44. FM 250W以上局のみ
評価実験の実験系統を図 1 に示す。また、実験に用いた機材を表 1 に示す。
1) ガードバンド 5/14 MHz
3.1 基本特性(入力レベルに対する S/N の関係)
受信機
Aを用いて、入力レベルに対する
S/Nの関係を、干渉
D/Uを変化させて測定した。測定結果を 図
4に示す。測定には
13セグメントの連結波を用い、干渉D/UのU(ISDB-T
SB信号)は、1 セグメントあ たりの電力に正規化した。また、ガードバンドは
5/14MHzとした。D と
Uを合せた入力レベルが高くなる と、S/N が劣化する傾向がある。
図
4受信機入力レベルと
S/Nの関係 0
10 20 30 40 50 60
-100 -90 -80 -70 -60 -50 -40 -30 -20 -10 0
入力レベル(dBm)
S/ N( dB )
妨害波なし DU=20 DU=15 DU=10 DU=5 DU=0 DU=-5 DU=-10 DU=-15
受信機
APLL Low -IF DC
チュー ナー ボード
I
ヘテ ロダ イン ヘテ
ロダ イン
Low-IF
ヘテ ロダ イン ヘテ
ロダ イン ヘテ
ロダ イン ヘテ
ロダ イン
Low-IF Low
-IF
ヘテ ロダ イン
IFバリ
PLL PLLコン
PLL PLL
PLL PLL
バリ
PLL PLLコン
チューニ ング
AC AC
DC AC
DC AC
DC DC
AC
電源
ACラジ カセ ラジ
カセ
チュー ナー ボード
車載
STBポケ
STBット ポケ
ット ラジ カセ ラジ
タイプ カセ
K J
H G
F E
D C
B
受信機
APLL Low -IF DC
チュー ナー ボード
I
ヘテ ロダ イン ヘテ
ロダ イン
Low-IF
ヘテ ロダ イン ヘテ
ロダ イン ヘテ
ロダ イン ヘテ
ロダ イン
Low-IF Low
-IF
ヘテ ロダ イン
IFバリ
PLL PLLコン
PLL PLL
PLL PLL
バリ
PLL PLLコン
チューニ ング
AC AC
DC AC
DC AC
DC DC
AC
電源
ACラジ カセ ラジ
カセ
チュー ナー ボード
車載
STBポケ
STBット ポケ
ット ラジ カセ ラジ
タイプ カセ
K J
H G
F E
D C
B
受信機
A3.2 セグメント数による違い
受信機
Aを用いて、セグメント数による干渉
D/Uの違いを求めるため、入力レベル-50dBm で
S/N = 50dBにおける干渉
D/Uを求めて比較した。
1
セグメント、3 セグメント、13 セグメントの連結波におけるガードバンドに対する干渉
D/Uを図
4に示 す。なお、干渉
D/Uは、ISDB-T
SB信号の
1セグメントあたりの平均電力
Uに対する
FM波の電力
Dと の比を表している。13 セグメント連結時が、FM 受信機へもっとも影響を与えているので、今後は
13セグ メント連結時の干渉
D/Uを基に考える。
図
4 セグメント数による違い-25 -20 -15 -10 -5 0 5 10 15 20
0 4.5 9 13.5 18
ガードバンド [MHz]
干渉D U 比 [d B ]
-50dBm S/N=50dB 1seg -50dBm S/N=50dB 3seg -50dBm S/N=50dB 13seg
1 セグメン ト あた りの 受信機 A
-25 -20 -15 -10 -5 0 5 10 15 20
0 4.5 9 13.5 18
ガードバンド [MHz]
干渉D U 比 [d B ]
-50dBm S/N=50dB 1seg -50dBm S/N=50dB 3seg -50dBm S/N=50dB 13seg
1 セグメン ト あた りの 受信機 A
3.3 ガードバンドに対する干渉D/U
各受信機のガードバンドに対する干渉
D/Uをまとめて、図
5に示す。干渉
D/Uが-14dB 以下は測定 できていないので、-14dB として示している。
図
5より、受信機によって特性差が大きいことがわかる。ポケットラジオ、ラジカセは特性にばらつきが 生じている。STB、チューナボードの特性は比較的良く、車載受信機の特性は非常に良かった。
図
5より、11 台の受信機中の最悪値を取り出し、小数第
1位を切り上げて整数値としたものを干渉
D/Uとして表
6に示す。ガードバンドが
0.357kHzと非常に近い周波数においては、干渉
D/Uは
17dB、ガードバンドを
4 MHzの場合は干渉
D/Uは
10dBとなった。この干渉
D/Uは
1セグメントあたりの干渉
D/Uであるので、仮に
10セグメントで連結するとすれば、10 セグメント全体の干渉
D/Uは
0 dBとなる。
尚、受信機
Dについて、ガードバンドをさらに広げてガードバンド
15 MHzにおいて測定した。干渉
D/Uは-2.1dB であり、ガードバンド
12 MHzの場合と比較して
1.2 dB改善された。
図
5ガードバンドに対する干渉D
/U
表
6干渉
D/Uガードバンド [MHz]
5/14 (0.357)4+1/14 (4.07)
6+1/14 (6.07)
12+1/14 (12.07)
干渉
D/U(1セグ) [dB]
17 10 9 0最悪値を干渉
D/Uとする
-15 -10 -5 0 5 10 15 20
0 5 10 15
ガードバンド [MHz]
干渉D/U [dB]
最悪値 A B C D E F G H I J K