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問い合わせ・対応状況

ドキュメント内 NTTannual2015.indd (ページ 68-78)

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1.  問い合わせ・対応状況

サ イ バ ー セ キ ュ リ テ ィ

  ア ニ ュ ア ル レ ポ ー ト

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7 6 14 6 4

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4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月

■ セキュリティアラート

■ 一般公開前脆弱性ハンドリング

■ インシデントハンドリング

■ 技術問い合わせ

■ 調査・情報収集

※NTTグループ限り 無断転載禁止/ Copyright © NTT Corp. All Rights Reserved.

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●各月の特徴

・4 〜 5月   :OpenSSL(Heartbleed)、Apache Struts2などの脆弱性対応

・9月   :満州事変(9/18 〜)に関わるサイバー攻撃の警戒

・9 〜 10月:Bash(Shellshock)、SSLv3(POODLE)などの脆弱性対応

・12 〜 1月:Androidに関わる複数の公開前脆弱性対応

4 N

T T グ ル ー プ に お け る セ キ ュ リ テ ィ 対 応 状 況︵ N T T

ー

C E R T の 取 り 組 み 状 況 ︶

❶ 9.18満州事変に伴うサイバー攻撃について

・近年、毎年のように9月18日は中国からのサイト改ざんやDoSといったサイバー攻撃が発生しており、2014年も確 認された。ただ、2010年から2012年は多数の攻撃が確認されていたが、2013年から減少し、2014年も少なかった。

 

・NTT-CERTでは、改ざん報告サイトや攻撃者のサイトから、130件程度の改ざんを確認した(投稿者名:1937nick、

越南邻国宰相、黑旗奶嘴)。

 

・被害に合ったサイトは、ほとんどがホスティング(VPS)サービスを利用していた。 

・NTTグループが被害にあったWebサイトは見当たらなかった。 

・既知の脆弱性や空いたままのポートを狙っての攻撃の模様。日ごろからのパッチの適用、不必要にポートを空けない といったことが重要

2014年度の攻撃について

2. 対応事例

■改ざんサイト報告掲示板(hack-cn) ■攻撃者のWebサイト(1937CN)

■改ざんサイトの画面1

■改ざんサイトの画面3

■改ざんサイトの画面2

1. 問い合わせ・対応状況

サ イ バ ー セ キ ュ リ テ ィ

  ア ニ ュ ア ル レ ポ ー ト

❷ 翻訳サイトの翻訳結果がWeb検索で表示されてしまう(ilovetranslation)

4 N

T T グ ル ー プ に お け る セ キ ュ リ テ ィ 対 応 状 況︵ N T T

ー

C E R T の 取 り 組 み 状 況 ︶

このサイトでは67の言語への翻訳が可能

「ilovetranslation」という翻訳サイト においてテキストを翻訳すると、翻訳 結果がページとして作成され、Google 検索などで表示されることが判明

Google などで「ilovetranslation +  キーワード」で検索をすると、テキスト 翻訳の結果が表示される。具体的な会 社名や個人名などが複数表示されてし まう。

翻訳の結果がWebページとして残っ てしまうため、翻訳サイトには会社名 や個人名を入力せず、最小限の使用に とどめる。

2014年7月23日にリリースされた、「Thunderbird 31.0」に、メール送信時に勝手にアドレス帳からアドレスが追加 されて送信されてしまうという、誤送信を誘発する重大なリスクを伴う事象がNTTグループ内で確認され、調査を実施した。

再現が取れ、Thunderbird 31.0の「アドレスリスト」のバグが原因と判明した。

 

宛先を「○○○ < 〜〜〜@ntt-cert.org>」の形式で表記した場合に、○○○ という同名のアドレスリストが存在する と、本来の宛先であるはずの「 〜〜〜@ntt-cert.org」ではなく、当該アドレスリストを対象に送信してしまうことが分 かった。

2. 対応事例

❸ Thunderbirdのバグによる誤送信事案

メールを作成

送信

勝手にアドレスが追加されて 送信されてしまった。

送信 To:○○○ < 〜〜〜@ntt-cert.org> 

To: taro <taro@ntt-cert.org>

To:jiro <jiro@ntt-cert.org>

To:saburo <saburo@ntt-cert.org>

〜〜〜@ntt-cert.org へ送ろうと メールを作成する。

○○○のアドレスリストに登録された メールアドレスに送信されてしまう。

サ イ バ ー セ キ ュ リ テ ィ

  ア ニ ュ ア ル レ ポ ー ト

❷ 翻訳サイトの翻訳結果がWeb検索で表示されてしまう(ilovetranslation)

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T T グ ル ー プ に お け る セ キ ュ リ テ ィ 対 応 状 況︵ N T T

ー

C E R T の 取 り 組 み 状 況 ︶

このサイトでは67の言語への翻訳が可能

「ilovetranslation」という翻訳サイト においてテキストを翻訳すると、翻訳 結果がページとして作成され、Google 検索などで表示されることが判明

Google などで「ilovetranslation +  キーワード」で検索をすると、テキスト 翻訳の結果が表示される。具体的な会 社名や個人名などが複数表示されてし まう。

翻訳の結果がWebページとして残っ てしまうため、翻訳サイトには会社名 や個人名を入力せず、最小限の使用に とどめる。

2014年7月23日にリリースされた、「Thunderbird 31.0」に、メール送信時に勝手にアドレス帳からアドレスが追加 されて送信されてしまうという、誤送信を誘発する重大なリスクを伴う事象がNTTグループ内で確認され、調査を実施した。

再現が取れ、Thunderbird 31.0の「アドレスリスト」のバグが原因と判明した。

 

宛先を「○○○ < 〜〜〜@ntt-cert.org>」の形式で表記した場合に、○○○ という同名のアドレスリストが存在する と、本来の宛先であるはずの「 〜〜〜@ntt-cert.org」ではなく、当該アドレスリストを対象に送信してしまうことが分 かった。

2. 対応事例

❸ Thunderbirdのバグによる誤送信事案

メールを作成

送信

勝手にアドレスが追加されて 送信されてしまった。

送信 To:○○○ < 〜〜〜@ntt-cert.org> 

To: taro <taro@ntt-cert.org>

To:jiro <jiro@ntt-cert.org>

To:saburo <saburo@ntt-cert.org>

〜〜〜@ntt-cert.org へ送ろうと メールを作成する。

○○○のアドレスリストに登録された メールアドレスに送信されてしまう。

サ イ バ ー セ キ ュ リ テ ィ

  ア ニ ュ ア ル レ ポ ー ト

Mozilla製品関連フォーラムには、類似事象が報告されていた。

本事象は、Mozillaの開発者よりバグとして報告され、2014年9月2日にリリースされたThunderbird 31.1 にて解消 された。

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T T グ ル ー プ に お け る セ キ ュ リ テ ィ 対 応 状 況︵ N T T

ー

C E R T の 取 り 組 み 状 況 ︶

2. 対応事例 − ❸ Thunderbirdのバグによる誤送信事案

参照:http://forums.mozillazine.jp/viewtopic.php?t=14894&p=52878

参照:https://bugzilla.mozilla.org/show̲bug.cgi?id=1008718

■まとめ(注意のポイント)

●攻撃の流れ

2014年度は、悪意のある第三者によるWebサイトへの不正ログイン・不正利用やWebサイト改ざん、Webサービス からのユーザ情報漏えいが多く発生した。

 

NTT-CERTでもWebサイトに対する攻撃事案をいくつか対応しており、その中から一つの事案を紹介する。

 

本事案は外部へ公開しているWebサーバが不正侵入され、DDoS攻撃を行う複数のELFマルウェアが格納された。

このマルウェアにより、特定の数十サイトへDoS攻撃を行っていた。

【対応事例】Webサーバへの不正侵入事案

❹ Webサーバへの不正侵入事例

① Tomcat管理画面へブルートフォース攻撃発生

② Tomcat管理画面のユーザとパスワードが攻撃者に搾取される。

③ Tomcat管理画面からWebshell※ファイルを格納される。

④ Webshell経由でさまざまなELFマルウェアが格納される。

⑤ ELFマルウェアが実行され、外部のC&Cサーバと接続する(命令待ち)。

⑥ C&Cサーバから命令を受信して、ELFマルウェアが特定のサイトを攻撃

※Webshell:Webブラウザ経由でコンピュータをファイルアップロードや削除などの操作ができるツール

①Tomcat管理画面へブルートフォース攻撃発生

C&Cサーバ

公開Webサーバ 外部からの

ハイポート許可

②ログインIDとパスワード搾取

③Webshellファイルをアップロード

⑤C&Cサーバと通信

⑥C&Cサーバから命令を受信して、    ELFマルウェアが特定のサイトを    DoS攻撃

④Webshell経由でELFマルウェアをアップロード

サ イ バ ー セ キ ュ リ テ ィ

  ア ニ ュ ア ル レ ポ ー ト

Mozilla製品関連フォーラムには、類似事象が報告されていた。

本事象は、Mozillaの開発者よりバグとして報告され、2014年9月2日にリリースされたThunderbird 31.1 にて解消 された。

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T T グ ル ー プ に お け る セ キ ュ リ テ ィ 対 応 状 況︵ N T T

ー

C E R T の 取 り 組 み 状 況 ︶

2. 対応事例 − ❸ Thunderbirdのバグによる誤送信事案

参照:http://forums.mozillazine.jp/viewtopic.php?t=14894&p=52878

参照:https://bugzilla.mozilla.org/show̲bug.cgi?id=1008718

■まとめ(注意のポイント)

●攻撃の流れ

2014年度は、悪意のある第三者によるWebサイトへの不正ログイン・不正利用やWebサイト改ざん、Webサービス からのユーザ情報漏えいが多く発生した。

 

NTT-CERTでもWebサイトに対する攻撃事案をいくつか対応しており、その中から一つの事案を紹介する。

 

本事案は外部へ公開しているWebサーバが不正侵入され、DDoS攻撃を行う複数のELFマルウェアが格納された。

このマルウェアにより、特定の数十サイトへDoS攻撃を行っていた。

【対応事例】Webサーバへの不正侵入事案

❹ Webサーバへの不正侵入事例

① Tomcat管理画面へブルートフォース攻撃発生

② Tomcat管理画面のユーザとパスワードが攻撃者に搾取される。

③ Tomcat管理画面からWebshell※ファイルを格納される。

④ Webshell経由でさまざまなELFマルウェアが格納される。

⑤ ELFマルウェアが実行され、外部のC&Cサーバと接続する(命令待ち)。

⑥ C&Cサーバから命令を受信して、ELFマルウェアが特定のサイトを攻撃

※Webshell:Webブラウザ経由でコンピュータをファイルアップロードや削除などの操作ができるツール

①Tomcat管理画面へブルートフォース攻撃発生

C&Cサーバ

公開Webサーバ 外部からの

ハイポート許可

②ログインIDとパスワード搾取

③Webshellファイルをアップロード

⑤C&Cサーバと通信

⑥C&Cサーバから命令を受信して、

   ELFマルウェアが特定のサイトを    DoS攻撃

④Webshell経由でELFマルウェアをアップロード

サ イ バ ー セ キ ュ リ テ ィ

  ア ニ ュ ア ル レ ポ ー ト

4 N

T T グ ル ー プ に お け る セ キ ュ リ テ ィ 対 応 状 況︵ N T T

ー

C E R T の 取 り 組 み 状 況 ︶

●攻撃者によりアップロードされたファイル①

●攻撃者によりアップロードされたファイル②

以下のファイルは、実際にアップロードされたWebshell「FreeBSD.war」を起動した画面 ディレクトリの参照、作成編集などをWebブラウザを通して実行することができる。

右下の図はシステム情報一覧を表示した画面

Webshell「FreeBSD.war」をアップロードされた時の「access.log」と「catalina.log」の抜粋

以下のファイルは、Webshell「FreeBSD.war」経由でアップロードされたELFマルウェア(DDoS Bot)ファイルの一覧 2. 対応事例 − ❹ Webサーバへの不正侵入事例

形 式

ファイル名 サイズ 備 考 Kaspersky Symantec Fsecure

①

②

③

④

⑤

⑥

⑦

⑧

⑨ Alale k xudp.exe  jbk sshf xudp conf.n fake.cfg sshd

−

−

− Backdoor.Linux.Agent.F

−

−

−

−

−

−

−

− Trojan.Chikdos.B!gen1 Trojan.Chikdos.B!gen2

−

−

− Trojan.Chikdos.B!gen2 Backdoor.Linux.Mayday.g

−

Backdoor.Linux.Mayday.g Backdoor.Linux.Mayday.f Backdoor.Linux.Ganiw.a Backdoor.Linux.Mayday.g

−

−

Backdoor.Linux.Ganiw.a 833 KB

577 KB 808 KB 1.44 MB 1.09 MB 808 KB 69 byte 51byte 1.09 MB

ELF ELF ELF ELF ELF ELF data txt ELF

⑤と⑨に関連する 設定ファイル

①、④、⑥に関連する 設定ファイル

■SHODAN検索結果(例)

■まとめ(注意のポイント)

●インターネットに接続されたIoT(Internet of Things)機器の各種情報(IPアドレス、ホスト名、ドメイン保有者情報、

位置情報、ポート番号、OS、バナー情報)を収集するサイト。利用者は検索キーワードを組み合わせることで各種情報を 閲覧することができる。

   ・ サイバー犯罪者による悪用が指摘されている。

     ・ デフォルトパスワードを用いているIoT機器の調査

     ・ 脆弱性のあるソフトウェアを用いている機器の調査などで利用       (これらがバナー情報に含まれているケースがある)

   ・ 逆に、守る側(企業)は自組織内のIoT管理機器を不用意にインターネット上に公開していないかを調査する手段      として活用できる。

SHODANとは

❺ 検索エンジン「SHODAN」の調査報告

検索キーワードを入力して 検索ボタンを押下すると

検索結果が表示される

ドキュメント内 NTTannual2015.indd (ページ 68-78)

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