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[3] 水道用鋼管ポリウレタン被覆仕様 1.

適用範囲

この規格は,主に地中埋設に使用する水道用塗覆装鋼管(以下、「管」という。)及び水道 用塗覆装鋼管の異形管等(以下、「異形管」という。)に施すポリウレタン及びその被覆方法 について規定する。

2.

被覆材料

被覆材料は、管の塗装及び塗覆装に用いるもので、プライマ及びポリウレタンからなり乾 燥後は衛生上無害であり、水質に悪影響を与えるものであってはならない。

(1) プライマ

プライマは、ポリウレタン被覆材料に適合したものとし、常温硬化形のポリウレタンプ ライマまたはエポキシプライマとする。

(2) ポリウレタン

ポリウレタンは、常温硬化形の二液性無溶剤形ポリウレタン樹脂とし、次のものを主原 料とする。なお、色は黒とする。

a 主 剤

ポリオール樹脂、顔料、非反応性希釈剤及び添加剤。

b 硬化剤

ポリイソシアネート樹脂またはポリウレタンプレポリマ、非反応性希釈剤及び添加剤。

(3) 品 質

ポリウレタンは、次に示す項目について試験を行い、その成績が同表の規定に適合しな ければならない。

ポリウレタンの品質

項 目 品 質 試験方法

材料性状 容器の中の状態 主剤、硬化剤をそれぞれかき混ぜたと き、堅い塊がなくて一様になる。

2.(4) d

被覆作業性 被覆作業に支障がない。

2.(4) e

硬化乾燥時間 h

12

以下

2.(4) f

被覆の物性

密度 ㎏/m3

1200~1700 2.(4) g

引張強さ MPa

10.0

以上

2.(4) h

伸び %

30

以上

2.(4) h

硬さ HDD

55

以上

2.(4) i

体積抵抗率 MΩ㎝

1×10

以上

2.(4) j

吸水率 %

0.35

以下

2.(4) k

(4) 試験方法

a サンプリング方法

サンプリングは、JIS K 5600-1-2(塗料一般試験方法-第

1

部:通則-第

2

節:サンプ リング)により行う。

b 試験の一般条件

試験の一般条件は、JIS K 5600-1-1(塗料一般試験方法-第

1

部:通則-第

1

節:試験 一般(条件及び方法))による。ただし、塗り方は、二液内部混合形塗装機による吹付け 塗り、流し塗り又はへら付けのいずれかとする。

c 試験片の作り方

試験片の作り方は、次による。

① ポリウレタンを、適切な大きさのポリエチレン又はポリプロピレンシート(以下、

シートという)に厚さが

2±0.5 mm

になるように塗り付ける。ただし、シートは、表 面に汚れ、油分及びごみなどの付着がなく清浄なものを用いる。

② 常温で

12~48

時間、自然乾燥させた後、シートからポリウレタン被膜をはがす。

③ はがした被膜は、温度

23±2 ℃、湿度(50±5)%で、被覆材料製造業者の指定す

る期間養生を行い、フリーフィルムとする。

④ このフリーフィルムを用いて、次表に示す形状・枚数の試験片を作成する。

試験片

試 験 項 目 材 料 形 状(㎜) 枚 数 被覆作業性

鋼 板

500×200 ×1 1

硬化乾燥時間

200×100 ×1 1

密 度

フリーフィルム

25×50 ×2 2

引張強さ

JIS K 7113(プラスチ

ックの引張試験方法)

2

号形試験片 伸 び

5

硬 さ

50×50×2 5

体積抵抗率 円板φ100×2

2

吸水率

50×50×2 3

d 容器の中の状態の試験

容器の中の状態の試験は、JIS K 5600-1-1の

4.1(容器の中の状態)によって主剤、

硬化剤ごとに行う。ただし、操作及び評価は、JIS K 5600-1-1の

4.1.2 a)(液状塗料

の場合)によって行い、試験温度は

23±2℃とする。

e 被覆作業性試験

被覆作業性試験は、JIS K 5600-1-1の

4.2(塗装作業性)による。ただし、被覆作業

は、二液内部混合形塗装機を用い、操作は、JIS K 5600-1-1の

4.2.3 a)(1

回塗りの場 合)による。

f 硬化乾燥時間試験

硬化乾燥時間試験は、JIS K 5600-1-1の

4.3(乾燥時間)による。ただし、評価は、

JIS K 5600-1-1

4.3.5 c)(硬化乾燥)による。

g 密度試験

密度試験は、JIS K 7112(プラスチック非発泡プラスチックの密度及び比重の測定方 法)の

5.1[A

法(水中置換法)]による。

h 引張強さ及び伸び試験

引張強さ及び伸び試験は、JIS K 7113(プラスチックの引張試験方法)による。ただ し、試験片は

2

号形試験片とし、試験速度は速度

F(50 mm/min±10 %)とする。

i 硬さ試験

硬さ試験は、JIS K 7215(プラスチックのデュロメータ硬さ試験方法)による。だだ し、デュロメータのタイプは

D

とする。

j 体積抵抗率試験

体積抵抗率試験は、JIS K 6911(熱硬化性プラスチック一般試験方法)の

5.13.1(成

形材料)による。

k 吸水率試験

吸水率試験は、JIS K 7209(プラスチック-吸水率の求め方)の

6.2(A

法:23 ℃の 水に浸せき後、吸水量を測定)による。