• 検索結果がありません。

大阪府立大学産学官連携機構・放射線研究センター平成 20 年度共同利用報告会プログラム

強磁場を用いた X 線由来二次電子の吸収線量局所制御

3. 大阪府立大学産学官連携機構・放射線研究センター平成 20 年度共同利用報告会プログラム

主催: 大阪府立大学産学官連携機構・放射線研究センター

大阪府立大学21世紀科学研究機構・量子ビーム誘起反応科学研究所

日時:平成 21 年 7 月 8 日(水)10:30-18:05 場所:大阪府立大学産学官連携機構5F 大講義室

10:30-10:35 開会の挨拶 放射線研究センター長 奥田修一

10:35-11:25 [活動報告] 座長:川西優喜(阪府大産学官)

1. ライナックおよびコッククロフト・ウオルトン電子線加速器の現状 谷口良一、岡喬、小嶋崇夫、奥田修一(阪府大産学官)

2. コバルト 60 照射施設の現状

小嶋崇夫、岡喬、谷口良一、奥田修一(阪府大産学官) 3. 日本原子力学会「平成 20 年度原子力歴史構築賞受賞」

および「第 25 回記念みんなのくらしと放射線展」について 奥田修一(阪府大産学官)

11:25-12:00 [一般講演] 座長:小嶋崇夫(阪府大産学官)

4. ダイオキシンによるベンゾ[

a

]ピレン-DNA 付加体抑制機構の解明 椎崎一宏、川西優喜、八木孝司(阪府大産学官)

5. プロタミンによる DNA の高次構造変化と放射線感受性への影響

森利明(阪府大産学官)、鈴木麻里、Cecil Crozatier、吉川研一、吉川祐子**

京都大、**環太平洋大)

12:00-13:00 昼食休憩および放射線研究センター施設見学

13:00-14:00 [特別講演] 座長:谷口良一(阪府大産学官) 6. 放射線計測の環境問題への応用あれこれ

溝畑朗(阪府大産学官)

14:00-14:45 [一般講演] 座長:伊藤憲男(阪府大産学官) 7. 超微弱電子線の直接照射によるウラン検出の感度評価

佐々木遼也、谷口良一、小嶋崇夫、奥田修一(阪府大産学官) 8. 強磁場を用いた X 線由来二次電子の吸収線量局所制御

伊東宏之、澤田晃、平岡眞寛、岩下芳久、野田章、脇田明尚**

京都大、**国立がんセンター)

9. コヒーレント放射によるポンプ・プローブ実験

奥田修一、谷口良一、小嶋崇夫(阪府大産学官)、高橋俊晴、S.Nam**

(京大炉、**Kangwon Univ.)

14:45-15:00 休憩

15:00-16:00 [一般講演] 座長:小嶋崇夫 (阪府大産学官)

10. 電流・電圧特性「その場」測定装置を用いた宇宙用太陽電池の高エネルギー電子線照射効果の 研究

普門貴志、岩瀬彰宏(阪府大院工)、奥田修一、谷口良一(阪府大産学官) 大島武、佐藤真一郎原子力機構)

11. γ線照射還元法による Au/Pd 二元系金属微粒子の構造制御と評価 山本正明、田口昇、岩瀬彰宏、堀史説(阪府大院工)

秋田知樹、田中真悟産総研)

12. 電子線照射したバルク ZrCuAl 金属ガラスの自由体積の挙動

福本由佳、石井顕人、岩瀬彰宏、堀史説(阪府大院工)、横山嘉彦、XuQiu**、義家敏正**

東北大、**京大炉)

13. Pd40Ni40P20バルク金属ガラスの構造緩和過程における陽電子消滅測定

古川匠実、石井顕人、岩瀬彰宏、堀史説(阪府大院工)、春山修身東京理科大)

16:00-17:00 [一般講演] 座長:古田雅一(阪府大院理)

14. 大気汚染物質 3-ニトロベンズアントロンによる DNA 損傷と突然変異の研究

萩尾宗一郎、西田裕、川西優喜、八木孝司(阪府大産学官)、高村岳樹神奈川工大)

15. 神経幹細胞における選択的染色体分配を制御する因子に関する研究

東田みずき、白石一乗、児玉靖司(阪府大産学官)、原正之(阪府大院理)

16. 放射線によるゲノム不安定化の記憶と子孫細胞への伝搬に関する研究 田辺正輝、白石一乗、児玉靖司(阪府大産学官)、原正之(阪府大院理)

17. マウス神経幹細胞/前駆細胞の Rhodamin123 排出能と光増感反応による殺細胞活性評価 吉田陽亮、森英樹、原正之(阪府大院理)

17:00-18:00 [一般講演] 座長:白石一乗(阪府大産学官) 18. γ線照射による繊維蛋白質の分子量変化

原正之、森英樹、小清水直喜、吉田真由美(阪府大院理)

Bjorn E. Christensenノルウェー科学技術大)

19. Bacillus 属細菌の放射線抵抗性と香辛料における増殖挙動について 古田雅一、浅野哲也、冨井恵奈美、石川悦子、保科美幸(阪府大院理)

20. 熱処理における酵母菌の増殖挙動解析及び、致死損傷の解析

荒井尊裕、古田雅一(阪府大院理)、小田康雅、坂田孝シスメックス㈱)

岸田正夫(府大院生命)

21. 過酸化水素殺菌処理による Saccharomyces cerevisiae の不活化挙動の解析 松永祐一、古田雅一(阪府大院理)、小田康雅、坂田孝シスメックス㈱)

岸田正夫(府大院生命)

18:00-18:05 閉会の挨拶

終了後 交流会(報告会と同会場)

(発表者下線、一般講演各 15 分、含質疑応答)

4.

1) 日本原子力学会「平成 20 年度原子力歴史構築賞」受賞報告

大阪府立大学産学官連携機構・放尃線研究センター 奥田修一

本報告に関する連絡先:電話(内線)4227、メール [email protected]

原子力歴史構築賞は、日本原子力学会創立 50 周年を記念して新設された。原子力平和利用の進展と定着 に、歴史的に重要な意味を持ち、あるいは多大な貢献をしてきた原子力関連施設や事績、資料を対象とし、

その果たしてきた歴史的役割を広く内外に周知し顕彰するものである。このたび、大阪府立放尃線中央研究 所および大阪府立大学が「大阪府立放尃線中央研究所および大阪府立大学の放尃線施設」の功績を認められ て受賞した。学会の創立 50 周年記念式典(2009 年 4 月 21 日、東京)で表彰式が行われた。

この受賞は、1959 年に発足した大阪府立放尃線中央研究所から、本学産学官連携機構・放尃線研究センタ ーへ継承されている放尃線施設の長年にわたる活動が評価されたものである。全 66 件の受賞のうち、大学と しては本学を含む 10 件(7 大学)で、最も長い歴史を持っており、全体でも 6 番目となる。

【受賞内容】

公立大学法人大阪府立大学産学官連携機構・放尃線研究センターにおける放尃線施設は、1959 年に発足し た大阪府立放尃線中央研究所(大放研)以来、約 50 年の歴史を持つ。その間、組織は、1990 年に大阪府立 大学への統合、2005 年の法人化を経ながら、構成員がその施設と技術を継承して現在に至っている。現在の 大学組織では、学内共同利用施設として位置づけられ、関西における放尃線研究の拠点として、今日まで諸 活動を続けてきた。

大規模放尃線利用施設には、ライナックなど電子線加速器 2 台、イオン加速器 1 台、数量 4 PBqの 60Co ガンマ線照尃施設、非密封放尃性同位元素取扱施設などがある。これらは、外部機関や民間企業の多くの研 究者や技術者に開かれた施設として、さまざまな条件で利用されてきた。多くの重要な研究成果により、国 際的にも知られる存在となった。またこれらの成果は、多くの研究分野で重要な基礎データとして利用され、

その後応用されて実用化が進んだものもあり、社会的貢献が高く評価されている。

これまでに蓄積されてきた経験や技術をもとに、技術支援、他の放尃線施設の周辺環境放尃線測定などが 行われてきた。また放尃線利用や安全に関する相談が数多く寄せられ、専門の研究員・教員が対応してきた。

諸団体の施設見学や、マスメディアの取材にも随時応じている。日本原子力学会をはじめその他の学協会、

外部組織の活動に積極的に参加し、社会からの多岐にわたる要請に応えてきた。

地域社会への放尃線知識普及活動は、さまざまな形で行われている。中でも特筆すべき活動は、主に親子 を対象とする放尃線フェア「みんなのくらしと放尃線展」の開催である。関西を中心とする放尃線関連機関 の共催で行われているが、これは大放研からの 25 年にわたる活動で、当初より一貫して中心的な役割をにな い、大きく貢献してきた。これまでにのべ 45 万人以上が参加し、日本を代表する放尃線知識普及活動と位置 づけられている。

参考文献

1) 大放研十年の歩み.

2) 大放研二十五年の歩み.

3) 大放研三十年の歩み.

4) 大阪府立大学放尃線研究センターパンフレット.

5) 大阪府立大学産学官連携機構放尃線研究センター平成19年度放尃線施設共同利用報告書.

6) 大阪府立大学の放尃線知識普及活動の現状、奥田修一、放尃線 Vol. 33, No. 4 (2007) 270-276.

7) 原子力学会の関連ホームページ http://www.aesj.or.jp/awards/2008/historic.html

2) 「平成 20 年度第 25 回記念みんなのくらしと放射線展」活動報告

大阪府立大学産学官連携機構・放射線研究センター 奥田修一

「みんなのくらしと放射線」知識普及実行委員会 委員

本報告に関する連絡先:電話(内線)4227、メール [email protected]

原子力、放射線の分野で人材育成が急務である。これに関 連して、特に若者や社会に向けた、放射線に関する科学技術 についての正しい知識の普及活動が重要である。「みんなのく らしと放射線」知識普及実行委員会では、諸活動の中心とな るイベントとして毎年放射線展を開催し、25回目をむかえた。

この活動の状況とこれまでの経緯について報告する。

「みんなのくらしと放射線展」は、大阪府立放射線研究所

(大放研)が中心となり1984年以来継続して開催されてきた。

主催は「みんなのくらしと放射線」知識普及実行委員会で、

大放研の施設を継承する大阪府立大学(事務局)を含め、関 西を中心とする法人や放射線関連組織など、現在9つの団体 で構成されている。また文部科学省、大阪府、大阪市、のほか 関西諸機関の後援、協力を得ている。2008年は、夏休み親子勉 強博「第25回みんなのくらしと放射線展」として、「放射線と 光の不思議な世界」をテーマに、大阪市の会場で8月14日から 4 日間行われた。毎年異なるテーマを掲げている。内容は放射 線に関連する、サイエンスショー、ミニセミナー、展示やパネ ル、霧箱等工作や実験教室などである。実施に当り、関係活動 団体の連携協力を得ている。2008年の来場者数は、親子を中心

に約15,500人であった。これまでの利別来場者数を図1に示す。総参加者数はのべ45万人を超えた。昨年

の開催風景を図2に示す。

放射線展の意義は、次のように考えられる。(1) 親子を中心とする多くの参加者が放射線の知識に触れる ことができたこと。(2) 委員会メンバーが手作り運営で企画・参加し、さらにスタッフとして20名余りの大 学生や高校生の協力を得たが、市民や子供たちと直接触れ合うことで、放射線に関する認識を共有できたこ と。このような双方向の作用が特に重要である。

中学生以下のアンケートでは、放射線展に対する印象は良好で、また確実に放射線についての知識が得ら れている。毎年訪れる親子も多いことがわかる。このように25年におよぶ放射線展の開催で、活動の継続が いかに重要であるかは、世代が変わってまた来場した親子の存在に表れている。来場者ばかりでなく、その 周辺の人々への影響も考えると、放射線展継続の意義は大きい。

今年も8月13-16日の4日間、同じ開催場所での開催を予定している。

参考文献

1) 大阪府立大学の放射線知識普及活動の現状、奥田修一、放射線 33 (2007) 270.

本研究に関する研究発表(原著論文、その他報文、学会等報告)

1) 放射線知識普及活動「第25回みんなのくらしと放射線展」とこれまでの経緯、奥田修一、「みんなのくらしと放射線」知識 普及実行委員会委員、日本放射線安全管理学会(金沢、2008、11月3-5)A32-04.

2) みんなのくらしと放射線展25年の歩み、奥田修一、ONSA研究会(2009. 4. 17, 大阪).

0 10000 20000 30000 40000

1 3 5 7 9 11 13 15 17 19 21 23 25 開催回

図 1 年別放射線展来場者数 数

図2 科学実験教室

関連したドキュメント