7.1. リモートアクセス
Webポート、telnetポートを常時オープンする場合は「する」に設定します。
設定はシステム再起動後に反映されます。
Webポートの常時オープンについては、「2.Webコンソールのログイン方法」をご参照ください。
<注意事項>
※設定は必ず設置先の同意を得てから行ってください。
※常時オープンを「する」に設定する場合、Webポート/telnetを経由して常時リモートアクセス可能な状態 になります。ログインパスワードを定期的に変更するなどして、意図しないアクセスに注意してください。
※常時オープンを「する」に設定する場合、ログインパスワードをデフォルトから変更する必要があります。
※新しいログインパスワードは半角8~32文字で入力し、アルファベット、数字、記号から2種類以上を 混在させる必要があります。
※[新しいパスワードの入力]にデフォルトのログインパスワード(HDVC_admin)を入力することは できません。
※ログインパスワードを変更した場合、HDコムを再起動させ、全てのブラウザを開き直してください。
※ログインパスワードは大切に保管してください。
7.2. ソフトウェア
ファームウェアの更新、またはソフトウェアの機能拡張を行います
注意>このメニューに入るには、サービスを停止する必要があります。
このメニューを選択すると次のメッセージが表示されますので、停止して良い場合は、
OKを押してください
ファームウェアバージョンアップ
注意>最新のファームウェアおよび取扱説明書の入手方法については、販売店にお問い合わせください。
「実行」を押すと下の画面になり、ファームウェアファイルのアップロードが完了後、右の再起動画面を 表示します。
現在のファームウェアのID(FW-ID)等の バージョンが表示されます。
「参照」を押して、最新のファームウェアファイル
(拡張子:frm)を指定したのち「実行」を押します。
間違ったファームウェアファイルが選択されてバージョンアップができない場合は次のような画面を 表示します。
「戻る」により元の選択・実行画面に戻って、ファームウェアファイルを選択しなおしてください。
ソフトウェアの拡張
メッセージと意味
・upload file size error
ファームウェアファイルのサイズが正しくない。
・upload file format error
異なる機種(FW-ID)のファームウェアファイルが選択されている。
・firmware version error
現在のファームウェア以前のバージョンのファイルが選択されている。
・firmware version cannot be applied to hardware
このハードウェアに対応したファームウェアバージョンではない。
すでに拡張されている機能名を表示します。
入手したRegistration Keyを登録して、
拡張機能を有効にします。
16桁のRegistration Keyを4桁ずつ入力後、
「登録」を押してください。
つながるねっとサービスへの登録状態、または有効期限を表示します。
・未登録、登録期限切れ(6ヶ月以上超過)時:「登録されていません」
・登録済み:「YYYY/MM/DD」
・HDコムへのライセンス登録完了後、つながるねっとサーバーに未接続時:
「つながるねっとのサーバーへ接続していません」
・登録切れ(6ヶ月未満)時:「有効期限が切れています」
「登録」を押すと、Registration Keyを認証後、システム再起動を行い拡張機能を有効にします。
7.3. データ
HDコムの各種データファイルのアップロード、またはダウンロードを行います。
注意>アップロードを実行するには、サービスを停止する必要があります。
このメニューを選択すると次のメッセージが表示されますので、停止して良い場合は、
OKを押してください
入力したKeyが無効の場合、左記のメッセージを表示します。
「OK」を押して、再度入力してください。
正しく入力しても、このメッセージが出る場合は、
販売店にお問い合わせください。
KX-VC2000Jの場合のみ、
「ダウンロードには、数十秒かかる場合があります」
を表示します。
アップロード
・「アップロードするデータ」で、全て/構成データ/構成データ(強制アップロード)/アドレス帳/
プロファイル/暗号データ/起動画面/配信木リスト から選択し、「アップロードするファイル名」の
「参照」をクリックして対象ファイルを選択後、「実行」を押してください。
・各データのデフォルトのファイル名は、構成データ:「config.xml」、アドレス帳:「address.xml」、 プロファイル:「profile.xml」、暗号データ:「sec_config.xml」、起動画面:「startup.png」、
配信木リスト:「alm_config_list.xml」となっていますが、別のファイル名での指定可能です。
注意> 「構成データ(強制アップロード)」は現在のファームウェアバージョンより以前のバージョンの HDコムからダウンロードした構成データをアップロードする場合に選択します。
現在と以前のものとで同一の設定項目の値は以前のものが適用されます。
「実行」を押すと次の画面になり、データファイルのアップロードが完了後、右の画面を表示します。
「戻る」を押すと元の画面に戻ります。全ての設定を完了後、システムを再起動して設定を反映してください。
アップロードしたファイルにエラーがあり登録できない場合は、
エラー内容を表示します。
アップロードファイルサイズエラー: upload file size error アップロードファイル反映失敗、
アップロードするアドレス帳の件数が拡張されている:
upload file commit error
起動画面はカスタマイズしてい ない(デフォルト状態)限り、
ファイルがないため、
「起動、またはファイルなし」
と表示します。
個別に アップロード
全てアップロード
ダウンロード
構成データ(発信元データを含む)、アドレス帳、プロファイル、暗号データ、各種履歴データ、
各種ログデータを含むアーカイブファイルをダウンロードできます。
「実行」を押してファイルの保存先を指定するとダウンロードされます。
ダウンロードされるファイルのファイル名は 「hdvclogall_XXXX.tar」 です。
XXXXはHDコムのファームウェアバージョン、IPアドレス、ダウンロード日時(YYMMDD_HHMMSS)
で構成される文字列です。
例> hdvclogall_V4_10_192.168.1.10_141107_205008.tar
7.4. ネットワークの確認
IPアドレスを指定して、ネットワーク接続を確認することができます。
このメニュー、およびGUIの「ネットワーク確認」によりping送信する際のパケットサイズを 1280/1140/1020/900/780/32(デフォルト)から設定できます。
ping 送信せず設定だけを行う場合は、
「保存」を押してください。
「実行」を押すと、指定アドレスにping を送信し、応答結果を「実行結果」と「詳 細内容」欄に表示します。
パケットサイズを変更した場合はその 設定が保存されます。