-α:鉛直土圧係数(表
第 8 節 参考資料
本道路設計マニュアルの記述内容を補足するため,本章に関する参考資料を収録した.
収録内容は,以下のとおりである.
資料-01 標準設計
・・・・ 土木構造物標準設計第1巻 解説書(全日本建設技術協会)の抜粋
資料-02 配筋細目
・・・・ 土木構造物設計マニュアル(案)に係わる設計・施工の手引き(案)
(全日本建設技術協会)の抜粋
資料-03 剛性パイプカルバートの基礎形式選定図
・・・・ 道路土工―カルバート工指針 6-2-2 剛性パイプカルバートの設計の抜粋
8-8-2
資料-01 標準設計
《 土木構造物標準設計第1巻 解説書 より抜粋 》
標準設計の利用に際しては,現場の設計条件が標準設計の適用条件内であることを確認しなければ ならない。また,道路土工―カルバート工指針等準拠する基準・指針類の改訂に応じて,標準設計 も改訂されるため,最新のものを利用するよう留意しなければならない。(道路土工―カルバート 工指針 資料-1,1-3より抜粋)
2.3.4 パイプカルバート
パイプカルバートは,表-2.8の範囲(表中に○印で示す)について標準化している。
(1) 管の種類について
管の種類は,JIS A 5372に規定される遠心力鉄筋コンクリート管の継手形状のB,C形とJIS A 5373のプレストレストコンクリート管について標準化している。
なお,硬質塩化ビニルパイプカルバート,強化プラスチック複合パイプカルバートなどについ ては標準化されていないが,これを用いる場合の設計はカルバート工指針によることを標準化す る。
(2) 基礎材料および基礎角について
基礎の材料はコンクリートを対象としており,その基礎角は90°,180°,360°(全巻)の3種
類である。
(3) 埋設条件について
埋設条件としては,突出型および溝型を対象としている。
(出典:土木構造物標準設計第1巻解説書(側こう類・暗きょ類) 全日本建設技術協会 P11)
8-8-3
(出典:土木構造物標準設計第1巻解説書(側こう類・暗きょ類) 全日本建設技術協会 P12)
8-8-4
(出典:土木構造物標準設計第1巻解説書(側こう類・暗きょ類) 全日本建設技術協会 P16)
8-8-5
(出典:土木構造物標準設計第1巻解説書(側こう類・暗きょ類) 全日本建設技術協会 P17)
8-8-6
資料-02 配筋細目
《土木構造物設計マニュアル(案)に係わる設計・施工の手引き(案)
より抜粋 》
(出典:土木構造物設計マニュアル(案)に係わる設計・施工の手引き(案) 全日本建設技術協会 P72)
側壁下端部および底版端部の許容曲げ圧縮応力度の低減
コンクリートの曲げ圧縮応力度
σc≦ 許容曲げ圧縮応力度
3/4σca設計上のポイント
[ハンチを設けない場合の規定(カルバート工指針5-7(7))より]
8-8-7
(出典:土木構造物設計マニュアル(案)に係わる設計・施工の手引き(案) 全日本建設技術協会 P73)
8-8-8
(出典:土木構造物設計マニュアル(案)に係わる設計・施工の手引き(案) 全日本建設技術協会 P74)
8-8-9
(出典:土木構造物設計マニュアル(案)に係わる設計・施工の手引き(案) 全日本建設技術協会 P75)
8-8-10
(出典:土木構造物設計マニュアル(案)に係わる設計・施工の手引き(案) 全日本建設技術協会 P76)
8-8-11
資料-03 剛性パイプカルバートの基礎形式選定図
《 道路土工―カルバート工指針 6-2-2 剛性パイプカルバートの設計より抜 粋 》
「道路土工―カルバート工指針 6-2-2 剛性パイプカルバートの設計」より抜粋した剛性パイプ カルバートの基礎形式選定図を以下に示す.各基礎形式選定図に示す適用土かぶりは,活荷重はT’ 荷重,土の単位体積重量は18KN/m3を考慮して求めたものである。 各基礎形式選定図で考慮してい るその他の埋設条件は解表6-14に示すとおりである。
基礎形式選定図の読み方については,末尾に解説を添付した.
解表6-14 埋設条件
(出典:道路土工―カルバート工指針(平成21年度版) P194)
管 の 種 類 埋設形式 基礎の種類 埋戻し土 図番号 砂質土 解図6-13 粘性土 解図6-14 砂質土 解図6-15 粘性土 解図6-16 コンクリート 砂質土・粘性土 解図6-17 砂・砕石 砂質土・粘性土 解図6-18 砂質土 解図6-19 粘性土 解図6-20 砂質土 解図6-21 粘性土 解図6-22 コンクリート 砂質土・粘性土 解図6-23 砂・砕石 砂質土・粘性土 解図6-24 コンクリート
砂・砕石
コンクリート
砂・砕石 遠心力
鉄筋コンクリート管
プレストレスト コンクリート管
突出型
溝 型
突出型
溝 型
8-8-12
(出典:道路土工―カルバート工指針(平成21年度版) P195)
8-8-13
(出典:道路土工―カルバート工指針(平成21年度版) P196)
8-8-14
(出典:道路土工―カルバート工指針(平成21年度版) P197)
8-8-15
(出典:道路土工―カルバート工指針(平成21年度版) P198)
8-8-16
(出典:道路土工―カルバート工指針(平成21年度版) P199)
8-8-17
(出典:道路土工―カルバート工指針(平成21年度版) P200)
8-8-18
(出典:道路土工―カルバート工指針(平成21年度版) P201)
8-8-19
(出典:道路土工―カルバート工指針(平成21年度版) P202)
8-8-20
(出典:道路土工―カルバート工指針(平成21年度版) P203)
8-8-21
(出典:道路土工―カルバート工指針(平成21年度版) P204)
8-8-22
(出典:道路土工―カルバート工指針(平成21年度版) P205)
8-8-23
(出典:道路土工―カルバート工指針(平成21年度版) P206)
8-8-24 [解説]基礎形式選定表の読み方
「道路土工―カルバート工指針 6-2-2 剛性パイプカルバートの設計」の基礎形式選定表は,基 礎形式(固定角度)ごとに土かぶりの適用範囲を示している.ここでは,「解図 6-13 遠心力鉄筋 コンクリート管の基礎形式選定図(突出型:コンクリート基礎,砂質土)」を例に,表の読み方を 解説する.
「解図6-13」中の線は,基礎形式ごとの上限値と下限値を示している.例えばRC2種180°に着
目すると,上限は図-Aの線A,下限は線B であるので,RC2種180°の土かぶり適用範囲は図-B のようになる.このとき,管径が500mm以下で土かぶりが3m程度の場合は,RC2種120°またはRC2
種90°も適用範囲となる(図-C参照).RC2種180°と比べてこれら2工種は工費が安価で経済
的なことから,土かぶりが線Cを下回った場合は基礎固定角度を120°にし,線Dを下回った場合 には基礎固定角度を90°にするのが妥当といえる.ただし,短い区間で土かぶりが変化する場合は,
施工性も十分考慮して基礎形式を選定するものとする.
また, RC管の強度は3種の方が1種より強く,PC管の強度は逆に1種の方が3種よりも強いこ とを念頭に入れておくとよい.
なお,「突出型」,「溝型」の適用にあたっては,本文(5.3.2 埋設形式)を参照するものとす る.
図-A
線A
線B
R C 2種 1 8 0 °
R C 1種 1 8 0 ° R C 3種 9 0 °
R C 2種 9 0 °
R C 1種 1 2 0 ° R C 2種 1 2 0 °
R C 1種 9 0 °
8-8-25
図-B
図-C RC2
種
180°RC2