様な情報にアクセス可能
日英・英日の辞書情報 +
例文情報 +
漢字や部首に関する情報
『jisho』
『 Jisho 』利用上の留意点
試聴
∗ 『Jisho』は便利なツールだが、ネット上の情報を集めて作られている。
⇒ 誤りも含まれることを理解したうえで利用する必要がある。
Google Translate
Google Translate の留意点
∗ 毎日新聞には、覚せい剤取締法違反の罪で、2010年から2年半鎌松刑務所(岐阜 県笠松町)を務めていた30代の女性が応募した。
∗ 妊娠した女性は、それを提供している間に行き先の病院で出産したが、彼は手錠 を置いた労働(饅頭)のテーブルに上った。
∗ 「出産は手錠のために思い出に残る体験になった」と彼は語った。
∗ 2002年12月のCircularにおいて、法務省は出生時に手錠を取り除く統一政策を開
始したが、それまでは多くの受刑者や妊娠中の女性が手錠を払わなければならな かった。
⇒ 自動翻訳には、まだまだこうした問題があることを 学習者が理解したうえで、利用する必要がある
学びの支援
・発音 ・カタカナ ・漢字 ・文法
・言葉の使い方
学び方の支援
・自律学習を促す方法
3.IT時代の日本語教師の役割
<教え方のヒント> 日本語のクセとして教える sa si su se so ⇒ sa su se so
shi
ta ti tu te to ⇒ ta te to chi
tsu
☆ Web上に『OJAD』のようなサイトが公開されてはいるが、
学習者ひとりでは習得しにくいものである
⇒ 教室あるいは個別での指導が必要
発音
∗ <教え方のヒント>カタカナ語の特徴をルール化して教える 1. 日本語の音節:(子音)+母音+(N)
・必ず母音で終わる(例外は「N」)
・N以外では、子音を二つつなげられない
ルール1:子音で終わる場合や子音の連続時にはuを入れる
例: dog ⇒ do gu desk ⇒ de su ku
2. 日本語では、t と dの後ろにuを入れた音は、存在しない。
ルール2: t と dの後ろには、oを入れる 例: street ⇒ s u to ri: to
☆外国語からカタカナ語を作ってみるクラス活動も有効
カタカナ
∗ <教え方のヒント 1>
∗ 音と訓が各々複数ある場合、ペアにできることが多い 例1: 省 ショウ セイ
はぶく かえりみる (省略・省力) (反省・内省)
例2: 作 サク サ
つくる ?(する)
(作文・作品) (作業・動作)
☆読み方と意味の関係性に留意できるようになる
漢字
∗ <教え方のヒント 2>
∗ 漢字熟語がどう作られているかを教える 例: 入 入学 入院 入場
(動作の対象や場所が後ろに来る)
輸入 潜入 搬入
(動作がどう行われるかを前に来る語が示す)
☆基本ルールを知ることで漢字の意味の類推が可能になる
漢字
what / where
how
∗ <教え方のヒント>
∗ 韓国語と文の構造が類似しているため、さほど難しくない
∗ 但し、助詞の使い方の微妙な違いには注意が必要である 例: 終助詞の「よ」
学生「昨日先生の研究室に行ったんですよ。」
教師「・ ・ ・ 。」
「よ」は、自らの主張を示す⇒強い自己主張に聞こえる <解決策> 「よ」+「ね」(同意を求める) ⇒「よね」
☆終助詞の選択は、人間関係にも影響するので要注意
☆文法は韓国語と日本語双方に堪能な方々の知見が重要
文法
∗ <教え方のヒント>
∗ ことばの使い方については、授業で触れる必要がある
∗ 特に使い方がむずかしいもの 授受動詞
・あげる くれる もらう の3種類がある
あげる
もらう くれる
・しかも、3種類それぞれに尊敬語や謙譲語もある
ことばの使い方
∗ <授受動詞の使い方>
他者からの恩恵行為について補助動詞として使う 例:携帯を探していたら、友達が見つけた。
⇒携帯を探していたら、友達が見つけてくれた。
自分から相手への恩恵行為には「あげる」は使わない 例:駅まで送ってあげます。(送って差しあげます。)
⇒駅までお送りします。
自分の行為を恩恵をうけたように表現することまである 例:司会をつとめさせていただきます。
☆日本語環境にいても気づきにくいため、教える必要がある
ことばの使い方
あたかも表現
∗ <自律学習を促すためのヒント>
∗ 教師自らも様々なツールを実際に試して使ってみる
∗ 読解支援ツールを紹介する
∗ 活用方法に関する助言も行う
例: 辞書情報 『チュウ太のWeb辞書』や『Jisho』
+
学習アプリ 『Memrise』や『Anki』
☆教師自らが情報収集、さらに情報交換
☆学習者を巻き込んだ情報共有の仕組み作り
☆学習者相互に情報交換できる機会の提供
学び方の支援
学びの支援者 (=ファシリテーター)
◎効率よく学ぶためのヒント
・発音 ・カタカナ ・漢字 ・文法
◎よりよいコミュニケーションのためのヒント ・ことばの使い方
学び方の支援者 (=仲介役)
◎自律学習を促すためのヒント
・教材やツールの紹介と使い方の情報提供
・学習者同士の情報交換の場の提供
おわりに IT時代の日本語教師の役割
∗ 『Anki』https://apps.ankiweb.net/
∗ 『Google Translate』 http://translate.google.com/
∗ 『Imiwa?』http://www.imiwaapp.com/
∗ 『Jisho』http://jisho.org/
∗ 『TAKOBOTO』 http://takoboto.jp/
∗ 『Tatoeba』https://tatoeba.org/eng/
∗ 『TOFUGU』https://www.tofugu.com/
∗ 『Memrise』https://www.memrise.com/
∗ 『OJAD』http://www.gavo.t.u-tokyo.ac.jp/ojad/