第 5 章 テスト圧縮を考慮したドントケア判定
5.3 テスト圧縮指向ドントケア判定
5.3.1 外部入力のドントケア分散とテスト圧縮
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式(5.3.1.3)に テ ス ト 集 合 中 の 外 部 入 力 の ド ン ト ケ ア 分 散 を 算 出 す る 関 数 を 示 す .
NPI TPi
XT N
j
i j X
PI
p xt X XT
N A XT
s
1
2 )
( 1
2
1 ( ( ) ( , ) )
)
(
(5.3.1.3)予 備 実 験 内 容 につ い て 説 明 す る.予 備 実 験 で は ,テ ス ト 生 成 で 生 成 し た 初 期 テ ス ト 集合 T に 対 し て ,ラン ダ ム で テ ス ト パ タ ー ンの 論 理 値 を ド ン ト ケ ア に 置 き 換 えた テ ス ト 集 合 RXTを 1000 種 類 作 成 し た . 各 RXT の ド ン ト ケ ア 数 は 等 しく ,外 部 入 力 の ド ント ケ ア の 分 散 は そ れぞ れ 異 な る テ ス ト 集 合 で あ る . また , 予 備 実 験 の ため RXT は T と 等 し い故 障 検 出 率 は 保 証 し て い な い . その 後 , 各 RXT に 対 し て , ド ン ト ケ ア に基 づ く テ ス ト 圧 縮 [16]を 適 用 し , 外 部 入 力 の ド ン ト ケ ア の 分 散 と テ ス ト 圧 縮 の 関 係 を 解 析 し た . 外 部 入 力 のド ン ト ケ ア 分 散 は 式(5.3.1.3)を 用 い て 算 出 し た .
図 5.3.1.1 に ,ITC’99 ベ ン チ マ ー ク 回 路 の b14 の 予備 実 験 結 果 を 示 す.
初 期 テ ス ト 集合 T は Synopsys 社 の TetraMAX ATPG を 用 い て 生 成 し た . ま た ,TetraMAX ATPG に よ る テ ス ト 生 成 時 に 動 的 圧縮 を 適 用 し て い る . RXT 生 成 時 に お け る ド ン ト ケ ア の割 合 は , テ ス ト 集 合中 の 70%,80%, 90%の 3 種 類 を 用 い て ,計 3000 種 類 の テ ス ト 集 合 を 生成 し た .図 5.3.1.1 に お い て , 縦 軸は 各 RXT の テ ス ト 圧 縮 後 の テ ス ト パタ ー ン 数 , 横 軸 は 各 RXT の 外 部 入 力 の ド ン ト ケ ア 分 散を 表 し て い る . また X-bit 70%は RXT に 含 ま れ る ド ント ケ ア の 割 合が 70%,X-bit 80%は RXT に 含 ま れ る ド ン ト ケ ア の 割 合が 80%,X-bit 90%は RXT に 含 ま れ る ド ン トケ ア の 割 合が 90%
で あ る こ と を 示し て い る . 図 5.3.1.1 の X-bit 90%の プ ロ ッ ト に 着 目 す る と ,外部 入 力 の ド ン ト ケ ア 分 散が 30000 以 下 の 場合 ,分 散 値 が 低 い ほ ど 圧 縮 後 の テ ス ト パタ ー ン 数 が 大 き く 削減 さ れ て る .し か し な が ら ,外 部入 力 の ド ン ト ケ ア 分散 が 30000 以 上 の 場 合 は ,圧 縮 後 の テ ス ト パ タ ー ン 数 に変 化 が 無 い .X-bit 80%の プ ロ ット に 関 し て も , 分 散 値が 20000 を 境 に 同 様 の 傾 向 が 見 ら れ る . し か し な が ら ,X-bit 70%の プ ロ ッ ト に 関 し て は , 分 散 値 の 変 化 に 対 し て 圧 縮 後 の テ ス ト パ タ ー ン 数 の 差 は ほ と ん ど 見 ら れ な
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か っ た . ま た ,X-bit 90%,X-bit 80%,X-bit 70%の 3 つ の プ ロ ッ ト に つ い て 比 較 す る と,外 部 入 力 の ド ン トケ ア 分 散 が 同 じ 値 でも ,ド ン ト ケ ア 数 が 多 い X-bit 90%の プ ロ ッ ト が 最 も圧 縮 後 の テ ス ト パ ター ン 数 が 少 な い こ と が わ か る.予 備 実 験 結 果 よ り,ド ン ト ケ ア に 基 づ く テス ト 圧 縮 は ,外部 入 力 の ド ン ト ケア の 分 散 と テ ス ト 集合 中 の ド ン ト ケ ア 数に よ っ て,圧 縮 後 の テ ス ト パ タ ーン 数 に 差 が 生 じ る こと が 確 認 で き た .
0 100 200 300 400 500 600 700 800 900
0 20000 40000 60000 80000 100000 120000 140000
テスト圧縮後のテストパターン数
外部入力のドントケア分散
X-bit 70%
X-bit 80%
X-bit 90%
図 5.3.1.1: 外 部 入 力 の ド ン ト ケ ア 分 散 と テ ス ト 圧 縮 の 関 係(ITC’99 b14)
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