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報告書抄録データベース・遺跡データベースにおける入力規則

ドキュメント内 遺跡情報交換標準の研究 (ページ 57-60)

4.1 全般的注意事項

ここでは、遺跡データベースならびに報告書抄録データベースに共通する入力上の規定について述べ、個々 のデータベース固有の問題は後に記載する。

使用する文字 本項については、2.4も参照のこと。

まず、前提としてデータベース中の記述であっても、元になる文献の記載内容をそのまま引用する部分 においては、ここに述べる使用文字の約束事が適用されない場合がある。

一般的な記述において、英数字と若干の記号については

JIS X 0201

が定める範囲の文字、

2

バイト文字 については

JIS X 0208

が定める範囲内の文字が望まれる。遺跡名に用いる文字についても、この範囲を逸 脱すると、多くのシステムで表現できない遺跡名が生ずることになる。固有名詞の場合、実際には

JIS X 0208

の範囲に含まれない文字を使用している遺跡がいくつかある。

Unicode

が定める範囲内の文字は使用 できるが、下位互換性は保つことができないので注意が必要である。

カタカナは必ず

2

バイト文字を使用し、1バイトのカタカナは使用を禁止する。

JIS X 0208

の段階で機種依存文字である、丸付き数字、丸付き文字、ローマ数字を含む遺跡名も採用し

ないことが求められる。代替案は後述する。

JIS X 0208

内の文字であっても、ほかの文字と紛らわしいものは避けるべきである。例えば、

「´」 アクサンテギュ 区点番号

01-13

「_」 アンダーライン 区点番号 01-18

「′」 分 区点番号

01-76

「‐」 ハイフン(四分) 区点番号

01-30

「―」 ダッシュ(全角) 区点番号

01-29

「-」 負符号・減算記号 区点番号

01-61

「─」 横細線素片 区点番号

08-01

「━」 横太線素片 区点番号

08-12

中には遺跡情報の記述に用いるとは考え難い文字も含んでいるが、データ入力時に、文字の形が似ているため に間違って採用されて気づかないままになっているということがあり得るので注意が必要である。この字形が似て いる文字の数は、

Unicode

ではさらに拡大しており、よりいっそうの注意が求められる。

データベース検索時に特別な意味を持った文字として扱われることがある、 「※」「*」「#」「?」といった文字の使 用も望ましくない。

その他の文字の場合

JIS X 0208

が定める範囲内の文字とし、無い場合は範囲内の文字で代替する。考古学用 語ではほぼ同じ内容を表すために、伝統的にさまざまな漢字が用いられることがある。これらについての使用の 適否は表

18

にまとめている。

英数字は

JIS X 0201

の範囲内の文字を使用する。ただし、人名などで

JIS X 0201

で表現できない、アクセント 付のラテン文字などはすべて表現できる範囲内の文字で代替する。

概数は漢数字で表現する。

十数、数百

ローマ数字、丸付数字などの機種依存文字に注意し、用いないようにする。ローマ数字は

1

バイトの英字を組 み合わせて入力し、丸付数字は丸を取る。ローマ数字を英字に分解することにより、 文字数は変化する。

III、IV

かっこは

2

バイト文字を使用し、「:」(コロン、1 バイト文字、

&H3A)

「;」(セミコロン、

1

バイト文字、

&H3B

)は

1

バイト文字を使用する。記述要素を区切る場合は、スペースは使用せず、「。」(句点、区点番

0103

)「、」(読点、区点番号

0102

)でつなぐ。スペース文字は、画面や印刷物上でどういったスペース 文字であるのかを把握することが困難であり、安易に使用しないことが求められる。

固有名詞などで代替が不可能な文字には「〓」(げた記号、区点番号

0214

)を当てる。読みが判明している場 合は、直後にかっこをつけて読みをカタカナで付記する。

「?」は使用せず、記載内容に疑問点がある場合は、その箇所の直後に「か」を挿入する。

古墳(円墳か)、輸入陶磁器か、室町か

「等」「他」「外」は「など」「ほか」「ほか」とひらがなで入力する。ただし、平文中では漢字でもかまわない。

「(伝)」の( )は不要。

(伝)大刀 →伝大刀。

位取りの「,」は使用しない。これはデータを直接数値として処理する時のためである。

年代は

4

桁の西暦で入力する。「年、月、日」を使用しても「.」(ピリオド、1バイト文字、&H2E)を使用してもよい。

ただし、近世以前は和暦と併記する。

2004

11

16

日、2004.11.16、741(天平

13)年

ふりがなに関する注意

英数字に対するふりがなは

JIS

で規定されていないが、表

12

の通りとする。ここでは、記号類の読み方につい ては一部しか触れることができない。

長音に対するふりがなは、原則的には「う」とするが、外来語は「ー」(長音記号、区点番号

01-28)とする。

じどうしゃどう、にちょうめ、せんたー、にゅーたうん

記号のふりがなは、表記するものとしないものがある。「~」や「

No.

」はふりがなを表記するが、「()」「・」などはふ りがなに含めず(注)、スペースも空けない。文字ごとの詳細は表

12

の通り。書籍の副書名であることを表す「—」(ダ ッシュ(全角)、区点番号

01-29

)などの扱いについては、

4.2

を参照のこと。

青森県にみられる( )付きの遺跡名は、

例えば、「三内丸山(3)遺跡」は、「さんないまるやまかっこさんいせき」

と発音するということなので、例外とする。

表12 入力規則別表 ふりがな

ふりがなあり ふりがななし

英字 読み 数字 読み 記号など 読み・《説明》 句読点・記号 説明

A えい 1 いち あんど 読点

B びい 2 に/にい No. なんばー 区点

C しい 3 さん Loc.○ だい○ちてん 中点

D でぃい 4 よん 《片仮名繰返し記号》 コロン

E いい 5 《片仮名繰返し記号(濁点)》 セミコロン

F えふ 6 ろく 《平仮名繰返し記号》 - ハイフン

G じい 7 なな 《平仮名繰返し記号(濁点)》 / スラッシュ

H えいっち 8 はち 《同じく記号》 アポストロフ

I あい 9 きゅう 《同上記号》

ダブルクォー テーションマー

J じぇい 0 ぜろ 《繰返し記号》

K けい しめ

L える 「」 鍵括弧

M えむ () 丸括弧

N えぬ

O おお

P ぴい

Q きゅう

R あーる

S えす

T てぃい

U ゆう

V ぶい

W だぶりゅう

X えっくす

Y わい

Z ぜっと

※数字と英字が混じる場合は「-」(ハイフン)はふりがなに含めない。

※数字同士が連続する場合「-」(ハイフン)の読みは「の」で入力する。

※平成13(2001)年度など同様の意味の数字が連続する場合、()内はふりがなに含めない。

※()、「」には同様の記号が各種あるが、いずれもふりがなを付さない。

遺跡名 けいにじゅうろくいせき K-26遺跡

ごんげんやまごじゅうごうふん 権現山50号墳

りゅうだんなんばーじゅうごえいいせき 流団No.15A遺跡

かみかすやしめひきにしいせき 上粕屋・〆引西遺跡 ひゃくはちのさんいぶつさんぷち 108-3遺物散布地

きんせいむこうまちいせき 近世「向日町」遺跡

書名 みずさわいせきぐんはんいかくにんちょうさ へいせいななねんどはっくつちょうさがいほう 水沢遺跡群範囲確認調査-平成7年度発掘調査概報-

するがのくにしだぐんがあと 駿河国「志太郡衙跡」

ひらつかしなんばーはちじゅうろくねぎしびいいせきはっくつちょうさほうこくしょ 平塚市No.86根岸B遺跡発掘調査書

4.2 報告書抄録データベース入力規則

全体に対する注意

各フィールドの内部では改行を行わない。入力者の環境における画面上あるいは印刷上の見た目はデー タそのものと直接の関係はないことに留意する。同一フィールド内で複数表記する場合、他のフィールド での表記と対応させること。用字・用語については表

18

・表

19

も参照。

1

書名ふりがな

ひらがなで入力、表

12

下を参照。英字や数字も、書名を発音したときの音をひらがなで表現した形に入 力する。

2

書名

図書に表示されていて、それによって図書が同定識別される固有の名称。先に、「巻次」というフィール ドを立てていた、書名に対して同定識別するために与えられている番号あるいは名称に関するものもここ に含める。その際「第」「号」「巻」「冊」「集」などは省略し、ローマ数字、漢数字などもすべて

1

バイト のアラビア数字で表現する。「-」(&H2D)は使用可能。

3

副書名

書名に対してそれを補記するような名称。表記上副書名の両側に付加されていることがある「~」や「‐」

のような符号は省略し、複数の副書名があるときは、「 」(和字間隔、区点番号

01-01

)を使用して区切 る。改行は行わない。

ドキュメント内 遺跡情報交換標準の研究 (ページ 57-60)