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地域全体で支え合うための安全・安心なくらしの確保

ドキュメント内 第 4 章施策の推進 (ページ 34-46)

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で共通のシステムを運用しており、地域が一体となって認知症高齢者の見守り支援を推 進しています。

≪ 具体的な事務事業と目指す成果 ≫

◇ 地域での見守り体制の整備

見守りの必要な高齢者の変化を早期に発見し、必要な支援を行うため、地域の身近な 支援者である町内会役員、民生委員のほか、各種宅配サービス事業所(新聞販売所、宅 配弁当事業者等)等の関係機関とのネットワークを構築するほか、ほのぼのコミュニテ ィ 21 推進事業により地域住民との交流機会の創出や見守り活動を行います。

また、希望する町内会に対し、地区を担当する高齢者支援センターが事務局となり、

必要な助言等を行い、見守りネットワークの構築を支援します。

さらに、消費生活に関するトラブルについては、各高齢者支援センターと連携し、1 人暮らし高齢者や高齢者のみ世帯等に情報提供や注意喚起を行うとともに、トラブルの 早期発見を図り、八戸市消費生活センターや警察等の関係機関と連携し、早期に相談に つなげられるよう支援します。

◇ あんしんカード事業の推進

八戸圏域連携中枢都市圏における共通の課題を抽出し、その対応策を検討することで、

事業のより円滑な運用を図ります。また、制度の周知により登録者数の増加を図り、支 援体制を強化します。

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≪ 主な事務事業 ≫

事業名 概要 担当課

地域の安心・安全見守り活動 推進事業

○宅配業者、タクシー会社、新聞販売店など と「地域の安心・安全見守り協定」を締結 し、事業者が業務上把握した地域住民の 状況に関する情報提供を受け、必要な対 応につなげる体制を構築する。

福祉政策課

ほのぼのコミュニティ 21 推進事業

○「ほのぼの交流協力員」が高齢者や障がい 者等の自宅を訪問する。

○関係者間の連携を深める連絡会や、見守 り活動に関する研修会を開催する。

福祉政策課

消費者アシスト隊員養成事業 ○高齢者の消費者トラブル防止のため、消 費者アシスト隊に登録した民生委員、町 内会、地区社会福祉協議会等による高齢 者の見守り活動の中で、必要に応じて消 費生活センターへ誘導するなど、被害の 未然防止や早期発見を図る。

くらし交通安全課

市敬老祝金支給事業 ○長寿を祝し社会に貢献した功績をたた え、その労をねぎらうことを目的として、

100 歳、88 歳になる市民へ敬老祝金を支 給する。

高齢福祉課

地区敬老会助成事業 ○各地区民生委員児童委員協議会等が主催 する、地区敬老会の開催経費の一部を補 助する

高齢福祉課

あんしんカード事業【再掲】 ○認知症等により自宅に戻ることができな くなる恐れがある人の情報を事前に市と 警察署に登録する。

○登録者が保護された際には、速やかに家 族等に連絡を行う。

高齢福祉課

民生委員児童委員育成事業 ○新任の民生委員や、児童委員を対象に研 修会を開催する。

○民生委員児童委員協議会の運営費を補助 する。

福祉政策課

災害時要援護者支援事業 ○災害時要援護者の名簿や、個別避難支援 プランを作成する。

○要援護者名簿等の提供を通じて、要援護 者を地域で支援していく体制を構築す る。

○災害時要援護者支援マップシステムを運 用する。

福祉政策課

救急医療情報キット配付事業 ○災害時要援護者等に対して、救急医療情 報キットを配付する。

福祉政策課

60 2 成年後見制度の利用促進

≪ 現状 ≫

○ 成年後見制度の利用が必要となる背景

成年後見制度は、認知症や知的障害、その他精神上の障害により判断能力が不十分で あるために契約等の法律行為における意思決定が困難な人について、成年後見人等がそ の人の判断能力を補い、その人の生命、身体、自由、財産等の権利を擁護し法律的に支 援する制度です。

令和元年度在宅介護実態調査によると、要介護状態の人が抱えている疾病として、認 知症の割合が 36.6%と最も多く、認知症の指標となる認知症高齢者の日常生活自立度が

Ⅱ(日常生活に支障をきたすような症状・行動や意思疎通の困難さが見られる状態)以 上の高齢者は 76.0%と、人口 10 万人以上 30 万人未満の都市の全国平均の 52.2%を大き く上回っています。

今後、高齢者人口の増加に伴い、認知症高齢者のほか、1人暮らしの高齢者の増加も 見込まれるため、成年後見制度の利用の必要性が高まっていくものと考えられます。

○ 成年後見制度の利用促進

全国的に成年後見制度が十分に活用されていない状況であることを踏まえ、国では成 年後見制度の利用の促進に関する法律に基づき、平成 29 年3月に成年後見制度利用促進 基本計画を閣議決定しました。

当該計画において、市町村は、必要な人が成年後見制度を利用することができるよう、

権利擁護支援の地域連携ネットワークの構築を図るため、そのコーディネートを担う中 核機関や専門職団体等の協力を得る協議会等の設置・運営に積極的な役割を果たすなど、

成年後見制度の利用促進に関し必要な措置を講ずるよう努めるものとされています。

≪ 具体的な事務事業と目指す成果 ≫

◇ 権利擁護支援のためのネットワークづくり

平成 28 年5月に設置した八戸市成年後見センターが、地域連携ネットワークのコーデ ィネートを担う中核機関として、引き続き、成年後見制度の広報・啓発、同制度の利用 相談を含めた権利擁護総合相談、後見人支援、市民後見人の養成・推進等に取り組むほ か、専門職・関係機関の協力体制を構築し、本人を後見人とともに支える「チーム」とし て、意思決定支援・身上保護を重視した後見活動を支援する体制を強化していきます。

特に、権利擁護総合相談では、地域住民や関係機関等からの相談に対応し、情報を集 約するとともに、成年後見制度の利用が必要にも関わらず、本人及び親族による申立て が見込めない場合は市長申立てにつなげ、同制度利用以外にも支援が必要であった場合 には関係機関につなぐなど、早期対応支援を行います。また、地域包括支援センター等 の関係機関と連携し、権利擁護に関する必要な支援が行われる見守り体制の整備を図り ます。

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さらに、平成 30 年 11 月に八戸市成年後見センター内に設置した弁護士、司法書士及 び社会福祉士の専門職と、医療機関、地域包括支援センター、市民後見人、学識経験者、

家庭裁判所等の関係者で構成される「成年後見ネットワーク会議」を地域連携ネットワ ークの協議会として、個々のケースに対するチームでの対応や専門職団体及び関係機関 等の協力・連携強化等、成年後見制度の利用促進及び円滑な運用を図るための協議を行 います。

◇ 成年後見制度の利用の促進に関する調査審議機関

平成 24 年8月に設置した弁護士、司法書士及び社会福祉士の専門職と、社会福祉協議 会、学識経験者等の関係者で構成される市民後見推進協議会を成年後見制度の利用の促 進に関する調査審議機関とし、市民後見人の養成や支援体制の強化、利用支援等、成年 後見制度の利用の促進に向けて調査審議を行います。

◇ 市民後見人の育成・支援体制の整備

弁護士や司法書士、社会福祉士等の専門職後見人の担い手不足を補うため、平成 23 年 度、平成 28 年度及び令和元年度に、社会貢献への意欲があり、一定の知識等を身につけ た第三者後見人である市民後見人を養成しました。

次回は令和4年度の養成を目指しながら、市民後見人候補者名簿登録者(市民後見人 養成研修終了後、候補者として登録した人)が、適正かつ安定的に活動できるよう後方 支援体制を整備するとともに、後見人活動に必要な知識等を習得し資質や対応力の向上 を図ることを目的に、登録者を対象としたフォローアップ研修を開催します。

また、市民後見推進協議会では、市民後見人が適正かつ安定的に活動できるよう必要 な事項について意見聴取及び調査審議するほか、家庭裁判所から市民後見人候補者の推 薦依頼があった際には、被後見人にふさわしい候補者を選出できるよう受任調整を行い ます。

◇ 成年後見制度、成年後見センターの役割及び市民後見人の周知の強化

成年後見制度、成年後見センターの役割及び市民後見人に関して普及啓発するため、

成年後見セミナーや研修会を開催するとともに、他団体が開催する研修には講師を派遣 するなどの協力を行います。

また、啓発用パンフレットを相談窓口等に設置するとともに、相談者や関係機関、研 修等の参加者に配布し、周知を行います。

ドキュメント内 第 4 章施策の推進 (ページ 34-46)

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