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外観図

ドキュメント内 取扱説明書 (ページ 57-61)

図 25:1/2λアンテナ付き 外観図

10. 用語集

 ACK(アック)

送信が相手に届いたことを確認するために、送信先がパケットを正しく受信したことを送信元に知らせる 特別な返信です。

 BER(ビットエラーレート)

通信のエラー率を示す数字の一つで、通信を行ったうち何ビットのエラーが発生したかの割合を示します。

例えばBER=10-3の場合、1000ビット中1ビットの割合でエラーが発生したことになります。

 dBm(ディービーエム)

電力の強さを対数で表した場合の単位です。1mW=0dBmで、電力が10倍になると+10dBずつ 変化します。

 IDコード(アイディーコード)

本無線モデムをグループ分けするための設定です。同じIDコードが設定された無線モデム同士が通信す ることができます。詳細はP45【REG01:IDコード】を参照してください。

 TS2コマンド(ティーエスツーコマンド)

2台の無線モデム間の通信品質を測定するためのコマンドです。詳細はP41【TS2:通信品質の測定】

を参照してください。

 キャリアセンス

複数の無線モデムが同時に送信を行い混信することを防止するために、送信する前に他の電波(キャリア)

が出ていないかをチェックすることです。

 再送(さいそう)

通信が失敗した場合に、同じパケットを再度送信する動作です。

 周波数グループ(しゅうはすうグループ)

複数の周波数チャンネルをひとまとめにしたグループです。本無線モデムでは周波数固定で使用する他に、

2/3/5チャンネルをひとつのグループとして、チャンネルを切り替えながら通信を行うことができます。

 スループット

通信の速さを示す数字の一つで、連続で送信(受信)を行った場合、1秒間に何ビットのデータを送るこ とができるかを示します。大量のデータを連続して送る場合はこの数字が大きいほど短い時間で送ることが できます。

 全2重通信(ぜんにじゅうつうしん)

双方向通信において、送信と受信が同時に行なえる通信方法の事です。(⇔半2重通信)

 ターミナルソフト

PCからRS232やUSBなどで接続された機器と通信を行うためのソフトウェアです。弊社でも弊社 製品の使用に特化したターミナルソフト「FutabaTerm」を用意しております。

 ターミネータ

コマンドやデータ入力の終りを区別するために最後に付ける区切り文字です。本無線モデムのデフォルト

 調歩同期方式(ちょうほどうきほうしき)

同期のためのクロック信号を必要とせず、送る側と受ける側がお互いに1バイトデータの始まりと終わり を特別な信号(スタートビットとストップビット)で確認し合う通信方式です。

 データ透過モード

本無線モデムを1対1で接続させて通信を行なう方法です。回線を接続したあとはコマンドレスで双方向 のデータ通信を行ないます。送信バッファを持っているので大量のデータを連続して送信できますが、ヘッ ダレスストリームモードと異なり再送回数に制限がないため、データの透過性が極めて高くなっています。

 同報通信(どうほうつうしん)

パケット送信モード、ヘッダレスストリームモードにおいて、通信相手を特定せず、全ての無線モデムに 対して一斉送信を行う通信方法です。詳細はP19【同報通信】を参照してください。

 パケット送信モード(パケットそうしんモード)

本無線モデムを制御するコマンドを利用して通信を行う方法です。コマンドにアドレスを付加して送信す ることにより相手モデムを選択して通信することができるので、複数台の無線モデムを使った1対NやN対 Mのシステムに向いています。

 半2重通信(はんにじゅうつうしん)

双方向通信において、送信と受信が同時には行うことができず、一方が送信している間はもう一方は受信 しているような通信方法のことです。(⇔全2重通信)

 フェージング

無線モデムの移動や時間経過により受信強度が変動する現象です。

 フロー制御(フローせいぎょ)

通信において受信側が何らかの原因でデータの処理が間に合わなくなった場合、受信側から送信側へ送信 を制限させる機能です。

 ヘッダレスストリームモード

パケット送信モードで必要な送信コマンドの手続きを不要とし、送りたいデータを直接入力するだけで送 信できるパケット送信モードの特殊なモードです。基本的な動作はパケット送信モードなのでパケット送信 モードと通信可能です。コマンド不要のためアプリケーションソフトが簡単(または不要)で済みます。

 マルチパスフェージング

電波は直接届くだけでなく周囲の物体に反射して届く場合があり、複数の経路を経てきた電波同士が干渉 して強めあったり弱めあったりする現象です。周波数の高い電波ほど、また周囲に物体が多いほど発生しや すくなります。特に移動体通信において通信品質を低下させる原因になります。

 メモリレジスタ

無線モデムの動作モード・通信パラメータ等を設定・記憶するための内部レジスタです。設定された値は 不揮発性メモリに保存され、電源を切っても内容は保持されます。

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