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3 向田 G地点
遣 跡 名 ムカイゲG千テン 地図名(5万分の1)
向田G地点 角田
所 在 地 福島県相馬郡新地町駒ヶ嶺字向田
作業場や廃
i
宰場を伴う製鉄炉2,木炭窯6,住居跡、3,製炭遺構6,粘土採掘坑 遺跡の内容 3,木炭置場2,ピット群,道跡,竪穴状遺構が検出された,操業期間の短い製鉄遺跡である。他に弥生時代と近世の遺構も検出されている。
時 算
H
作業場や廃i
宰場より,出土した土師器と須恵器から9世紀前半に比定されてい る。鉄 器 鉄鍛
鉄 関 連 遺 物 製錬
i
宰,鉄塊,炉底塊,炉壁,羽口,砂鉄,木炭‑t の f也 土師器,須恵器 試 料 番 号 S269.270
調 査 年 1986.4.21〜1986.9.11
調 査 者 寺島文隆他 (財)福島県文化センター
文 献 (財)福島県文化センター編集『相馬開発関連遺跡調査報告I
J
福島県教育委 員会・ (財)福島県文化センター・地域振興整備公団.1989古代は製鉄をおこなった9世紀前半と木炭生産をおこなった9世紀前半〜後半に イ
蒲 考 わかれる。良好な状態で遺存していた炉底塊から長方形箱形炉の規模や操業状態 が復原されたことや,炉壁ブロックの確認,踏み繍座の検出など多くの注目すベ
き事実を提供している。
l*I立l京史民俗博物館lilf究報円 首f¥58集 (1994)
資料番号1( s 269) 考古学的調査
資料観察表
向田 G地点
出 土 状 況
時 期 9世紀前半
登 録 番 号 歴 博 番 号 所蔵者番号 遺 物 名 製錬
i
宰調 査 区 遺
4
誇 出 土 状 況269 9 去;
量
2号製鉄炉 f区第3層
+
畏 拠 遺構出土の土師器と須恵器 長径 5.5 cm 磁着度 3 色 調 短径 4.8 cm メヲル度 なし 黒褐色 厚さ 4.3 cm 遺存度 破片
重さ 92.8 g 破面数 6
所 見 全面が破面の不定形の炉内浮である。底聞の一部に赤褐色の炉壁粘土の圧痕が 残る。破面には大小の気孔が密にみられる。
分 析 試 料 長軸端部1/3を直線状に切断し,
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宰部を分析。イ 蔵
2 3 4 5
172
考 本資料はガスの多い操業初期に生成されたの粘性の高い炉内浮と考えられる。
自然科学的調査
X線CT写真と解析結果 (図版16) 化学分析
放射化分析
電子顕微鏡写真 (図版75)
写真中の部分分析値
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一章調査報告(一.2東北・関東・中部地方)
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図 化 学 分 析
F:8
電子顕微鏡 じ半以j放射化分析図23 向田G地点出土鉄浮実測図とサンプリング位置,写真(縮尺2:3)
備考
X線CTの結果によれば,この資料は多孔質である。 CT上端値は1000である。電子顕 微鏡観察結果では,鉄かんらん石とフエロシュードブロッカイトが観察された。化学分析 結果によれば, Ti02は22.83%で, Vは0.236%と高い。製錬浮である。同結果からの原料砂 鉄中のTi02は24〜28%と推定される。
lill守l盆!と民俗博物館研究報行 第58集 (1994)
資料番号2( s 270)
考古 学的調査
資料観察表
向田 G地点