4.2 実験結果と考察
4.2.5 叩くタイミングが曲を通してメリハリがあると思いましたか?
本項目は、譜面のアクセントとなるメリハリについて調査した。その結果を図4.5に示す。グ ラフの数値は、思う・ややそう思う・ややそう思わない・思わないを1〜4の4段階評価に置き換 えた物の平均値である。全難易度とも本手法の方が少しメリハリがないという結果となった。
図4.5 メリハリがあると思ったか
4.2.6 ノリがいいと感じると思いましたか?
本項目は、音楽ゲームの楽しさにつながるノリについて調査した。その結果を図4.6に示す。
グラフの数値は、思う・ややそう思う・ややそう思わない・思わないを1〜4の4段階評価に置き 換えた物の平均値である。全難易度とも本手法の方がメリハリがないという結果となった。
図4.6 ノリを感じると思ったか
4.2.7 叩くタイミングが音楽にあっていると思いましたか?
本項目は音楽ゲームの音楽表現につながるタイミングの表現について調査した。その結果を図 4.7に示す。グラフの数値は、思う・ややそう思う・ややそう思わない・思わないを1〜4の4段 階評価に置き換えた物の平均値である。全難易度とも本手法の方が音楽にあっていると思う割合 が低い結果太なった。感想として、曲のどの部分があっているかを聞いた。低難易度はある程度 全体的に、中難易度は前後の間奏部を除く1番の部分、高難易度はサビ部分が似ているという結 果になった。
図4.7 曲にあっていると思ったか
4.2.8 A と B でどのくらい難易度が似ていると思いましたか?
本項目は本研究の本題である難易度の類似性について調査した。その結果を図4.8に示す。数 値は1を似ていない、5を似ているとして 5段階で答えてもらった物の累計の平均である。低難 易度は3.92と比較的高く難易度表現が似ていると思われる結果となった。中難易度と高難易度 は、どちらも中央値である3に近い値となり、難易度表現が似ているとは言えない結果となった。
感想として、曲のどの部分が似ているか聞いた。低難易度は主にサビ部分、中難易度では1番前 後の間奏部、高難易度ではサビ部が似ているという結果になった。
図4.8 難易度はどのくらい似ているか
4.2.9 A と B でタイミングによる音楽の表現の傾向がどのくらい似ていると思い
ましたか?
本項目は、音楽傾向がどのくらい似ているかの類似性について調査した。その結果を図4.9に 示す。数値は1を似ていない、5を似ているとして 5段階で答えてもらった物の累計の平均であ る。全難易度とも中央値の3に近い値となり、類似性が見られるとは言えない結果となった。感 想として、曲のどの部分が似ているか聞いた。低難易度では1番のサビの前、中難易度はサビと そのあとの間奏部分、高難易度はサビの部分が似ているという結果になった。
図4.9 表現はどのくらい似ているか
4.2.10 自由記述
本項目は難易度ごとにおける、本手法譜面と既存音楽ゲーム譜面との比較に関して、自由記述 による感想の一部を抜粋する。まず、低難易度に関するものを示す。
• 違いはよくわからなかった
• A、B共にノーツが少ない分難易度は確かに低いが、Bのイントロ部分はノーツが少し多く 感じた
• Aのほうがより音楽と合っているように感じた。Bのほうもそれなりにはあっていたが、
ところどころ虫食いのように抜けていたように感じられた
本手法の譜面において、難易度の類似性が感じられる意見があった中で、ドラムの激しさによる リズムの変化よって、リズムが抜けているように感じられる部分があるという意見があった。
次に中難易度に関するものを示す。
• Aがテンポに合わせてで少し難しかった。Bが歌詞に合わせてでやりやすかった。
• A は一定タイミングごとにノーツが出てくるように感じられた一方、Bは同じリズムの ループしている箇所なのにノーツがなかったりしたので違和感があった
本手法の譜面において、メロディとリズムを混ぜることで、叩きやすさが上がったという意見が 多数あった。しかし、本手法のドラムの激しさによるドラムのリズムとメロディのリズムを切り 替えに違和感があったと感じられる意見もあった。
最後に高難易度に関するものを示す。
• Aの方が曲のタイミングに合っているような感じがあったため叩きやすかった
• Aの方が叩きやすかったBは合わなかった
本手法の譜面において、既存音楽ゲームの譜面と比べて比較的叩きにくい、音楽にのりずらいと いう意見が多数あった。