○ 入浴中の利用者の観察を含む介助を行う場合について算定される。
○ 実際に入浴サービスを行った場合のみ算定できる(シャワー浴:可、清拭:不可)。
(7) 入浴介助加算について
通所介護入浴介助加算は、入浴中の利用者の観察を含む介助を行う場合について算定さ れるものである(利用者等告示第 15 号)が、この場合の「観察」とは、自立生活支援のた めの見守り的援助のことであり、利用者の自立支援や日常生活動作能力などの向上のため に、極力利用者自身の力で入浴し、必要に応じて介助、転倒予防のための声かけ、気分の 確認などを行うことにより、結果として、身体に直接接触する介助を行わなかった場合に ついても、加算の対象となるものであること。
また、通所介護計画上、入浴の提供が位置付けられている場合に、利用者側の事情によ り、入浴を実施しなかった場合については、加算を算定できない。
居宅算定基準留意事項
【Q】 通所介護事業所の外での入浴(日帰り温泉等)で利用者の入浴を行なった場合、
入浴介助加算の算定を行なうことができるか。
【A】 算定できない。基本的に通所介護事業は通所介護事業所内で行われるものついて 評価するものである。日帰り温泉等を利用すること自体、介護保険事業として馴染 むか否か、通所介護計画上どのように位置づけられているのか検証する必要があろ う。
ワムネット Q&A
リハビリテーションマネジメント加算
(平成 27 年度見直し)(Ⅰ)230 単位/月
(Ⅱ)(1)開始月から 6 月以内:1,020 単位/月 (2)開始月から 6 月超:700 単位
○ リハビリテーションマネジメント加算(Ⅰ) 次に掲げる基準のいずれにも適合する こと。
(1) 通所リハビリテーション計画(指定居宅サービス等基準第百十五条第一項に規定す る通所リハビリテーション計画をいう。以下同じ。)の進捗状況を定期的に評価し、
必要に応じて当該計画を見直していること。
(2) 指定通所リハビリテーション事業所(指定居宅サービス基準第百十一条第一項に規 定する指定通所リハビリテーション事業所をいう。以下同じ。)の理学療法士、作業 療法士又は言語聴覚士が、介護支援専門員を通じて、指定訪問介護の事業その他の指 定居宅サービスに該当する事業に係る従業者に対し、リハビリテーションの観点か ら、日常生活上の留意点、介護の工夫等の情報を伝達していること。
(3) 新規に通所リハビリテーション計画を作成した利用者に対して、指定通所リハビリ テーション事業所の医師又は医師の指示を受けた理学療法士、作業療法士又は言語聴 覚士が、当該計画に従い、指定通所リハビリテーションの実施を開始した日から起算 して1月以内に、当該利用者の居宅を訪問し、診療、運動機能検査、作業能力検査等
を行っていること。
○ リハビリテーションマネジメント加算(Ⅱ) 次に掲げる基準のいずれにも適合する こと。
(1) リハビリテーション会議を開催し、リハビリテーションに関する専門的な見地から 利用者の状況等に関する情報を構成員と共有し、当該リハビリテーション会議の内容 を記録すること。
(2) 通所リハビリテーション計画について、医師が利用者又はその家族に対して説明 し、利用者の同意を得ること。
(3) 通所リハビリテーション計画の作成に当たって、当該計画の同意を得た日の属する 月から起算して6月以内の場合にあっては1月に1回以上、6月を超えた場合にあっ ては3月に1回以上、リハビリテーション会議を開催し、利用者の状態の変化に応じ、
通所リハビリテーション計画を見直していること。
(4) 指定通所リハビリテーション事業所の理学療法士、作業療法士又は言語聴覚士が、
介護支援専門員に対し、リハビリテーションに関する専門的な見地から、利用者の有 する能力、自立のために必要な支援方法及び日常生活上の留意点に関する情報提供を 行うこと。
(5) 以下のいずれかに適合すること。
① 指定通所リハビリテーション事業所の理学療法士、作業療法士又は言語聴覚士が、
居宅サービス計画に位置付けた指定訪問介護の事業その他の指定居宅サービスに該 当する事業に係る従業者と指定通所リハビリテーションの利用者の居宅を訪問し、
当該従業者に対し、リハビリテーションに関する専門的な見地から、介護の工夫に 関する指導及び日常生活上の留意点に関する助言を行うこと。
② 指定通所リハビリテーション事業所の理学療法士、作業療法士又は言語聴覚士が、
指定通所リハビリテーションの利用者の居宅を訪問し、その家族に対し、リハビリ テーションに関する専門的な見地から、介護の工夫に関する指導及び日常生活上の 留意点に関する助言を行うこと。
(6) (1)から(5)までに適合することを確認し、記録すること。
(厚生労働大臣が定める基準)
※ 平成27年3月27日 老老発 0327 第3号 厚生労働省老健局老人保健課長通知
「リハビリテーションマネジメント加算等に関する基本的な考え方並びにリハビリテー ション計画書等の事務処理手順及び様式例の提示について」も参照のこと。
6 別に厚生労働大臣が定める基準に適合しているものとして都道府県知事に届け出た指 定通所リハビリテーション事業所の医師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士その他 の職種の者が協働し、継続的にリハビリテーションの質を管理した場合は、リハビリテ ーションマネジメント加算として、次に掲げる区分に応じ、1月につき次に掲げる単位 数を所定単位数に加算する。ただし、次に掲げるいずれかの加算を算定している場合に おいては、次に掲げるその他の加算は算定しない。
イ リハビリテーションマネジメント加算(Ⅰ) 230 単位 ロ リハビリテーションマネジメント加算(Ⅱ)
(1) 通所リハビリテーション計画を利用者又はその家族に説明し、利用者の同意を得た日
の属する月から起算して6月以内の期間のリハビリテーションの質を管理した場合 1,020 単位
(2) 当該日の属する月から起算して6月を超えた期間のリハビリテーションの質を管理 した場合 700 単位
居宅算定基準
① リハビリテーションマネジメント加算は、利用者ごとに行われるケアマネジメント の一環として実施されるものであり、リハビリテーションの質の向上を図るため、利 用者の状態や生活環境等を踏まえた多職種協働による通所リハビリテーション計画の 作成、当該計画に基づく適切なリハビリテーションの提供、当該提供内容の評価とそ の結果を踏まえた当該計画の見直し等といったSPDCAサイクルの構築を通じて、
継続的にリハビリテーションの質の管理を行った場合に加算するものである。
② 「リハビリテーションの質の管理」とは、生活機能の維持又は向上を目指すに当た って、心身機能、個人として行うADLやIADLといった活動、家庭での役割を担 うことや地域の行事等に関与すること等といった参加について、バランス良くアプロ ーチするリハビリテーションが提供できているかを管理することをいう。
③ 本加算は、SPDCAサイクルの構築を通じて、継続的にリハビリテーションの質 の管理を行った場合に加算するものであることから、当該SPDCAサイクルの中で 通所リハビリテーション計画を、新規に作成し直すことは想定しておらず、利用者の 状態に応じて適切に当該計画の見直しが行われるものである。
したがって、「同意」とは、本加算を取得するに当たって初めて通所リハビリテー ション計画を作成して得られた同意をいい、当該計画の見直しの同意とは異なること に留意すること。
④ 注6ロ(居宅算定基準)に規定するリハビリテーションマネジメント加算(Ⅱ)(1)
を取得後は、注6ロに規定するリハビリテーションマネジメント加算(Ⅱ)(2)を算 定するものであることに留意すること。
ただし、当該期間以降であっても、リハビリテーション会議を開催し、利用者の急 性増悪等により引き続き月に1回以上、当該会議を開催し、利用者の状態の変化に応 じ、当該計画を見直していく必要性が高いことを利用者若しくは家族並びに構成員が 合意した場合、リハビリテーションマネジメント加算(Ⅱ)⑴を再算定できるものであ ること。
⑤ 大臣基準告示第 25 号イ(1)の「定期的に」とは、初回の評価は、通所リハビリテー ション計画に基づくリハビリテーションの提供開始からおおむね2週間以内に、その 後は各加算に位置付けられた見直しの期間ごとに評価を行うものであること。
居宅算定基準留意事項
【Q74】 → 平成27年度介護報酬改定に関するQ&A(Vol.2)(平成27年4月30日)問21により 一部修正
【Q75】 → 平成27年度介護報酬改定に関するQ&A(Vol.2)(平成27年4月30日)問21により 削除