北陸 6 0 0.0 1 16.7 3 50.0 2 33.3 0 0.0 北陸⑥52
中国 9 0 0.0 5 55.6 3 33.3 1 11.1 0 0.0 山陰③45・中国⑨85山陽⑥106 四国 8 0 0.0 3 37.5 4 50.0 0 0.0 1 12.5 四国⑧51
九州 20 2 10.0 7 35.0 7 35.0 1 5.0 3 15.0 九州⑰79・(北九州⑪78)沖縄③45・(南九州⑥79)
全国 110 5 4.5 56 51.0 26 23.6 11 10.0 12 10.9 全国平均 116
(注) 関東内陸 B 4(40.0%), C 2(20.0%), D 1(10.0%), E 3(30.0%) 計10行 東京都市圏 B 7(70.0%), C 1(10.0%), D 2(20.0%) 計10行
ほど過剰でないということである。すなわち、
東京都市圏では地銀が10行立地しているがそ のうち収益性が経常利益率20%以上の地銀は 9行であるから90%の地銀が好収益性を確保し ていることになる。同様にして東海は7行/ 13 行・53.9%、関東内陸4行/ 10行・40%、近畿4 行/ 12行・33.3%、北陸・中国・四国・九州の4 地方は14行/ 43行・32.6%、東北2行/ 19行・
10.5%と東京・名古屋・大阪の3大都市圏にあっ ては収益性が高い。しかし、3大都市圏のうち で大阪を中心として近畿地方の地銀の収益性は 東京都市圏や東海地方に比較して劣る。
ここで特に注目すべきことは、北海道であ る。北海道は3つの地銀に集約され、さらに北 洋と札幌の2行が合併することになったので過 当競争が少く、したがって収益性も高い。すな わち、経常利益率は北海道銀行35.9%でAクラ ス、北洋銀行も38.2%でAクラスであり、札幌
銀行は28.4%でBクラスということであるから 100%が収益性の高い地域として存続している。
当に「北海道に学ぶ」べきではないか。
(注)表−15は慶長5年から平成17年までの 地域別人口の超長期的変遷をまとめたもので、
①その第1はこの405年間でシェアが増加した のは、関東19.7%→34.9%と九州10.3%→10.5%
の2地域のみである。しかし、九州は1995年を ピークに人口減少に転じていることを勘案する と関東への一極集中が超長期的トレンドである といってもよかろう。
② 第2に1995年 か ら2005年 の10年 間 に 人 口 が増加している地域は関東・東海・近畿。人口 が減少している地域は北海道・東北・北陸・中 国・四国・九州である。
③第3に3大都市圏の人口を100とした人口 シェアの変遷でみると、東京都市圏のみが慶長 5年から平成17年までの405年間連続してシェ
表− 14 地方銀行:収益性五段階ランキングと 1 行当り支持人口('07/3 期)
ランキング
地域別 A
(30%以上) B
(20〜 29%) C
(15〜 19%) D
(10〜 14%) E
(10%以上) 1行当り支持人口
(単位:万人)
北東
% % % % % 北海道188・青森72・岩手46・
秋田57・山形30・宮城118・
福島70・新潟80 22 2 9.2 3 13.6 7 31.8 3 13.6 7 31.8
三大地方
関東 20 5 25.0 8 40.0 3 15.0 2 10. 2 10.0 茨城99・栃木101・群馬101・
山梨89・長野110・埼玉705・
東京314・神奈川440・千葉202 東海 13 1 7.7 6 46.1 5 38.5 1 7.7 0 0.0 愛知242・岐阜70・静岡95・三重62 近畿 12 0 0.0 4 33.3 3 25.0 3 25.0 2 16.7 京都265・大阪176・兵庫280・滋賀69・奈良142・和歌山104
四 地 方
北陸 6 0 0.0 2 33.3 0 0.0 0 0.0 4 66.7 富山37・石川117・福井41 中国 9 0 0.0 1 11.1 1 11.1 1 11.1 6 66.7 広島144・岡山93・山口75・鳥取61・島根37 四国 8 0 0.0 5 62.5 1 12.5 1 12.5 1 12.5 香川51・愛媛73・徳島41・高知40 九州 20 1 5.0 5 25.0 5 25.0 4 20.0 5 25.0 福岡126・熊本92・大分61・
佐賀43・長崎49・宮崎58・
鹿児島88・沖縄45 全国 110 9 8.2 34 30.9 25 22.7 15 13.6 27 24.6 全国平均 116
(注) 収益性A+B 北海道3/3行100%、東京MA9/10行90%、東海7/13行53.9%、関東内陸4/10行40%
表−15 地域別人口配置の超長期的変動(1600〜2005年・405年間) (単位:1,000人) 年次 地域別
1600年188019401945195519952005増減率構成比(全国=100) (慶長5年)(明治13年)(昭和15年)(昭和20年)(昭和30年)(平成7年)(平成17年)1600〜1880 (280年間)1880〜1955 (75年間)1955〜2005 (50年間)1995〜2005 (10年間)1600年 (慶長5年)1880年 (明治13年)1955年 (昭和30年)2005年 (平成17年) 倍倍%% 北海道71633,2733,5184,7735,6925,62823.2929.2817.9△1.10.10.55.34.4 東 北1,4975,3439,22910,65811,80812,32312,0483.572.212.0△2.214.614.913.19.4 関 東2,4237,20419,24017,36423,47842,59644,5762.973.2689.94.619.720.126.134.9 東 海1,4853,9567,6417,9919,48914,52815,0212.662.4058.33.412.111.010.511.8 近 畿3,4195,09111,9349,80412,81220,62620,8931.492.5263.11.327.914.214.216.4 北 陸4401,8342,2252,5672,7413,1303,1084.171.5013.4△0.73.65.13.02.4 中 国1,0004,1295,7186,2296,9927,7757,6763.721.699.8△2.39.111.57.86.0 四 国6252,6183,3373,8374,2454,1834,0684.191.62△4.2△2.75.17.34.73.2 九 州1,2665,2769,93710,02912,93713,48313,3534.172.453.2△1.010.314.714.410.5 全 国12,27335,92573,11472,52390,077125,569127,7682.932.5141.81.8100.0100.0100.0100.0 3大都市圏4,94810,01428,10722,36632,43760,21362,7642.023.2493.54.240.327.936.049.1 東京都市圏1,2483,75112,7409,36815,42432,57534,4793.014.11123.55.810.210.417.127.0 京阪神都市圏2,5113,2779,7447,22710,17416,82817,0561.313.1167.61.420.510.011.313.3 中国都市圏1,1892,9865,6235,7716,83910,81011,2292.512.2964.23.99.79.17.68.8 その他地域7,32525,91145,00750,15757,64065,35665,0043.542.2312.8△0.559.772.164.050.9 資料:1600年の人口…佐貫・速水推計 1880年人口…佐貫推計 1940年以降…国勢調査ベース (注)3大都市圏を100とした人口シェアの変遷(1000人・%) 1600(慶5)1880(明13)1955(昭30)2005(平17)増減幅 1600〜2005 3大都市圏4,94810,01432,43762,764+57,816 東京都市圏25.237.547.654.9+29.7 京阪神都市圏50.832.731.427.2△23.6 中京都市圏24.029.821.017.9△6.1
アを25.2%から54.9%(+29.7ポイント)へと拡 大しているのに、京阪神都市圏はこの間△23.6 ポイント、中京都市圏では△6.1ポイントをそ れぞれ低下している。
この現実からみて、第1に日本経済のグロー バル化が一層進展すると考えられるので東京都 市圏への一極集中が加速するとみられる。従っ て、地銀1行当りの支持人口は東京都市圏のみ が増加するわけであるから、地銀の集約・再編 成が東北地域・四地方のみでなく、京阪神都市 圏や中京都市圏でも加速するとみなければなる まい。