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地震発生時の応急対策等

ドキュメント内 Microsoft Word - 01_表紙 (ページ 145-148)

第6章    日本海溝・千島海溝周辺海溝型地震防災対策推進計画

第3節  地震発生時の応急対策等

 

1  地震発生時の応急対策 

(1)  情報の収集伝達における役割 

情報の収集・伝達における役割は、第4章第1節「地震情報等の収集及び伝達」に定め るところに準じ、次のとおりとする。 

ア  地震情報等の収集及び伝達  (ア)  地震に関する情報の発表 

気象庁本庁等及び青森地方気象台は、次により地震に関する情報を発表する。 

a  地震情報の種類とその内容   

地震情報

の種類 発表基準 内容

震度速報

・震度3以上 地震発生約1分半後に、震度3以上を観測した地域名

(全国を約190地域に区分)と地震の揺れの発現時刻 を速報。

震源に 関する

情報

・震度3以上

( 大 津 波 警 報 、 津 波 警 報 ま た は 津 波 注 意 報を発表した場合は発表しない)

地震の発生場所(震源)やその規模(マグニチュード)

を発表。

「津波の心配がない」または「若干の海面変動がある かもしれないが被害の心配はない」旨を付加して発表。

震源・震 度に関す る情報

以下のいずれかを満たした場合

・震度3以上

・大津波警報、津波警報または津波注意 報発表時

・若干の海面変動が予想される場合

・緊急地震速報(警報)を発表した場合

地震の発生場所(震源)やその規模(マグニチュード)、

震度3以上の地域名と市町村名を発表。

震 度 5 弱 以 上 と 考 え ら れ る 地 域 で 、 震 度 を 入 手 し て い ない地点がある場合は、その市町村名を発表。

各地の 震度に 関する 情報

・震度1以上 震度1以上を観測した地点のほか、地震の発生場所(震 源)やその規模(マグニチュード)を発表。

震 度 5 弱 以 上 と 考 え ら れ る 地 域 で 、 震 度 を 入 手 し て い ない地点がある場合は、その地点名を発表。

その他の 情報

・顕著な地震の震源要素を更新した場合 や地震が多発した場合など

顕 著 な 地 震 の 震 源 要 素 更 新 の お 知 ら せ や 地 震 が 多 発 し た場合の震度1以上を観測した地震回数情報等を発表 推計震度

分布図

・震度5弱以上 観測した各地の震度データをもとに、1km四方ごとに 推計した震度(震度4以上)を図情報として発表。

遠地地震 に関する 情報

国外で発生した地震について以下のいず れかを満たした場合等

・マグニチュード7.0以上

・都市部など著しい被害が発生する可能 性がある地域で規模の大きな地震を観 測した場合

地 震 の 発 生 時 刻 、 発 生 場 所 ( 震 源 ) や そ の 規 模 ( マ グ ニチュード)を概ね30分以内に発表。

日本や国外への津波の影響に関しても記述して発表。

b.地震活動に関する解説情報等

地震情報以外に、地震活動の状況等をお知らせするために気象庁本庁及び管区・地方気象台 等が関係地方公共団体、報道機関等に提供し、ホームページなどでも発表している資料。

・地震解説資料

担当区域内の沿岸に対し大津波警報・津波警報・津波注意報が発表された時や担当区域内で 震度4以上の揺れを観測した時などに防災等に係る活動の利用に資するよう緊急地震速報、大 津波警報・津波警報・津波注意報並びに地震及び津波に関する情報や関連資料を編集した資料。

・管内地震活動図及び週間地震概況

地震及び津波に係る災害予想図の作成その他防災に係る関係者の活動を支援するために管 区・地方気象台等で月毎または週毎に作成する地震活動状況等に関する資料。気象庁本庁、管 区気象台及び沖縄気象台は週毎の資料を作成し(週間地震概況)、毎週金曜日に発表している。

(イ)  地震情報等の伝達  a  地震情報等の伝達方法 

(a)  関係機関から通報される、または全国瞬時警報システム(J−ALERT)

等により受信した地震情報等は、勤務時間内は総務課長が、勤務時間外は警備員 が受領する。 

(b)  警備員が受領した場合は、直ちに関係課長に伝達する。 

(c)  地震情報等を受領した総務課長は、町長に報告するとともに、その指示を得 て関係機関及び一般住民に通報する。 

(d)  関係機関等への通報は、第4章第1節「地震情報等の収集及び伝達」のとお りとする。 

(ウ)  一般住民に対する周知方法は、第4章第1節「地震情報等の収集及び伝達」のと おりとする。 

町長は、必要があると認めるときは、予想される災害の事態及びこれに対してとる べき避難のための立退きの準備その他の措置について、必要な通知または警告をする。

この際、要配慮者が円滑に避難のための立退きを行うことができるよう特に配慮する ものとする。 

(エ)  地震情報等の伝達系統 

地震情報等の伝達系統は、第4章第1節「地震情報等の収集及び伝達」のとおりと する。 

(2)  被害状況等の情報収集・伝達 

被害状況等の情報の収集・伝達については、第4章第2節「情報収集及び被害等報告」

及び同章第3節「通信連絡」に定めるところに準ずる。 

(3)  施設の緊急点検・巡視 

町は、必要に応じて、通信施設、水門等の津波防災施設、公共施設等、特に防災活動の 拠点となる公共施設等及び避難所に指定されている施設の緊急点検・巡視等を実施し、当 該建物の被災状況等の把握に努める。 

(4)  二次災害の防止 

町は、地震による危険物施設等における二次災害防止のため、必要に応じた施設の点 検・応急措置、関係機関との相互協力等を実施する。 

また、土砂災害の防止や倒壊物の飛散による被害の防止、ライフライン復旧時における 火災警戒等について、必要な措置を講ずる。 

(5)  救助・救出・消火・医療活動  ア  救助・救出 

第4章第8節「救出」に定めるところに準ずる。 

イ  消火 

第4章第6節「消防」に定めるところに準ずる。 

ウ  医療活動 

第4章第15節「医療、助産及び保健」に定めるところに準ずる。 

(6)  物資調達 

町は、発災後適切な時期において、町が所有する公的備蓄量、民間企業との協定等によ り調達可能な流通備蓄量、他の市町村との協定等による調達量について、主な品目別に確 認し、その不足分を県に供給要請する。 

(7)  輸送活動 

第4章第17節「輸送対策」に定めるところに準ずる。 

(8)  保健衛生・防疫活動 

第4章第15節「医療、助産及び保健」及び同章第20節「防疫」に定めるところに準 ずるほか、災害時の広域医療活動に必要な資機材の確保、トリアージ等の災害時に必要な 技能を有する専門家の育成等を進める。 

 

2  資機材、人員等の配備手配  (1)  物資等の調達手配 

ア  地震発生後に行う災害応急対策に必要な物資、資機材(以下「物資等」という。)の 確保を行う。 

イ  町は、県に対して管轄区域内の居住者、公私の団体(以下「居住者等」という。)及 び観光客、釣り客やドライバー等(以下「観光客等」という。)に対する応急救護及び 地震発生後の被災者救護のため必要な物資等の供給の要請をすることができる。 

(2)  人員の配置 

町は、人員の配備状況を県に報告する。 

(3)  災害応急対策等に必要な資機材及び人員の配置 

ア  防災関係機関は、地震が発生した場合において、本計画に定める災害応急対策及び施 設等の応急復旧対策を実施するため、必要な資機材の点検、整備及び配備等の準備を行 う。 

イ  機関ごとの具体的な措置内容は、機関ごとに別に定める。 

 

3  他機関に対する応援要請 

(1)  町が災害応急対策の実施のため必要な協力を得ることに関し、締結している応援協定 は第4章第30節「相互応援協定等に基づく広域応援協力」のとおりである。 

(2)  町長は、必要があると認めるときは、上記(1)に掲げる応援協定に従い、応援を要請す る。 

(3)  町長は、必要があると認めるときは、知事に対し、次の事項を明らかにして自衛隊の 災害派遣の要請を求める。 

ア  災害の情況及び派遣を要請する事由  イ  派遣を希望する期間 

ウ  派遣を希望する区域及び活動内容  エ  その他参考となるべき事項 

なお、派遣活動の内容は、おおむね次のとおりとする。 

(ア)  被害状況の把握  (イ)  避難の援助 

(ウ)  遭難者等の捜索救助  (エ)  水防活動 

(オ)  消防活動 

(カ)  道路または水路の啓開、障害物の除去  (キ)  応急医療、救護及び防疫 

(ク)  人員及び物資の緊急輸送  (ケ)  炊飯及び給水 

(コ)  救援物資の無償貸付、譲与  (サ)  危険物の保安または除去 

(シ)  その他必要に応じ、自衛隊の能力で対応可能な上記以外の措置 

(4)  町は、災害が発生し、他の都道府県からの緊急消防援助隊、警察の警察災害派遣隊を 受け入れることとなった場合に備え、県を通じた消防庁、代表消防機関及び警察庁との連 絡体制を確保し、活動拠点の確保等受入体制を確保するように努める。 

   

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