2010年に「サッポログループ環境基本理念」を見直 し、「サッポログループ環境基本方針」を新たに制定 しました(45ページ「環境負荷の全体像」参照)。
今後は、この基本理念と基本方針のもと、グループ 全体としての環境マネジメントを強化し、環境パ フォーマンスを向上していきます。
役員コメント ★ サッポログループでは、2003年の持株会社体制への 移行後、各事業会社がその事業特性に応じた環境行動指針、環境目標 を定め、環境マネジメントを推進してまいりました。一方、2010年には、
グループ事業の拡大・発展に沿った環境マ ネジメントの必要性に鑑みて、グループと しての環境基本方針を制定しました。今後 は、グループとしての環境パフォーマンス 向上を進めてまいります。
サッポロホールディングス(株)
常務取締役
上條 努
グループ全体の環境マネジメント
「サッポログループ環境基本方針」 制定
2
3 1
1 グループ環境保全委員会 2 仙台工場環境監査 3 九州日田工場環境監査
ISO14001・エコアクション21の認証取得
サッポログループは、グループ内の7製造事業場、熱 供給会社において、環境マネジメントシステムに関する 国際規格であるISO14001の認証を取得しています。
サッポロビールは、営業事業場の地区本部単位で「エ コアクション21(EA21)」 ※の認証取得をめざしており、
2010年には中四国本部で認証を取得し、近畿圏本部 で登録審査を受けました(2011年認証取得予定)。
環境教育・訓練の実施
サッポロホールディングスCSR部社会環境グループ では、グループ各社の従業員に対して環境教育を実施 しています。2010年は、4,754名にeラーニングを実施 し、100%が修了しました。またグループ各社でも、そ れぞれ従業員への環境教育を実施しています。
さらに、ISO14001認証取得事業場では、ISO14001 規格や環境マネジメントシステムに関する教育、緊急事 態への対応訓練 4 などを実施しています。
環境法規制遵守の状況
サッポロビール大阪工場跡地で基準値を超える汚染 物質が検出され、2009年から2010年にかけて所在地 の自治体のご指導のもと汚染土壌箇所の浄化工事を 行いました。浄化工事は3月に完了しました。
2010年は、工場所在地の自治体と締結している公 害防止協定の「臭気」についてのご指導をいただいた事 例が1件あり、是正に取り組みました。
そのほかの環境法規制違反などによる国や地方自 治体からの指導はありませんでした。
※ エコアクション21 企業・学校・公共機関が「環境への取組みを効果的・
効率的に行うシステムを構築・運用・維持し、環境への目標をもち、行 動し、結果を取りまとめ、評価し、公表する」方法として、1996年に環境 庁(現環境省)が策定した認証・登録制度。
エコアクション21 中央事務局 http://www.ea21.jp/
エコアクション21の取組み 近畿圏本部の事例
従業員コメント ★ サッポロビー ル近畿圏本部では2009年、大掛り な職場のフロア移転を行いました。
ペーパーレスの推進と快適な職場 環境づくり、コミュニケーションの 深化を目的に、一部署で先行して いた「部署内フリーデスク」 ※1 を全営業部署へ広げ、2010年6月からは週 に1回、組織を超えたフリーデスクを行っています。その結果、単なる整理 整頓のみならず業務の5S ※2 にもつながっています。
このほかにも、大阪市一斉清掃「クリーンおおさか」への参加など、さまざま な取組みを推進しています。エコアクション21認証取得にあたり、これま で以上の意識変革と一人ひとりの自主的行動ができるよう活動を進めて いきます。
※1 部署内フリーデスク 部署のなかでどこの席に座ってもよいこと。
※2 5S 職場環境の改善活動で用いられるスローガンで、各職場において徹底されるべ き 「整理」「整頓」「清掃」「清潔」「躾」 の5つの項目のこと。
サッポロビール
ISO14001・エコアクション21認証取得状況(2010年12月末現在)
サッポロワイン
2006年 7月 2007年 7月 2008年 3月 2010年 1月
2001年 8月 1999年 11月
1998年 9月 1999年 4月 1999年 5月 1999年 9月 2001年 4月 北海道工場
静岡工場 群馬工場
仙台工場/千葉工場 九州日田工場
北海道本部(EA21)
群馬工場(尾島事業所)
東北本部(EA21)
中四国本部(EA21)
岡山ワイナリー (恵比寿ガーデンプレイス内所在)
東京エネルギーサービス 社名/事業場/取得年月
サッポロビール(株)
近畿圏本部 総務部
岩坂 繁行
4 千葉工場の緊急事態対応訓練
ビール事業における物質収支・物質循環
ワイン製造量
焼酎製造量
712,182
kℓ9,186
kℓ22,691
kℓビールなど製造量
62.2
千 t0.1
千 t0.3
千 t19.2
千 t0.0
千 t12.0
千 t5.4
千 t73.1
千 t41.5
千 t0.5
千 t1,076,545
千MJ68,655
千kWh4,581
千m3 びんラベル 王冠 アルミ缶 スチール缶 段ボール 板紙
包装資材
麦芽 副原料 ホップ
原料
燃料 電力 用水
エネルギー・用水
国内酒類事業ごとの製造量(2010年)
環境負荷の全体像
地球環境のために
サッポログループ企業行動憲章
2.(2)「持続可能な社会」の構築に貢献する環境への取組み すべての事業分野において、また、製品・サービスのすべての段階に おいて、環境に配慮し、地球温暖化防止および循環型経済社会など の、「持続可能な社会」の構築に貢献する取組みを進めます。
サッポログループ環境基本理念
(2003年12月16日制定、2010年12月20日改定)
サッポログループは、『潤いを創造し豊かさに貢献する』との経営理念 のもと、すべての事業分野において提供する商品及びサービスの全 ライフサイクルに亘り、社員一人ひとりが地球環境を守り、持続可能 な社会を実現するために積極的に行動することを約束します。
サッポログループ環境基本方針
(2010年12月20日制定)
「サッポログループ環境基本方針」および「各事業会社の環境行動 指針・環境目標」の詳細は、ホームページで開示しています。
(2011年6月公開予定)
各事業会社の環境行動指針・環境目標
サッポログループは、事業活動にともなって発生するCO2や 排出物質などの量を把握することが、環境活動の第一歩だと 考えています。
事業ごとに使用する資源や原材料は異なりますが、「使用する もの」と「排出するもの」の全体像を把握したうえで、その影響 を考慮し、サッポログループが地球環境のためにできることを 考え、実施していきます。
ここでは、事業ごとの物質収支を表にまとめました。また、
ビール事業については、物質循環をイメージできる図を記載し ました。
http://www.sapporoholdings.jp/csr/2011/earth/index.html
燃料および熱 電力 用水
CO2
排水量 副産物 廃棄物
ワイン事業 焼酎事業 外食事業 不動産事業
OUTPUT INPUT
13,448 3,893 108
45,712 2,052 105
112,085 25,033 487
725,944 57,114 527
3.2 97 816
3.1 70 1,039
16.7 487
− 1,598
※1 ※2
※1
63.8 514
− 4,320
※1 2009年4月〜2010年3月の数値を使用しています。
※2 数値は地冷会社(東京エネルギーサービス)を除く。
東京エネルギーサービスの物質収支:使用エネルギー 448,201千MJ、販売エネルギー 363,443千MJ、CO2 1.3千t-CO2、用水 120千m3、排水量 24千m3。
(千 MJ )
(千kWh)
(千m3)
(千t- CO2)
(千m3)
( t )
( t )
容器