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第3章  工事費積算

第5節  土工の適用歩掛

 1 管路掘削   (1) 適用範囲

      本基準は、水道工事の管路開削工事における機械掘削工に適用する。

     なお、掘削機種は現場条件・経済性を総合的に判断して選定する。

     「参考資料」建設機械の選定基準を参照すること。

    1)機械掘削工は、溝堀り状態の作業条件であり、のり切り状態で施工する       場合は別途考慮する。

    2)地山の掘削積み込みに適用する。

  (2) 掘削方法の選定

      管路掘削における掘削方法は、原則として機械掘削とし、道路の有効幅員や      占用位置など、次のような諸条件により機械掘削が不可能又は人力掘削による      ことができる。

    1)下水道、ガス、電気等の地下埋設物及び人家等周辺の構造物の設置状況     2)地形(道路の幅員及び屈曲並びに傾斜等)及び地質(岩、転石、軟弱地盤等)

      による作฀業性

    3)道路及び交通管理者による工事許可の見通し     4)工事現場への機械輸送の可否

    5)人力掘削との経済比較

    (注)1.上記1)2)による人力掘削の範囲は、埋設物のふくそう状況等施工          環境により決定する。

       2.給水装置工事、修繕工事等については別途考慮する。

  (3) 施工歩掛      1) 機械掘削

      「水道事業実務必携 第二編1-1-1管路掘削」によるものとする。

     2) 人力掘削(床堀り)

      「福島県土木工事標準積算基準 Ⅱ-1-③-1 床掘工        床掘り(現場制約あり)」によるものとする。

 2 構造物等掘削   (1) 適用範囲

      本基準は、構造物工事(浄水場等)及び舗装工事等における掘削工に適用する。

  (2) 掘削方法の選定      1) 掘削方法の選定

      構造物掘削における掘削方法については、掘削幅、掘削深さ、現場条件、掘削      土量及び経済性を考慮し、決定すること。

     2) 掘削方法

人力掘削工 人力積込工

掘削方法 バックホウ、クラムシェル

ブルドーザー

人力併用機械掘削(バックホウ、クラムシェル)

人力掘削

機械掘削

3.5―2   (3) 施工歩掛

     1) 機械掘削

      「福島県土木工事標準積算基準 Ⅱ-1-②-5 3-1 掘削」

      によるものとする。

 3 舗装版取壊工   (1) 適用範囲

      コンクリート舗装版、アスファルト舗装版、コンクリート+アスファルト舗装      版の破砕作業及び掘削、積込に適用する。

  (2) 機種の選定

      機種の選定は、図-1及び表-3によることを標準とする。

図-1

以下

超えるもの 使

工種 舗装版切断

コンクリートカッタ

※「舗装版 切断工」に よる。

工 工

直接掘削・積込 バックホウ 舗装版破砕

15cm

掘削・積込

騒音振 動対策 技術指 針の適 用地域 上記以 外の地

コンクリート圧砕機 + バックホウ (ベー スマシ ン)

大型ブレーカ + バックホウ (ベースマシン)

掘削・積込 バックホウ

表-3

管路掘削 工事のみ 適用

管路掘削 工事のみ 管路掘削 工事のみ 管路掘削 工事のみ

1 規格

よる掘削積込

機械名 直接掘削

積込

1 大型ブレーカ

による 舗装版破砕

バックホウに

1

1 1 1 よる掘削積込

コンクリート 圧砕機による 舗装版破砕 バックホウに

クローラ型山積0.45㎥(平積0.3㎥)

(ベースマシン)

排出ガス対策型(第1次基準値)

クローラ型山積0.08㎥(平積0.06㎥) 排出ガス対策型(第1次基準値)

クローラ型山積0.13㎥(平積0.10㎥) 排出ガス対策型(第1次基準値)

クローラ型山積0.28㎥(平積0.20㎥) 排出ガス対策型(第1次基準値)

クローラ型山積0.45㎥(平積0.3㎥)

開口幅735~850㎜、

破砕力549~981kN56~100t) 排出ガス対策型(第1次基準値)

クローラ型山積0.45㎥(平積0.35㎥) 排出ガス対策型(第1次基準値)

小型 バックホウ

バックホウ

コンクリート 圧砕機 バックホウ

大型ブレーカ バックホウ

ブレーカ油圧式600~800㎏級 排出ガス対策型(第1次基準値)

(ベースマシン)

クローラ型山積0.80㎥(平積0.60㎥) 1 1 1 1 1 単位

    (注)1.舗装版破砕:大型ブレーカ又は、コンクリート圧砕機により舗装版のみを破砕する作業。

         掘削・積込:大型ブレーカ又は、コンクリート圧砕機により舗装版を破砕後バックホウに        より掘削し、積込む作業。

         直接掘削・積込:バックホウにより直接舗装版を掘削し、積込む作業。

       2.破砕する舗装版の厚さが15㎝以下の場合はバックホウによる直接掘削積込を標準とするが          施工上騒音振動対策を必要とする場合は、コンクリート圧砕機を選定することができる。

       3.「騒音振動対策技術指針の適用地域等」以外の地域の場合においても、施工上騒音         振動対策が必要となった場合は、コンクリート圧砕機を選定することができる。

       4.現場状況、作業量、占用物件等により図1及び表3により難い場合は、別途         考慮する。

       5.直接掘削・積込における機種(バックホウ)の選定

        水道工事の管路掘削工事の場合:原則として掘削時における機種選定によるものとする   (3) 施工歩掛

     1) 舗装版切断

      「福島県土木工事標準積算基準 Ⅳ-3-③―1舗装版切断工」によるものとする。

     2) 舗装版の破砕と掘削・積込

      「福島県土木工事標準積算基準 Ⅳ-3-②-1舗装版破砕工によるものとする。

     3) 舗装版の直接掘削・積込

      ①コンクリート舗装版及び舗装工事等における直接掘削・積込

      「福島県土木工事標準積算基準書 Ⅳ-3-②-1舗装版破砕工によるものとする。

      ②管路掘削工事における15cm以下のアスファルト舗装版の直接掘削・積込       「水道事業実務必携 第二編1-1-3舗装版取壊し積込」によるものとする。

 4 残土・産業廃棄物運搬工

  (1) 運搬車種の選定(ダンプトラック)

      運搬車種の選定は、参考資料の建設機械の選定基準によるものとする。

  (2) 施工歩掛

     1) 管路開削工事の土工により発生した土砂、産業廃棄物ををバックホウにより        直接掘削積込みし、ダンプトラックで処分地まで運搬する場合

      「水道事業実務必携 第二編1-1-6発生土処理、1-1-7アスファルト塊・

       コンクリート塊処理」によるものとする。

     2) 上記以外のもの

       「福島県土木工事積算基準 Ⅱ-1-②-10 3-2 土砂等運搬」

       「福島県土木工事積算基準 Ⅱ-2-㉕-1 4-3 殻運搬(施工パッケージ)」

       によるものとする。

(注)運搬距離は工事現場から処分地までの実走行距離(累計)とする(二点間    の直線距離等ではない)。

 5 残土処分工   (1) 適用範囲

      本基準は、工事により発生した残土の平地における処理作業を行う場合に適用する。

     なお、締固め作業を行う必要がある場合は、別途考慮する。

  (2) 機種の選定

      ブルドーザ排出ガス対策型(第1次基準値)普通15t級を標準とする。

  (3) 施工歩掛

       「福島県土木工事積算基準 Ⅱ-1-②-16 3-3 整地」

       によるものとする。

3.5―4  6 管路埋戻

  (1) 適用範囲

      本基準は、水道工事の管路掘削工事における埋戻工に適用する。なお機械投入は、

     溝掘り状฀態の作業条件であり、のり切り状態で施工する場合は別途考慮する。

      また、適用する土質は、砂(山砂含む)、発生土、改良土、砕石とする。

  (2) 機種の選定

      管路埋戻用機種は、原則として掘削時における機種の選定によるものとする。

  (3) 施工歩掛      1) 機械埋戻

      「水道事業実務必携 第二編1-1-2管路埋戻」によるものとする。

     2) 人力埋戻

      「福島県土木工事標準積算基準 Ⅱ-1-③-7 ③-2埋戻工」

      によるものとする。

 7 構造物等埋戻   (1) 適用範囲

      本基準は、構造物工事(浄水場等)及び舗装工事等における埋戻工に適用する。

  (2) 埋戻方法の選定

      埋戻しの施工方法は、次表を標準とする。

県土木工事標準積算基準

(注)1.埋戻幅W1とは最大埋戻幅、埋戻幅W2とは最小埋戻幅を表す。

     なお、擁壁等で前背面の最大埋戻幅が異なる場合は、広い方の領域      を基準とし、狭い方も同一歩掛を採用する。

   2.埋戻幅W2が4m以上の場合は、最小埋戻幅4m以上を適用する。

   3.締固めが機械等の搬入が困難または締固めを伴わない作業等で、

     上表によることが著しく不適当と判断される場合は別途考慮する。

  (3) 施工歩掛      1) 埋戻工

      「福島県土木工事標準積算基準 Ⅱ-1-③-7 ③-2埋戻工」によるもの とする。

 8 水替工

  (1) 適用範囲

      水替工(1):管路工事の管連絡工等の既設管切断時における管内水の排水に適用する。

      水替工(2):構造物工事などの大規模工事に適用し、揚程は15m以下とする。

      また、管路工事で排水量が多量なため、水替工(1)の適用が困難な場合       にも適用することができる。

上記以外(小規模)

※1箇所当りの施工土量が100㎥程度まで、または平 均施工幅1m未満の時

現場制約あり※機械施工が困難な場合

埋戻工

Ⅱ-1-③-7 埋戻幅(W)

W2≧4m W1≧4m 1m≦W1<4m

W1<1m

  (2) 排水方法の選定

(注)特別な事情がない限り、管路工事にあっては作業時排水とする。

  (3) 施工歩掛      1) 水替工(1)

      「下水道用設計標準歩掛表 管路 A-1-60 開削水替」によるものとする。

     2) 水替工(2)

      「福島県土木工事標準積算基準Ⅱ-5-⑩-1締切排水工」によるものとする。

 9 路盤工

  (1) 機種の選定

      路盤工の機種選定にあたっては、次表を基準とするが現場条件により適した機種を 選定฀することが出来る。

     1)路盤工の選定フローは、次のとおりとする。

     2)施工機械

     表 路盤工使用機械 作 業 時 排 水

作業前(1~3時間)から排水し始めて作業終了時に は排水を中止する方法をいう。(一時的に昼夜排水する ものを含む。)

実 務 必 携

排 水 方 法 作 業 内 容

常 時 排 水 昼夜連続的に排水する方法

1.8m未満

1.8m以上 YES

NO

車道施工

歩道施工

施工幅 1.8m未満

or 1.8m以上

車道施工 or 歩道施工

人力施工 施工機械①

人力施工 施工機械②

車道施工 施工機械③

歩道施工 施工機械④

機械名 規格

タンパ タンパ 振動ローラ モータグレーダ ロードローラ タイヤローラ 振動ローラ 小型バックホウ 施工機械②

施工機械③

人力施工

車道施工

施工機械① 60~80kg

施工機械④ 歩道施工 施工機械 施工区分

60~80kg

排出ガス対策型(第1次基準値) 搭乗式 コンバインド型3~4t 排出ガス対策型(第2次基準値) クローラ型 山積0.11㎥(平積 0.08㎥) 排出ガス対策型(第1次基準値) 搭乗式 コンバインド型3~4t 排出ガス対策型(第1次基準値) 3.1m

排出ガス対策型(第1次基準値) マカダム10~12t

排出ガス対策型(第1次基準値) 8~20t

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