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第6章 障害福祉サービス等の推進

2 地域生活支援事業

地域生活支援事業は、障害のある人が自立した日常生活や社会生活を営むことができるよ う、地域の特性や利用者の状況に応じて、効率的・効果的な実施が求められる事業です。そ のため、市町村は国の定める範囲において、創意工夫を凝らした柔軟な事業を実施すること が可能となっています。

地域生活支援事業は、必須事業と任意事業に分かれています。必須事業は、相談支援事業、

意思疎通支援事業、日常生活用具給付等事業、移動支援事業、地域活動支援センター事業等、

基本的にすべての市町村で実施が義務づけられている事業です。任意事業は市町村ごとに実 施する内容が異なる事業であり、本市では訪問入浴サービス事業、日中一時支援事業、生活 支援事業、障害児タイムケア事業、更生訓練費給付事業、社会参加促進事業を実施していま す。

・理解促進研修・啓発事業

任意事業

地域生活支援事業

必須事業

・意思疎通支援事業等

・成年後見制度利用支援事業等

・日常生活用具給付等事業

・移動支援事業

・地域活動支援センター事業

・訪問入浴サービス事業

・日中一時支援事業

・障害児タイムケア事業

・生活支援事業

・相談支援事業

・自発的活動支援事業

(1)必須事業

地域生活支援事業の各サービスについては、基本的に第4期計画期間中の実績と、障害の ある人の増加傾向、及び事業実施の計画に基づいて、見込量を設定しています。

サービス種別 見込量の単位

1.理解促進研修・啓発事業 実施の有無

2.自発的活動支援事業 実施の有無

3.相談支援事業

○障害者相談支援事業

○基幹相談支援センター

○基幹相談支援センター等機能強化事業

○住宅入居等支援事業(居住サポート事業)

年間の実施箇所数及び実施の有無

4.成年後見制度利用支援事業 成年後見制度法人後見支援事業

年間の利用者数【人】

実施の有無 5.意思疎通支援事業等

○手話通訳者派遣事業

○要約筆記者派遣事業

○手話通訳者設置事業

○手話奉仕員養成研修事業

手話通訳、要約筆記の年間の利用件数【件】及び 利用時間数(移動時間を除く。)【時間】

手話通訳者の設置人数【人】

年間養成講習修了者数【人】

6.日常生活用具給付等事業 日常生活用具の種類ごとの年間の給付件数【件】

7.移動支援事業 年間の利用者数【人】

年間の利用時間数【時間】

8.地域活動支援センター事業 年間の実施箇所数【箇所】

年間の利用者数【人】

① 理解促進研修・啓発事業

障害のある人が地域で安心して生活するための環境整備として、地域社会における障害 者の理解促進及び共生社会の実現に向けた啓発事業を推進します。

② 自発的活動支援事業

障害のある人が自立した日常生活及び社会生活を営むことができるよう、障害のある人 またはその家族、地域住民等による地域における自発的な取り組みを支援することにより、

共生社会の実現を図ります。

項 目 単位 2018年度

(平成 30 年度)

2019年度

(平成 31 年度)

2020年度

自発的活動支援事業 実施の有無 有 有 有

③ 相談支援事業

相談支援事業は相談、情報提供、虐待防止、権利擁護のために必要な援助等を行う事業 であり、障害者相談支援事業、基幹相談支援センター、基幹相談支援センター等機能強化 事業、住宅入居等支援事業(居住サポート事業)があります。

障害者相談支援事業は、障害のある人等の福祉に関する問題に対して相談に応じ、必要 な情報提供や助言等を行うとともに、虐待の防止や早期発見に向けた関係機関との連絡調 整や、障害のある人等の権利擁護のために必要な援助を行います。

基幹相談支援センターは、総合的な相談や成年後見制度利用支援事業を実施し、身近な 地域の相談支援事業者では対応できない個別事例への対応や、地域の相談支援の中核的な 役割を担うとともに、地域生活支援拠点等の面的整備のうえで連携の拠点となります。

基幹相談支援センター等機能強化事業は、相談支援事業が適正かつ円滑に行われるよう、

一般的な相談支援事業に加え、社会福祉士、精神保健福祉士等の専門的な職員を配置し、

相談支援機能の強化を図ります。

住宅入居等支援事業(居住サポート事業)は、賃貸契約による一般住宅(公営住宅及び 民間の賃貸住宅)への入居にあたって、保証人がいない等の理由により入居が困難で支援 が必要な障害のある人について、入居に必要な調整に関する支援や、家主等への相談・助 言などを行い、障害のある人の地域生活の支援を行います。

項 目 単位 2018年度

(平成 30 年度)

2019年度

(平成 31 年度)

2020年度

相談支援事業

障害者相談支援事業 箇所 4 4 4

基幹相談支援センター

実施の

無 有 有

基幹相談支援センター等

④ 成年後見制度利用支援事業・成年後見制度法人後見支援事業

障害福祉サービスの利用等の視点から、成年後見制度の利用が有効と認められる人に対 し、成年後見制度の利用の支援に向け、関係施設等と連携し、普及啓発を行います。

項 目 単位 2018年度

(平成 30 年度)

2019年度

(平成 31 年度)

2020年度

成年後見制度利用支援事業 人/年 5 5 5

成年後見制度法人後見支援事業 実施の有無 有 有 有

⑤ 意思疎通支援事業等

聴覚、言語・音声機能等の障害のため意思の伝達に支援が必要な人について、手話通訳 者や要約筆記者の派遣、手話通訳者の配置、手話奉仕員の養成を行います。

項 目 単位 2018年度

(平成 30 年度)

2019年度

(平成 31 年度)

2020年度

手話通訳者派遣事業 件/年 520 520 520

時間/年 910 910 910

要約筆記者派遣事業 件/年 50 50 50

時間/年 100 100 100

手話通訳者設置事業 人/年 2 3 3

手話奉仕員養成研修事業 人/年 40 40 40

⑥ 日常生活用具給付等事業

日常生活を営むのに支障のある重度の障害のある人に対し、日常生活上の便宜を図るた めの用具等を給付します。事業の実施にあたっては、府内市町村と歩調を合わせて、低所 得者への軽減措置を含めた利用者負担額の上限額の設定等を引き続き実施します。

項 目 単位 2018年度

(平成 30 年度)

2019年度

(平成 31 年度)

2020年度

⑦ 移動支援事業

障害のある人が円滑に外出することができるよう、移動支援を実施し、地域における自 立した生活や余暇活動等への社会参加を促進します。近年、利用者数及び利用時間につい ては、他のサービスへの移行等で減少傾向にありますが、新たな利用ニーズを踏まえ、若 干の増加を見込んでいます。実施にあたっては、府内市町村と歩調を合わせて、低所得者 への軽減措置を含めた利用者負担額の上限額の設定等を引き続き実施します。

また、施設入所者の帰宅時における利用等、新たなニーズへの対応とともに、利用実態 の把握に努め、利用内容の適正化に取り組みます。

項 目 単位 2018年度

(平成 30 年度)

2019年度

(平成 31 年度)

2020年度

身体障害のある人 人/年 61 61 61

時間/年 15,316 15,316 15,316

知的障害のある人 人/年 162 162 162

時間/年 45,987 45,987 45,987

障害のある児童 人/年 32 32 32

時間/年 18,855 18,855 18,855

精神障害のある人 人/年 19 19 20

時間/年 2,307 2,307 2,429

合 計 人/年 274 274 275

時間/年 82,465 82,465 82,587

⑧ 地域活動支援センター事業

地域活動支援センターにおいて、障害のある人に創作的活動または生産活動等の機会を 提供し、地域生活支援の促進を図ります。

項 目 単位 2018年度

(平成 30 年度)

2019年度

(平成 31 年度)

2020年度

地域活動支援センター 箇所 3 3 3

人/年 70 70 70

■地域生活支援事業(必須事業)における見込量の確保の方策

地域生活支援事業は、今後もサービスの質が低下することのないよう、人材の確保や研修

(2)任意事業

第4期計画に引き続き、任意事業として下記の事業を実施します。サービスの質・量とも に低下させないこと、障害児タイムケア事業を除き、継続的に事業を推進することを基本と して見込量を設定しています。

サービス種別 見込量の単位

1.訪問入浴サービス事業 2.日中一時支援事業 3.生活支援事業

4.障害児タイムケア事業 5.更生訓練費給付事業 6.社会参加促進事業

年間の利用回数及び実施の有無

① 訪問入浴サービス事業

地域における身体障害のある人の生活を支援するため、居宅に訪問し、入浴サービスを 提供します。

項 目 単位 2018年度

(平成 30 年度)

2019年度

(平成 31 年度)

2020年度

訪問入浴サービス事業 人/年 10 10 10

回/年 500 500 500

② 日中一時支援事業

日中における活動の場の確保及び親の就労支援や家族の一時的な休息等を支援します。

項 目 単位 2018年度

(平成 30 年度)

2019年度

(平成 31 年度)

2020年度

日中一時支援事業

人/年 6 6 6

③ 生活支援事業

日常生活上必要となる訓練や指導等を行うほか、入浴サービスや健康相談等も実施する ことで日常生活を支援します。

④ 障害児タイムケア事業

障害のある児童を対象として、保護者が就労・病気等の理由により不在、または家庭で 介護できない場合に、その児童の活動の場を提供する事業ですが、利用者の放課後等デイ サービスへの移行がすすんでおり、利用ニーズの状況を踏まえ、事業の廃止も含めて検討 を行います。

⑤ 更生訓練費給付事業

更生訓練費の支給により、就職等により自立する人の社会復帰を促進します。

項 目 2018年度

(平成 30 年度)

2019年度

(平成 31 年度)

2020年度

更生訓練費給付事業 継続 継続 継続

⑥ 社会参加促進事業

スポーツ・レクリエーション活動を通じて、障害のある人の体力増進や交流を図るべく、

障害者スポーツを普及するために教室等を開催することをはじめ、点訳・音訳等の方法に よる情報の提供、自動車改造にかかる経費の一部を助成するなど、今後も継続して、各サ ービスを実施することにより、障害のある人への支援と社会参加を促進します。

項 目 2018年度

(平成 30 年度)

2019年度

(平成 31 年度)

2020年度

社会参加促進事業 継続 継続 継続

項 目 単位 2018年度

(平成 30 年度)

2019年度

(平成 31 年度)

2020年度

生活支援事業

人/年 11 11 11

回/年 862 862 862

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