預金・譲渡性預金の当事業年度末残高は、前事業年度末比2,794億円増加し、2兆9,892億円となりました。
また、貸出金の当事業年度末残高は、前事業年度末比2,230億円増加し、1兆8,394億円となり、有価証券 の当事業年度末残高は、前事業年度末比595億円増加し、7,595億円となりました。
なお、総資産の当事業年度末残高は、前事業年度末比4,559億4千5百万円増加し、3兆4,807億3千2百 万円となりました。
損益につきましては、経常収益が前事業年度比28億4千6百万円減収の384億9千5百万円、経常利益が前 事業年度比7億5百万円減益の42億4千3百万円、そして当期純利益は前事業年度比2億8千7百万円減益の 27億6千3百万円となりました。
主要な経営指標等の推移(単体)
回 次 第114期 第115期 第116期 第117期 第118期
決算年月 2017年3月 2018年3月 2019年3月 2020年3月 2021年3月
経常収益 42,164百万円 41,068百万円 40,206百万円 41,341百万円 38,495百万円 経常利益 5,800百万円 5,283百万円 6,045百万円 4,948百万円 4,243百万円
当期純利益 4,502百万円 4,002百万円 4,102百万円 3,050百万円 2,763百万円 資本金 14,100百万円 14,100百万円 14,100百万円 14,100百万円 14,100百万円 発行済株式総数 180,936千株 18,093千株 18,093千株 18,093千株 18,093千株
純資産額 167,654百万円 171,872百万円 171,843百万円 160,433百万円 168,829百万円 総資産額 2,971,829百万円 3,139,945百万円 3,017,750百万円 3,024,787百万円 3,480,732百万円
預金残高 2,457,425百万円 2,550,085百万円 2,578,180百万円 2,623,663百万円 2,908,092百万円
貸出金残高 1,640,371百万円 1,676,170百万円 1,671,291百万円 1,616,459百万円 1,839,485百万円 有価証券残高 975,032百万円 798,608百万円 673,444百万円 700,062百万円 759,562百万円
1株当たり純資産額 9,336.62円 9,570.31円 9,568.42円 8,980.50円 9,441.56円 1株当たり配当額(内1株当たり中間配当額) 7.00円(3.50円) 38.50円(3.50円)70.00円(35.00円)80.00円(40.00円)70.00円(35.00円) 1株当たり当期純利益 248.07円 222.95円 228.52円 170.44円 154.58円
潜在株式調整後1株当たり当期純利益 247.75円 222.66円 228.16円 ― ―
単体自己資本比率(国内基準) 11.02% 10.75% 11.01% 11.41% 11.62%
自己資本利益率 2.65% 2.35% 2.38% 1.83% 1.67%
株価収益率 13.99倍 12.76倍 9.83倍 9.11倍 9.47倍
配当性向 28.22% 31.39% 30.63% 46.93% 45.28%
従業員数[外、平均臨時従業員数] 1,400人[717人] 1,396人[702人] 1,381人[693人] 1,350人[661人] 1,306人[641人]
(注)1.従業員数は、取締役を兼務していない執行役員を含んでおります。
2 .第117期(2020年3月)の1株当たり配当額のうち10.00円(1株当たり中間配当額のうち5.00円)は創業140周年記 念配当であります。
3 .2017年10月1日付で普通株式10株につき1株の割合で株式併合を実施しております。1株当たり純資産額、1株当た り当期純利益及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、第114期(2017年3月)の期首に当該株式併合が行 われたと仮定して算出しております。
4 .第115期(2018年3月)の1株当たり配当額38.50円は、1株当たり中間配当額3.50円と1株当たり期末配当額35.00 円の合計であります。2017年10月1日付で普通株式10株につき1株の割合で株式併合を実施しているため、1株当たり 中間配当額3.50円は株式併合前、1株当たり期末配当額35.00円は株式併合後の金額となります。
5 .第117期(2020年3月)より、役員報酬BIP信託による業績連動型株式報酬制度を導入したことにより、役員報酬 BIP信託が保有する当行株式を財務諸表において自己株式に計上しております。これに伴い、当該信託が保有する当行株 式は、1株当たり純資産額の算定上、期末発行済株式総数から控除する自己株式に含めております。また、1株当たり当期 純利益の算定上、期中平均株式数の計算において控除する自己株式に含めております。
6 .第117期(2020年3月)及び第118期(2021年3月)の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式 が存在しないため記載しておりません。
7 .単体自己資本比率(国内基準)は、銀行法第14条の2の規定に基づく2006年金融庁告示第19号に定められた算式に基
営業の概況(単体)
単体情報
貸借対照表及び損益計算書等は、会社法第396条第1項の規定に基づき、また、財務諸表は、金融商品取引法第193条の2第1項の規 定に基づき、有限責任監査法人トーマツの監査証明を受けております。
財務諸表
(単位:百万円)
貸借対照表
資産の部 第117期
(2020年3月31日現在)
第118期
(2021年3月31日現在)
現金預け金 619,510 789,178
現金 33,257 36,184
預け金 586,252 752,994
コールローン 5,842 15,802
買入金銭債権 6,901 8,420
商品有価証券 423 ―
商品地方債 423 ―
有価証券 700,062 759,562
国債 111,458 109,642
地方債 181,571 244,550
社債 183,004 152,940
株式 50,693 57,645
その他の証券 173,335 194,783
貸出金 1,616,459 1,839,485
割引手形 3,530 2,555
手形貸付 31,912 25,775
証書貸付 1,399,022 1,630,671
当座貸越 181,993 180,483
外国為替 1,808 3,370
外国他店預け 1,808 3,370
買入外国為替 0 ―
その他資産 49,587 41,368
前払費用 1 2
未収収益 1,326 1,242
先物取引差金勘定 ― 83
金融派生商品 1,530 78
その他の資産 46,728 39,961
有形固定資産 19,605 18,503
建物 7,251 6,831
土地 10,299 10,137
リース資産 61 40
建設仮勘定 1 11
その他の有形固定資産 1,992 1,482
無形固定資産 1,599 1,389
ソフトウエア 1,418 1,214
リース資産 4 ―
その他の無形固定資産 176 174
前払年金費用 3,803 3,606
支払承諾見返 9,454 11,572
貸倒引当金 △10,270 △11,526
投資損失引当金 △0 △0
資産の部合計 3,024,787 3,480,732
負債の部 第117期
(2020年3月31日現在)
第118期
(2021年3月31日現在)
預金 2,623,663 2,908,092
当座預金 133,456 166,101
普通預金 1,418,968 1,661,975
貯蓄預金 42,658 47,228
通知預金 5,505 7,258
定期預金 986,446 981,049
定期積金 3 3
その他の預金 36,623 44,476
譲渡性預金 86,142 81,185
コールマネー 804 942
債券貸借取引受入担保金 50,674 48,177
借用金 77,900 245,100
借入金 77,900 245,100
外国為替 51 35
売渡外国為替 32 9
未払外国為替 18 25
その他負債 6,424 5,331
未決済為替借 107 115
未払法人税等 3 937
未払費用 1,213 1,086
前受収益 775 767
給付補填備金 0 0
先物取引差金勘定 1,445 ―
金融派生商品 40 143
リース債務 70 44
資産除去債務 129 204
その他の負債 2,637 2,033
役員賞与引当金 20 20
退職給付引当金 1,600 1,578
株式給付引当金 74 60
睡眠預金払戻損失引当金 534 436
偶発損失引当金 850 796
繰延税金負債 4,614 7,048
再評価に係る繰延税金負債 1,543 1,525
支払承諾 9,454 11,572
負債の部合計 2,864,353 3,311,902 純資産の部
資本金 14,100 14,100
資本剰余金 6,268 6,268
資本準備金 6,268 6,268
利益剰余金 119,357 120,785
利益準備金 14,100 14,100
その他利益剰余金 105,256 106,684
固定資産圧縮積立金 191 185
別途積立金 98,311 100,311
繰越利益剰余金 6,753 6,188
自己株式 △670 △637
株主資本合計 139,056 140,517
その他有価証券評価差額金 18,391 25,337
土地再評価差額金 2,986 2,975
評価・換算差額等合計 21,377 28,312
純資産の部合計 160,433 168,829
負債及び純資産の部合計 3,024,787 3,480,732
(注) 貸借対照表の注記はP48に掲載しています。
単体情報
(単位:百万円)
損益計算書
第117期 2019年4月 1 日から
(
2020年3月31日まで) (
2020年4月 1 日から2021年3月31日まで第118期)
経常収益 41,341 38,495
資金運用収益 26,187 24,351
貸出金利息 16,267 15,941
有価証券利息配当金 9,581 8,214
コールローン利息 90 12
買現先利息 0 ―
預け金利息 111 138
その他の受入利息 135 43
役務取引等収益 6,271 5,862
受入為替手数料 1,736 1,734
その他の役務収益 4,534 4,128
その他業務収益 5,860 3,624
外国為替売買益 100 68
商品有価証券売買益 ― 0
国債等債券売却益 5,479 3,513
金融派生商品収益 280 42
その他の業務収益 0 0
その他経常収益 3,022 4,656
償却債権取立益 0 3
株式等売却益 2,685 4,324
金銭の信託運用益 35 ―
その他の経常収益 301 328
経常費用 36,392 34,252
資金調達費用 753 300
預金利息 376 187
譲渡性預金利息 27 19
コールマネー利息 187 35
債券貸借取引支払利息 8 8
その他の支払利息 154 50
役務取引等費用 2,881 2,704
支払為替手数料 271 265
その他の役務費用 2,610 2,439
その他業務費用 7,230 4,381
商品有価証券売買損 6 ―
国債等債券売却損 4,002 2,045
国債等債券償還損 3,221 2,335
営業経費 22,603 22,224
その他経常費用 2,923 4,641
貸倒引当金繰入額 1,512 2,596
貸出金償却 1 ―
投資損失引当金繰入額 ― 0
株式等売却損 771 819
株式等償却 23 783
金銭の信託運用損 ― 16
その他の経常費用 614 425
経常利益 4,948 4,243
第117期 2019年4月 1 日から
(
2020年3月31日まで) (
2020年4月 1 日から2021年3月31日まで第118期)
特別利益 4 18
固定資産処分益 4 18
特別損失 689 225
固定資産処分損 148 67
減損損失 540 157
税引前当期純利益 4,263 4,036
法人税、住民税及び事業税 1,139 1,861
法人税等調整額 73 △588
法人税等合計 1,213 1,272
当期純利益 3,050 2,763
(注) 損益計算書の注記はP48に掲載しています。
単体情報
(単位:百万円)
株主資本等変動計算書
前事業年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
株主資本
資本金
資本剰余金 利益剰余金
自己株式 株主資本合計 準備金資本
剰余金資本 合計
準備金利益
その他利益剰余金 利益
剰余金合計 圧縮積立金固定資産 別途
積立金 繰越利益 剰余金
当期首残高 14,100 6,268 6,268 14,100 197 96,311 7,051 117,660 △509 137,520 当期変動額
剰余金の配当 △1,346 △1,346 △1,346
固定資産圧縮積立金の取崩 △5 5 ― ―
別途積立金の積立 2,000 △2,000 ― ―
当期純利益 3,050 3,050 3,050
自己株式の取得 △171 △171
自己株式の処分 △1 △1 10 8
土地再評価差額金の取崩 △5 △5 △5
株主資本以外の項目の当期 変動額(純額)
当期変動額合計 ― ― ― ― △5 2,000 △297 1,697 △161 1,535
当期末残高 14,100 6,268 6,268 14,100 191 98,311 6,753 119,357 △670 139,056 評価・換算差額等
新株予約権 純資産合計
その他有価証券
評価差額金 土地再評価
差額金 評価・換算
差額等合計
当期首残高 31,257 2,980 34,238 84 171,843
当期変動額
剰余金の配当 △1,346
固定資産圧縮積立金の取崩 ―
別途積立金の積立 ―
当期純利益 3,050
自己株式の取得 △171
自己株式の処分 8
土地再評価差額金の取崩 △5
株主資本以外の項目の当期
変動額(純額) △12,866 5 △12,860 △84 △12,945
当期変動額合計 △12,866 5 △12,860 △84 △11,409
当期末残高 18,391 2,986 21,377 ― 160,433
単体情報
当事業年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
株主資本
資本金
資本剰余金 利益剰余金
自己株式 株主資本合計 準備金資本
剰余金資本 合計
準備金利益
その他利益剰余金 利益
剰余金合計 圧縮積立金固定資産 別途
積立金 繰越利益 剰余金
当期首残高 14,100 6,268 6,268 14,100 191 98,311 6,753 119,357 △670 139,056 当期変動額
剰余金の配当 △1,346 △1,346 △1,346
固定資産圧縮積立金の取崩 △6 6 ― ―
別途積立金の積立 2,000 △2,000 ― ―
当期純利益 2,763 2,763 2,763
自己株式の取得 △0 △0
自己株式の処分 △0 △0 34 33
土地再評価差額金の取崩 11 11 11
株主資本以外の項目の当期 変動額(純額)
当期変動額合計 ― ― ― ― △6 2,000 △565 1,427 33 1,461
当期末残高 14,100 6,268 6,268 14,100 185 100,311 6,188 120,785 △637 140,517 評価・換算差額等
純資産合計 その他有価証券
評価差額金 土地再評価
差額金 評価・換算
差額等合計
当期首残高 18,391 2,986 21,377 160,433
当期変動額
剰余金の配当 △1,346
固定資産圧縮積立金の取崩 ―
別途積立金の積立 ―
当期純利益 2,763
自己株式の取得 △0
自己株式の処分 33
土地再評価差額金の取崩 11
株主資本以外の項目の当期
変動額(純額) 6,946 △11 6,934 6,934
当期変動額合計 6,946 △11 6,934 8,396
当期末残高 25,337 2,975 28,312 168,829
単体情報
注記事項
(重要な会計方針)
1.商品有価証券の評価基準及び評価方法
商品有価証券の評価は、時価法(売却原価は移動平均法により算定)により行 っております。
2.有価証券の評価基準及び評価方法
⑴ 有価証券の評価は、満期保有目的の債券については移動平均法による償却原 価法(定額法)、子会社株式及び関連会社株式については移動平均法による原価 法、その他有価証券については原則として決算日の市場価格等に基づく時価法
(売却原価は移動平均法により算定)、ただし時価を把握することが極めて困難 と認められるものについては移動平均法による原価法により行っております。
なお、その他有価証券の評価差額については、全部純資産直入法により処理 しております。
⑵ 有価証券運用を主目的とする単独運用の金銭の信託において信託財産として 運用されている有価証券の評価は、時価法により行っております。
3.デリバティブ取引の評価基準及び評価方法 デリバティブ取引の評価は、時価法により行っております。
4.固定資産の減価償却の方法
⑴ 有形固定資産(リース資産を除く)
有形固定資産は、定率法(ただし、1998年4月1日以後に取得した建物(建 物附属設備を除く。)並びに2016年4月1日以後に取得した建物附属設備及び 構築物については定額法)を採用しております。
なお、主な耐用年数は次のとおりであります。
建 物:3年~50年 その他:3年~20年
⑵ 無形固定資産(リース資産を除く)
無形固定資産は、定額法により償却しております。なお、自社利用のソフト ウェアについては、行内における利用可能期間(5年)に基づいて償却してお
⑶ リース資産ります。
所有権移転外ファイナンス・リース取引に係る「有形固定資産」及び「無形 固定資産」中のリース資産は、リース期間を耐用年数とした定額法により償却 しております。
5.外貨建の資産及び負債の本邦通貨への換算基準
外貨建資産・負債は、決算日の為替相場による円換算額を付しております。
6.引当金の計上基準
⑴ 貸倒引当金
貸倒引当金は、予め定めている償却・引当基準に則り、以下に定める債務者 区分に応じて、次のとおり計上しております。
正常先 : 業況が良好であり、かつ財務内容にも特段の問題がないと認め られる債務者
要注意先 : 貸出条件や返済履行状況に問題があり、業況が低調又は不安定 で、今後の管理に注意を要する債務者
要管理先 : 要注意先のうち債権の全部又は一部が要管理債権(貸出条件緩 和債権及び3カ月以上延滞債権)である債務者
破綻懸念先: 現在は経営破綻の状況にないが、今後経営破綻に陥る可能性が 大きいと認められる債務者
実質破綻先:破綻先と実質的に同等の状況にある債務者
破綻先 : 破産、特別清算等、法的又は形式的に経営破綻の事実が発生し ている債務者
正常先に対する債権については今後1年間の予想損失率に基づき計上してお ります。また、要注意先のうち要管理先に対する債権については今後3年間の、
その他の要注意先に対する債権については今後1年間の予想損失率に基づき計 上しております。予想損失率は、1年間又は3年間の貸倒実績を基礎とした貸 倒実績率等の過去の3算定期間における平均値に基づき損失率を求め、これに 将来見込み等必要な修正として、景気循環等を加味したより長期の過去の一定 期間における平均値に基づく損失率が高い場合、その差分を加味して算定して おります。
破綻懸念先に対する債権については、債権額から担保の処分可能見込額及び 保証による回収可能見込額を控除し、その残額に対して、3年間の貸倒実績を 基礎とした貸倒実績率の過去の一定期間における平均値に基づき決定した予想 損失率を乗じて計上しております。破綻先及び実質破綻先に対する債権につい ては、債権額から、担保の処分可能見込額及び保証による回収可能見込額を控 除した残額を計上しております。
なお、破綻懸念先のうち担保等による保全額を控除した金額が一定額以上で ある債権及び要管理先で与信額が一定額以上である大口の債権のうち、債権の 元本の回収及び利息の受取りに係るキャッシュ・フローを合理的に見積ること ができる債権については、当該キャッシュ・フローを当初の約定利子率で割引 いた金額と債権の帳簿価額との差額を貸倒引当金とする方法(キャッシュ・フ ロー見積法)により計上しております。
すべての債権は、資産の自己査定基準に基づき、営業関連部署の協力の下に 資産査定部署が資産査定を実施し、監査部署が査定結果を監査しております。
⑵ 投資損失引当金
投資損失引当金は、投資に対する損失に備えるため、有価証券の発行会社の 財政状態等を勘案して必要と認められる額を計上しております。
⑶ 役員賞与引当金
役員賞与引当金は、役員への賞与の支払いに備えるため、役員に対する賞与
の支給見込額のうち、当事業年度に帰属する額を計上しております。
⑷ 退職給付引当金
退職給付引当金は、従業員の退職給付に備えるため、当事業年度末における 退職給付債務及び年金資産の見込額に基づき、必要額を計上しております。ま た、退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当事業年度末までの期間 に帰属させる方法については給付算定式基準によっております。なお、数理計 算上の差異は、各事業年度の発生時の従業員の平均残存勤務期間内の一定の年 数(10年)による定額法により按分した額を、それぞれ発生の翌事業年度から 損益処理しております。
⑸ 株式給付引当金
株式給付引当金は、株式交付規程に基づき、取締役(監査等委員である取締 役及び社外取締役を除く。)への当行株式の交付等に備えるため、当事業年度末 における株式給付債務の見込額に基づき計上しております。
⑹ 睡眠預金払戻損失引当金
睡眠預金払戻損失引当金は、負債計上を中止し利益計上を行った睡眠預金の 払戻請求に備えるため、必要と認められる額を計上しております。
⑺ 偶発損失引当金
偶発損失引当金は、信用保証協会に対する責任共有制度に基づく負担金の支 払いに備えるため、過去の実績に基づき、将来の支払見込額を計上しておりま す。
7.ヘッジ会計の方法 ① 金利リスク・ヘッジ
金融資産・負債から生じる金利リスクに対するヘッジ会計の方法は、「銀行 業における金融商品会計基準適用に関する会計上及び監査上の取扱い」(日本 公認会計士協会業種別委員会実務指針第24号 2020年10月8日。以下「業種 別委員会実務指針第24号」という。)に規定する繰延ヘッジによっておりま す。ヘッジ有効性評価の方法については、相場変動を相殺するヘッジについ て、ヘッジ対象となる有価証券・貸出金とヘッジ手段である金利スワップ取 引を特定し評価しております。
② 為替変動リスク・ヘッジ
外貨建金融資産・負債から生じる為替変動リスクに対するヘッジ会計の方 法は、「銀行業における外貨建取引等の会計処理に関する会計上及び監査上の 取扱い」(日本公認会計士協会業種別委員会実務指針第25号 2020年10月8 日)に規定する繰延ヘッジによっております。ヘッジ有効性評価の方法につ いては、外貨建金銭債権債務等の為替変動リスクを減殺する目的で行う通貨 スワップ取引及び為替スワップ取引等をヘッジ手段とし、ヘッジ対象である 外貨建金銭債権債務等に見合うヘッジ手段の外貨ポジション相当額が存在す ることを確認することによりヘッジの有効性を評価しております。
8.その他財務諸表作成のための基本となる重要な事項
⑴ 退職給付に係る会計処理
退職給付に係る未認識数理計算上の差異の未処理額の会計処理の方法は、連 結財務諸表におけるこれらの会計処理の方法と異なっております。
⑵ 消費税等の会計処理
消費税及び地方消費税(以下、消費税等という。)の会計処理は、税抜方式に よっております。ただし、有形固定資産に係る控除対象外消費税等は当事業年 度の費用に計上しております。
(重要な会計上の見積り)
会計上の見積りにより当事業年度に係る財務諸表にその額を計上した項目であ って、翌事業年度に係る財務諸表に重要な影響を及ぼす可能性があるものは次の とおりです。
1.貸倒引当金
⑴ 当事業年度に係る財務諸表に計上した額 貸倒引当金 11,526百万円
⑵ 識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する理解に資する情報 連結財務諸表「注記事項(重要な会計上の見積り)1.貸倒引当金」に記
載しております。
(表示方法の変更)
「会計上の見積りの開示に関する会計基準」(企業会計基準第31号 2020年3月 31日)を当事業年度の年度末に係る財務諸表から適用し、財務諸表に重要な会計 上の見積りに関する注記を記載しております。
(追加情報)
(業績連動型株式報酬制度)
連結財務諸表の注記事項(追加情報)に記載しております。
単体情報