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学校と家庭・地域との連携に関する課題の抽出・分析

ドキュメント内 【宮古島市】H25年度成果報告書0403 (ページ 41-56)

4. 調査研究項目

4.6 学校と家庭・地域との連携に関する課題の抽出・分析

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MeetingplazaはInternetExplorerで利用出来る為,イ ンターネットに接続されていれば使用することが出来る。テレビ電話会議システムは 有償・無償共に数多く存在しており,それぞれにメリット・デメリットがある。交流 学習の頻度やNW環境を十分に検討の上,使用するアプリケーションを選択すべきで ある。表 x-x にSkypeとMeetingplazaの機能比較を記載する。

図 4-14 Meetingplazaによる遠隔授業

表 4-2 テレビ電話会議システムの比較(一例)

サービス名 Skype Meetingplaza

提供元 マイクロソフト NTTアイティ

費用 一部無償(有償有) 有償

提供形態 アプリケーション利用 (インストール要)

ブラウザ利用 (インストール不要) メリット ・無償利用可能

・ビデオ/音声通話が利用可能

・ブラウザにて利用可能(録画可)

・帯域から映像/音声を自動調整 デメリット ・標準では録画/録音不可

・帯域による自動調整機能を備えて いない

・多地点接続は有償

・有償サービス

・事前に契約が必要

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4.6.1 家庭への持ち帰り学習に関する事前調査

家庭への持ち帰り学習に先立ち,各家庭のインターネット環境調査とICT教育に 関する保護者の意識調査を行った。これは,限られた予算内で保護者への負担感が少 なく実現し得る,現実的な持ち帰り学習をのスタイルを検証することを意図している。

調査の結果,約 8 割の家庭にインターネット回線が整備されており,そのうち約 6 割 が定額料金を利用していることが分かったが,無線LAN環境の整備状況は低かった。

そのため,家庭回線で全ての生徒を満たすことは現状不可能であるが,本事業にて整 備する通信環境以外の通信手段として家庭の通信回線は十分な可能性を持ち,コスト 低廉化を成し得ることが分かった。

また,ICT教育に対する本校保護者の期待は総じて高く,学校にICT教育環境 が整備されることが強く求められている。一方でICT機器を利用することに対する 不安も感じられており,特に生徒がICT機器を破損してしまう可能性がある点や,

情報流出・不適切情報へのアクセスなどセキュリティ面への不安が高いことが分かっ た。これらについて,持ち帰り学習を実施する際に対策を検討し,保護者へ説明する ことで不安の払拭を図った。また,従来の学習スタイルが失われることへの不安も見 られるが,これは本校におけるICT教育の取り組みを広く公開することで,ICT 教育が従来の教育に代わるものではなく相互補完的なものであることを時間をかけ てご理解頂くことで解消されると考えている。以下,アンケート結果を記載する。

(1)家庭における通信環境調査

①各家庭におけるインターネット回線整備状況について 約 78%の家庭にインターネット回線が整備されている。

42

表 4-3 インターネット回線整備状況

②各家庭に整備されているインターネット回線の種別

インターネット回線が整備されている家庭のうち,半数以上がケーブルテレビ回線 を利用。また,うち約 58%が定額の料金サービスを利用している。

表 4-4 インターネット回線の種別 ある

78%

ない 22%

光ファイバー

0% ADSL回線

6%

ケーブルTV回線 57%

高速通信 モバイル通信回線

(スマートフォン 含む)

23%

わからない

・その他 14%

43

表 4-5 定額・従量の割合

③家庭での無線LAN利用可否

インターネット回線が整備されている家庭のうち,約 30%が無線LAN環境を整備 している。

表 4-6 無線LAN整備状況

(2)タブレット PC やデジタル教科書などICT教育へ期待する内容

①タブレット PC を使って自分のペースで学習することができる 約 86%の保護者に期待感が見られる。

定額 58%

定額でない 42%

できる 30%

わからない 31%

できない 39%

44

表 4-7 (n=99)

②タブレット PC を使って授業の復習ができる 約 88%の保護者に期待感が見られる。

表 4-8 (n=99)

③豊富なデジタル教材を使って学習することができる 約 84%の保護者に期待感が見られる。

47

38

6 3 5

0 10 20 30 40 50

あてはまる 少しあてはまる あまりあてはまらない あてはまらない 未記入

52

35

3 1 8

0 10 20 30 40 50 60

あてはまる 少しあてはまる あまりあてはまらない あてはまらない 未記入

45

表 4-9 (n=99)

④インターネットで様々な情報を得ることができる 約 89%の保護者に期待感が見られる。

表 4-10 (n=99)

⑤タブレットや電子黒板,デジタル教科書などを使った学習を,日本の学校(中学校) に導入することについて

約 94%の保護者に期待感が見られる。

56

27

8 1 7

0 10 20 30 40 50 60

あてはまる 少しあてはまる あまりあてはまらない あてはまらない 未記入

61

27

3 0 8

0 10 20 30 40 50 60 70

あてはまる 少しあてはまる あまりあてはまらない あてはまらない 未記入

46

表 4-11 (n=99)

(3)タブレット PC や電子黒板,デジタル教科書などの使用上,不安に感じる内容

① 持ち歩く際に重さや大きさが負担になるところ 約 59%の保護者が不安を感じている。

表 4-12 (n=99)

②壊したり紛失したりするかもしれないところ 約 84%の保護者が不安を感じている。

賛成・必要だと思

31%

場合によっては賛 成・必要だと思う

63%

反対・不必要だと 思う

1%

わからない 5%

19

39

27

8 6

0 10 20 30 40 50

あてはまる 少しあてはまる あまりあてはまらない あてはまらない 未記入

47

表 4-13 (n=99)

③保護者の目が届きにくくなるところ 約 68%の保護者が不安を感じている。

表 4-14 (n=99)

④紙の本や実物に触れる機会が減るところ 約 76%の保護者が不安を感じている。

55

28

4 4 8

0 10 20 30 40 50 60

あてはまる 少しあてはまる あまりあてはまらない あてはまらない 未記入

24

43

16

7 9

0 10 20 30 40 50

あてはまる 少しあてはまる あまりあてはまらない あてはまらない 未記入

48

表 4-15 (n=99)

⑤文字を書いたり工作をしたりする機会が減るところ 約 85%の保護者が不安を感じている。

表 4-16 (n=99)

⑥インターネットを利用することで,個人情報が漏洩する可能性があるところ 約 77%の保護者が不安を感じている。

33

42

14

3 7

0 10 20 30 40 50

あてはまる 少しあてはまる あまりあてはまらない あてはまらない 未記入

47

37

6 4 5

0 10 20 30 40 50

あてはまる 少しあてはまる あまりあてはまらない あてはまらない 未記入

49

表 4-17 (n=99)

⑦インターネットを利用することで生徒にふさわしくない情報に触れる可能性があ るところ

約 81%の保護者が不安を感じている。

表 4-18 (n=99)

⑧タブレットやインターネットの操作能力が,学習効果や成績の差につながる可能性 があるところ

約 58%の保護者が不安を感じている。

40 36

12

3 8

0 10 20 30 40 50

あてはまる 少しあてはまる あまりあてはまらない あてはまらない 未記入

42 38

7 3 9

0 10 20 30 40 50

あてはまる 少しあてはまる あまりあてはまらない あてはまらない 未記入

50

表 4-19 (n=99)

⑨通信費用が発生するところ

約 67%の保護者が不安を感じている。

表 4-20 (n=99)

⑩パソコンなどを用意する費用が発生するところ 約 60%の保護者が不安を感じている。

16

41

30

4 8

0 10 20 30 40 50

あてはまる 少しあてはまる あまりあてはまらない あてはまらない 未記入

22

44

20

4 9

0 10 20 30 40 50

あてはまる 少しあてはまる あまりあてはまらない あてはまらない 未記入

51

表 4-21 (n=99)

4.6.2 導入及び運用にかかるコストの分析

4.6.1 で記載した通り,家庭でのインターネット環境調査の結果から,図 4-15 に示 す環境を構築した。なお,家庭への持ち帰り学習に当たって前項アンケートの内,未 整備家庭へ高速インターネット回線を敷設した場合と移動体通信回線(モバイル回 線)を用意した場合の費用を事前に算出したが,下記表の結果,初期費用及び月額費 用ともに固定回線の方が安かった。しかし,本校の学区である宮古島市下地地区は光 ファイバ回線及びADSL回線の未提供エリアであり,固定回線はCATV回線を検 討したが,離島である事などからこれらの回線より低速である為,費用による単純比 較が出来ないこと,各家庭に固定回線を敷設した場合,各家庭での回線工事が発生す る為,日程調整等で時間がかかること等から導入計画を策定してから早期に利用を開 始出来,セキュリティ面や目的外利用等の管理が容易な移動体通信回線を選択した。

以上の検討を踏まえ,既に家庭に整備されているインターネット回線を活用しながら,

未整備の家庭向けや校外学習用の通信手段としてモバイル回線を組み合わせたIC T環境が,経済的な持ち帰り学習環境であると思われる。

(1)初期費用

CATV 回線利用時 (固定回線)

項目 単価 数量 金額

契約料 0 1 0

回線工事費 15,000 1 15,000

端末購入費 0 1 0

合計(①):15,000 円(税込 15,750 円)

27 32

24

7 9

0 10 20 30 40

あてはまる 少しあてはまる あまりあてはまらない あてはまらない 未記入

52 モバイル回線

利用時

項目 単価 数量 金額

契約料 3,000 1 3,000

回線工事費 0 1 0

端末購入費 16,800 1 16,800

合計(②):19,800 円(税込 20,790 円) 差額(①-②):▲4,800 円(税込▲5,040 円)

(2)月額費用

CATV 回線利用時 (固定回線)

項目 単価 数量 金額

回線利用料 4,791 1 4,791

ISP 利用料 0 1 0

ユニバーサル

サービス料 0 1 0

合計(③)4,791 円(税込 5,030 円)

モバイル回線 利用時

項目 単価 数量 金額

回線利用料 5,700 1 5,700

ISP 利用料 500 1 500

ユニバーサル

サービス料 3 1 3

合計(④)6,203 円(税込 6,513 円) 差額(③-④):▲1,412 円(税込▲1,483 円)

4.6.3 家庭への持ち帰り学習に関するシステム構成

家庭への持ち帰り学習にあたり前項の通り,モバイル回線をインターネット接続用 回線として用いることとしたが,システム構成は図 4-15 の通りである。また,家庭 のインターネット回線から接続する事も踏まえ,本校に導入されているアプリケーシ ョンのうち,インターネット上からの使用可否を事前に検討した。家庭のインターネ ット回線やモバイル回線から学校環境に接続する為にVPN(閉域通信網)による環 境構築も検討したが,VPNの費用が追加で発生することや家庭のパソコンを利用す る場合,全ての環境に対応する事は現実的でない事などから持ち帰り学習において学 校環境に接続しないこととした。

ドキュメント内 【宮古島市】H25年度成果報告書0403 (ページ 41-56)

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