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可視化情報(SGI)寄附研究部門

ドキュメント内 研究活動報告書 平成14年度 (ページ 47-50)

1.  沿革と概要

3.5 可視化情報(SGI)寄附研究部門

 

(研究目的)

可視化情報研究部門では主にエネルギー産業および環境分野で遭遇する種々の流体現象に対し、ス ーパーコンピュータを用いた大規模数値シミュレーションによる現象解明と、それから得られる流 体情報の抽出および可視化を目的とした研究を行っている。 

(研究課題) 

気液分離特性の研究 

大規模流体解析の可視化のための数値データ圧縮の研究  ボリュームデータの特徴解析と可視化に関する研究 

(構成員)

教授 1 名(寺坂  晴夫)、助手 1 名(清水  泉介、竹島  由里子(兼務)) 

(研究の概要と成果)

(1) 気液分離特性の研究 

次世代高出力沸騰水型原子炉開発に向けて気水分離器の大容量化、低圧損化が求められており、こ の最適設計を数値シミュレーションにより行う研究を行っている。旋回翼を含めた幾何形状条件を 精密に取り扱うことが出来る3次元二相流解析コードを開発し、現在、コードの検証を目的として現 行気水分離器の性能評価を進めている。 

(2) 大規模流体解析の可視化のための数値データ圧縮の研究 

大規模な数値シミュレーションによって生成される膨大な数値データを、もとのデータに含まれる 流体情報を可能な限り保持しつつ圧縮・復元するための手法の研究を行っている。圧縮手法に関して ビット長の短縮及び物理量の均等間引き、復元手法に関して数値流体計算を応用した流速・圧力同 時復元を提案した。これをさらに高速化する研究を行っている。 

(3)ボリュームデータの特徴解析と可視化に関する研究 

3次元(あるいは時間を含めて4次元)的特性を内包するデータを2次元グラフィクスデバイス上 に適切に表示するためには、そのボリュームデータの内部構造を解析し、特徴抽出を行うことが重 要である。現在、ボリュームデータの位相構造に着目し、効率的な可視化パラメタ値設定を実現する 手法について研究している。 

 

(主要論文リスト)

Fujishiro,I., Chen,L., Takeshima,Y., Nakamura,H. and Suzuki, Y. 

Parallel Visualization of Gigabyte Datasets in GeoFEM 

Concurency and Computation: Practice and Experience, Vol.14, No.6-7 (2002), pp.521 -530 .   

山口  裕美,藤代  一成,竹島  由里子,高橋  成雄,伊藤  貴之  ボリュームデータマイニングのための伝達関数の合成 

映像情報メディア学会誌,  第 56 巻,  6 号  (2002),  973 -978 頁  .   

Fujishiro,I. and Takeshima,Y. 

Coherence Sensitive Solid Fitting 

Computers and Graphics, Vol.26, No.3 (2002), pp.417 -427 .   

大塚  理恵子,藤代  一成,高橋  成雄,竹島  由里子 

T-map:  位相的特徴解析に基づく時系列ボリュームデータマイニング手法  画像電子学会誌,  第 21 巻,  4 号  (2002),  504 -513 頁  . 

 

Takahashi,S., Ohta,N., Nakamura,H., Takeshima,Y. and Fujishiro,I. 

Modeling Surperspective Projection for Geographical Guide-Map Generation  Computer Graphics Forum, Vol.21, No.3 (2002), pp.259 -268 . 

 

Terasaka H., Shimizu S. 

A Numerical Study of BWR Steam Separator 

Proc. of 4th ISCT, Vol.448-1, (2002), pp.309 -316 .   

徳永  百重,竹島  由里子,高橋  成雄,藤代  一成  埋め込み依存型ボリュームレンダリング 

画像電子学会  Visual Computing  情報処理学会グラフィクスと CAD 合同シンポジウム,  (2002), 

111 -116 頁  .

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