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第2章 障害のある人をめぐる状況

第6節 団体ヒアリングの結果概要

(1)調査実施期間

平成 27 年 6 月 9 日(火)~平成 27 年 6 月 26 日(金)

(2)調査実施対象者

つくば市内において障害福祉サービス事業所を運営する法人(39 法人)

(3)調査結果概要

■身体の方を中心に,サービスを行っている。精神の方に入れるヘルパーが少なく,新規 の方を受け入れられない状況である。

■居宅介護事業,障害者相談支援事業

■課題として,人員の確保の難しさとヘルパーの高齢化である。

■就労継続支援

A

型。利用者の欠勤が多くなっている。

■年に一度,避難訓練の実施と非常食の常備。

■社内マニュアルに沿って対応します。

■利用者宅に訪問時は,利用者を最優先に避難させるようヘルパーに指導している。

■利用者ごとの緊急連絡網を作成し,利用者宅と事業所に置いて災害時等,家族や関係機 関へ連絡がとれるようにしている。

■事業所内の非常時対応手順を作成している。

(

事業所内の連絡体制の明示

)

■事業所内に消火器,拡声器,懐中電灯等設置。

■つくば市の各地区の避難場所がわからないので避難場所の一覧表がほしい。

■各地区ごとの避難場所を書いたものがあれば利用者に渡したい。

■年2回の避難訓練の実施。

■食事等の優先調達。

■私たちの利用者の中には,障害福祉課に行くと待つ時間が長いという声が時折あります。

■つくば市の障害福祉サービスについては,ほかの市町村と比較して良い方ではないかと 思っています。

①<団体の活動目的,最近の活動状況> 事業内容等を簡略に教えてください。また,

日常の事業活動における問題点や今後の課題をお聞かせください。

②<災害対策について> 貴事業所における災害対策について,実際に対策を講じてい る事項をお聞かせください。また,今後の災害対策に課題等があればお聞かせくださ い。

③<障害福祉サービスの現状について> つくば市の障害福祉サービスについての問題 点及び必要とするサービスはどのようなものが考えられますか。

スについては不足している。また,事業所運営においては,人員不足や雇用形態の問題 等がある。

■小学校,中学校の入学の際に,支援学校を勧めるのではなく,選べる環境を用意し,子 供のうちから隔たりをなくすことにより,互いに分かり合えるのではないかと思います。

■なかなか障害者に対する偏見や差別をなくすのは,難しいと思います。しかし,一般の 方々に各障害の特性や本人ができることとできないことを理解していただいて,ともに 助け合いながら生活できるような「共生社会」の環境づくりができれば良いのではない かと考えています。つくば市はそれに向かって前進努力していると考えます。

■障害者手帳未取得者など制度の狭間にいる方々のサービスや活動の機会,地域の受け入 れ体制等に不足や課題がある。

■これは前項の「差別解消」にもつながるのですが,障害者が地域で生活していくには,

地域の方々に障害の特性を理解していただき,助け合いながら地域の一員になっていく というような過程が必要になると考えています。そのため,地域の人たちに理解してい ただけるような努力をしていかないと難しいと思います。最初につまずくとなかなか修 復が困難になってしまいます。

■在宅介護が,医療系と連携し,安心して住みやすい環境を作る。医療系との連携をもっ と密にする。

■グループホームや短期入所,生活介護等のサービスが不足していることで地域での生活 しづらさや定着に課題がある。

■対象者本人(支援を必要としている方)が,地域生活するうえで必要な生活技術,訓練で きる場所が不足していたり,訓練等できる社会資源がない(例えば訪問型自立訓練)

■障害者が担えるような仕事が少ない。

(

難しい作業が多い

)

■企業が求めている仕事は体力のいる作業であったり,

CAD

等の難しいパソコンの技能を 求められていたり・・・とマッチングが難しい。しかし,企業との連携によってニーズ を受けとめるだけでなくなることにより改善していくと思います。

■障害者の就労支援については,本人の障害程度及び就労の場の環境によって左右される

④<差別解消について> 障害者に対する差別の解消に向けて,必要なことはどのよう なことだと思いますか。現在のつくば市で不足していることや今後,取り組むべきこと についてお聞かせください。

⑤<地域生活について>退院・退所後の障害者が地域で生活していく上で,どのような ことに課題があり,今後取り組むべきことについてお聞かせください。

⑥<就労支援について>就労支援としてどのようなことに課題があり,貴事業所として はどのような活動が必要だと考えますか。

め理解するまでの間,マンツーマンに近い支援者(ジョブコーチ等)の支援体制がとれる か否かでその後の就労に影響していくと思います。

■若年または65歳以上で障害や病気を抱えていても,働いたり生きがいを必要としてい る方の受け皿が少ない。

■今後は,つくば市は「つくばエクスプレス」等の利便性から人口は増えていくと考えら れます。その時に,障害児の保育や放課後デイ等の需要が増えて,今以上に必要になっ ていくのではないでしょうか。

■障害や病気などの診断がされていない,あるいは確定が難しい子供達の学習,運動等を 支援する体制や機会が少ない。

■進路や日常の困りごとなど,親や家族がどんなことでも気軽に相談できる窓口や雰囲気 づくりが必要なのではないか。

■つくば市においては「チャレンジアートフェスティバル」のような15年も続いている 素晴らしいイベントがあります。この継続性は大変なものであると感心しています。

■チャレンジアートフェスティバルやおひさまサンサン事業,みんなで

Do

!スポーツ,

You

遊広場などを行っている。このような自己実現,社会参加の場がより身近な場所で 得られる機会が必要と考えます。

■施設利用者等は,チャレンジアートフェスティバルや運動会等直接的関わりを持って参 加されているようですが,施設等を利用していない利用者の参加率はどうなのでしょう か?訪問系サービスとしては,内容的にボランティア以外は関わりを持つことがほとん どありません。

■周囲に住んでいる方々に理解していただくために,利用者にもあいさつをするようにし たり,近隣住民の方々に向けたイベント等をしています。これからは,その活動が多く 知られ,沢山の人に来ていただけるようにしていきたいです。

■災害対策については,現在スタッフへの部分しか規定はないが,前回,11年の震災時 には,1人暮らしの方を優先し安否確認を行った。今後は,民間や行政の垣根を超えた システム作りが必要と思われます。

⑦<教育・保育支援について>教育及び保育に関する支援としてどのようなことに課題 があり,貴事業所としてはどのような活動が必要だと考えますか。

⑧<文化芸術・スポーツ活動について> 障害者の文化芸術・スポーツ活動を普及・推 進していく上でどのようなことが必要だと思いますか。

⑨<貴法人の取り組みについて> 災害対策や差別解消に向けて,貴法人ではどのよう な取り組みをしていますか。取り組まれている内容と課題をお聞かせください。また,

今後どのような活動が必要だと考えますか。