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地震防災上必要な教育及び広報に関する計画

第7章 地震防災上必要な教育及び広報に関する計画

7-1 地震防災上必要な教育に関する計画

主な担当関係部署:防災危機管理課、消防本部、教育委員会(学校教育課、生涯学習課)、

健康増進課、高齢福祉課、障害福祉課、社会福祉課、

市民活動推進課、生活安全課、おもてなし観光課、建築課、

文化・スポーツ課

市は、県及び防災関係機関、自主防災組織、事業所等の自衛消防組織等と協力して、地 震防災上必要な教育及び広報を推進する。

(1)市職員に対する教育

地震災害応急対策業務に従事する職員を中心に、地震が発生した場合における地震災害 応急対策の円滑な実施を図るために必要な防災教育を、各部、各課、各機関において実施 する。防災教育の内容は次のとおり。

主 な 内 容

○南海トラフ巨大地震に伴い発生すると予想される地震動及び津波に関する知識

○地震・津波に関する一般的な知識

○南海トラフ巨大地震が発生した場合に具体的にとるべき行動に関する知識

○南海トラフ巨大地震が発生した場合に職員等が果たすべき役割

○南海トラフ巨大地震対策として現在講じられている対策に関する知識

○南海トラフ巨大地震対策として今後取り組む必要のある課題

(2)地域住民等に対する教育

市は、関係機関と協力して、防災マップの作成・見直し・周知、出前講座等の開催、防 災訓練等の機会を通じて、津波からの避難に関する意識の啓発など、地域住民等に対する 教育を実施する。

防災教育の内容は次のとおりとし、地域の実態に応じて地域単位、職場単位等で行う。

なお、その教育方法として、印刷物、ビデオ等の映像、各種集会の実施など、地域の実情 に合わせた具体的な手法により、自助努力を促し地域防災力の向上を図ることにも留意し ながら、実践的な教育を推進する。

第7章 地震防災上必要な教育及び広報に関する計画

主 な 内 容

○南海トラフ巨大地震に伴い発生すると予想される地震動及び津波に関する知識

○地震・津波に関する一般的な知識

○南海トラフ巨大地震が発生した場合における出火防止対策、近隣住民等と協力し て行う救助活動・避難行動、初期消火及び自動車運転の自粛等防災上とるべき行 動に関する知識

○正確な情報入手の方法

○防災関係機関が講ずる災害応急対策等の内容

○各地域における避難対象地域、急傾斜地崩壊危険箇所等に関する知識

○各地域における避難場所及び避難経路に関する知識

○避難生活に関する知識

○地域住民等自らが実施し得る、最低でも3日間、可能な限り1週間分程度の生活 必需品の備蓄、家具の固定、出火防止等の平素からの対策及び災害発生時におけ る応急措置の内容や実施方法

○住宅の耐震診断と必要な耐震改修の内容

(3)児童生徒等に対する教育

児童生徒等の安全確保のために、学校における防災教育が求められる。また、児童生徒 等を対象とした防災教育を実施することで、家庭への波及効果が図られ、地域の防災力を 高めることが期待される。そのため、市は、学校における防災出前授業の開催などにより 防災教育を推進する。

また、災害に対して適切な対処を冷静に行えるよう、学校における定期的な訓練等の実 施を支援する。

主 な 内 容

○過去の地震及び津波災害の実態

○津波の発生条件、高潮、高波との違い

○地震・津波が発生した場合の対処の仕方

○自分の家や学校、地域の地震・津波に関する知識

(4)防災上重要な施設管理者に対する教育

市は県と連携して、防災上重要な施設の管理者に対する研修の実施に配慮する。また、

施設の管理者は、それらの研修に積極的に参加する。

(5)自動車運転者に対する教育

市は、県及び県警察と連携して、運転免許更新時の講習や各種広報誌等により、地震発 生時における自動車運転者が措置すべき事項に係る教育の推進を図る。

第7章 地震防災上必要な教育及び広報に関する計画

7-2 相談窓口の設置

主な担当関係部署:建築課、都市計画課、防災危機管理課、消防本部

市は、地震対策の実施上の相談を受けるため必要な窓口を設置するとともに、その旨周 知徹底を図る。

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