写真上は丘の上にある、国立小樽海上技術学校正門 写真上左:機関実習室には懐かしい焼玉エンジンも
写真上右:溶接実習に励む学生
写真左から、機関実習室、授業風景、船橋シミュレーター、甲板荷役装置の模型
廊下には、海技免許の合格状況と就職先が展示されている
左:雨の中、出港体制に入 る実習船「はりうす」
と学生たち 上:潮汐表を見て港の状況
を調べる
左から、視界の悪い中緊張するブリッジ、ローリングにも負けず後方を注視する学生、
船酔いで寝込む学生もいる、入港した途端元気な若者たち
このたび、公益社団法人日本海難防止協会の会長に就任致 しました芦田でございます。私は、多くの功績を残された宮 原前会長の後任として会長に就任するに当たり、その責務の 重さを痛感しているところでございます。
本協会は創立以来、船舶の航行安全と海難防止さらには海 洋汚染防止活動などへの輝かしい足跡を残して参りました。
船舶の航行安全の重要性は、海に関わる人々全てに共通する 認識であり、海上での事故の撲滅に貢献している日海防の調 査研究は広く認知されるところであります。また、環境汚染 防止事業は、最近とみにその必要性が増しております。さら に、海洋利用に関する国際協力体制の構築は、海洋先進国であるわが国の使命であります。
これからも、従来からの活動に加え、新しい問題にも素早く対処すべく活動を展開して参 りたいと思います。今後とも美しい海と船の安全を守るべく努力を続けて参る所存でござい ますので、国土交通省、海上保安庁をはじめ関係官庁ならびに日本財団、日本海事センター ほか関係各位におかれましては、これまで同様にご支援とご鞭撻を賜りますようお願い申し 上げ、新任のご挨拶とさせていただきます。
内航海運における船員の後継者対策
国内物流における内航海運は、輸送活動量(トンキロ)としてピーク時(51%)から下が ったとはいえ今日でも33%(平成23年度)を維持し、地球環境に優しい運送手段としてわが 国経済活動の物流インフラとして依然として重要な存在である。現在、わが国において約 5,500隻の内航船が稼働し、これらを運航する船員は約2万人(平成23年)となっている。
内航船員数はここ20年間でほぼ半減し未だ減少傾向に歯止めがかかっていない。
一方現在在籍船員の内、満50歳以上の船員が11,322人(57%)となっていて高齢化が著し く、内航海運業界おいては後継者の確保・育成が喫緊の課題となっている。
こうした内航海運を取り巻く状況を背景に、政府は昨年5月、「船員(海技者)の確保・
育成に関する検討会(内航部会)」を設置し、本年3月に検討結果を取りまとめた。
今号では関係者が一様に危惧し、官民労使が一体となって取り組んでいる、内航船員の後 継者対策について紹介する。
美しい海と船の安全を守りたい
公益社団法人 日本海難防止協会会長 芦田 昭充あし だ あきみつ
就任あいさつ
株式会社 商船三井 代表取締役会長 日本船主協会会長
海と安全二〇一二(平成二四)年
秋
日本海難防止協会
海と安全二〇一二(平成二四)年
秋
日本海難防止協会