図3.宮城県松島湾と江の島における水温、松 島湾におけるアンモニア態窒素、硝酸態 窒素、リン酸態リン濃度の季節変化
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図4.養殖マコンブの生長と末枯れ速度、ならびに葉長の季節変化
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図5.養殖マコンブの100cm株間隔(実線)、お よび50cm株間隔(破線)における葉幅、中帯 幅、葉厚、肥大度ならびに乾燥重量の季節 変化
ったが、 100cm株間隔の方が50cmよりやや大きく、葉厚と肥大度ではまったく相違が 認められなかった。個体重量は、 5月に年間最大となった後、末枯れの進行および大
型個体からの脱落と考えられて減少した。
測定個体に占める子嚢斑形成個体の比と個体あたりの子嚢斑面積の季節変化を図6
に示した。 100C皿株間隔では、子嚢斑形成個体は1月から認められ、 4月には100%に およんだ後減少し、 7月には認められなかった。子嚢斑面積は、 5月に最大に達した が、表面積の5%にすぎなかった。 50cm株間隔では、極めて少なかった。
松島湾において100cm.間隔で養殖された5月、 6月、 7月のマコンブと、南茅部町 の7月における養殖マコンブおよび南茅部町沖水深4‑5mで6月に採集された天然 2年マコンブとの葉長、菓幅、葉厚、中帯幅を比較したのが図7である。南茅部町に
おける養殖個体は、菓長、葉幅、中帯幅で5月の松島湾養殖個体とほぼ等しく、菓厚
で7月とほぼ等しかった。天然産2年生個体は、松島湾養殖個体に比べ、葉長が短く、L#声頑
1 00cm株間隔
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図6.養殖マコンブの100cm株間隔(実線)、 50cm
株間隔(破線)における子嚢斑形成個体の割 合と子嚢斑面積の季節変化
図7.松島湾養殖個体と南茅部町天然2年生 個体、南茅部町養殖個体との形態比較
実線,平均値;破線,偏差
葉幅に占める中帯幅の割合、ならびに葉厚で大きな値を示した。なお、南茅部養殖個
体では子嚢斑形成個体は認められず、 7月の天然2年生個体では5個体で、約10cm2の 小面積であったo養殖個体の乾燥重量あたりの炭素量は3月に30%ともっとも高く、 7月にかけて低 下、窒素量も3月には2.6%ともっとも高く、 7月にかけて低下した(図8)。
2000年3月から7月にかけての光合成一温度曲線を図9に示した。 3月には20oC以 下で、また4月は25。C以下で、 5月以降と比べて光合成速度は明らかに高かった。特 に10。C以下の低水温域においても約30〟且Ol/C皿2/hと高い速度を示した。 5月から7
月にかけて、光合成速度は全温度段階で低下していった。特に低水温における低下が
著しかった。すなわち、最高光合成速度は3月と4月には約60LLbO2/cml/hであった が、 5月には50〟bOl/cmB/h、6月には35JL也02/cml/hそして7月には28JLbO2/C皿l/
hにまで低下した。
水温段階別の硝酸+亜硝酸の吸収速度の季節変化を図10に示した。期間を通して明
条件の方が暗条件よりも高い吸収速度を示した。また3月には、 5oCから20oCまでで 100〟g/C皿B/h以上の高い吸収速度を示したが、 4月以降5oCと10oCの低水温域で吸収 速度を著しく低下させた。′
水温段階別のリン酸の吸収速度の季節変化を図11に示した。いずれの光強度におい ても3月にはすべての温度段階で、4月には5oCを除く温度段階で10〟g/cm2/h以上の 高い吸収速度が認められたが、 5月以降特に低水温で低下し、 7月には吸収速度が認めら れることはなかった。
光合成一温度曲線(図9)、硝酸+亜硝酸吸収速度(図10)ならびにリン酸吸収速度 の季節変化(図11)から、各月の平均水温
と対応させてそれぞれ季節変化を求めたの
が図12である。これによれば、光合成速度 は4月に最高52JLbOl/cm2/hを示して以後 低下、硝酸+亜硝酸は3月に最も高い126 jig/cmB/hを示した後低下、リン酸も3月 に最も高い17LLg/cml/hを示した後低下し た。80 60 胡 20 080 60 仙 20
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水温(℃)
図9.光合成一温度曲線の季節変化
縦の破線は各月の桧島湾における水 温を表す。
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図8. 2000年3月から7月にかけての養 殖マコンブの窒素(実線)と炭素(破 線)の含有量の季節変化
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