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南 アジアの港 湾 事 情

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東 南 ア ジ ア か ら 南 ア ジ ア 、 特 に 南 ア ジ ア へ の 輸 送 量 が 増 加 す る に つ れ 、 南 ア ジ ア 側 で は 港 の 処 理 能 力 不 足 等 が 顕 著 に な っ て い る 。 本 章 で は 、 東 南 ア ジ ア か ら の 輸 送 の ボ ト ル ネ ッ ク と も な り か ね な い 南 ア ジ ア 諸 国 の 港 湾 、 特 に イ ン ド 、 ス リ ラ ン カ 、 バ ン グ ラ デ シ ュ に つ い て み て み る 。

2-1 イ ン ド の 港 湾

2-1-1 主 要 港 と 取 り 扱 い 貨 物

イ ン ド に は 12 の 主 要 港 と 187の 中 小 港 湾 が 存 在 す る 。主 要 12 港 は 、コ ル カ タ( ハ ル デ ィ ア 港 タ ー ミ ナ ル を 含 む )、パ ラ デ ィ プ 、ヴ ィ シ ャ ー カ パ ト ナ ム 、チ ェ ン ナ イ 、エ ノ ー ル 、 ツ チ コ リ ン 、 コ ー チ ン 、 ニ ュ ー マ ン ガ ロ ー ル 、 マ ー ル ム ガ オ ー 、 ム ン バ イ 、 ジ ャ ワ ハ ル ラ ル ・ ネ ル(JNPT)、カ ン ド ラ ー で あ る 。株 式 会 社 と し て 運 営 さ れ て い る エ ノ ー ル 港 を 除 き 、 残 り の 11 港 は 海 運 局 に 属 す る 独 立 行 政 機 関 で あ る 各 港 湾 公 社 が 運 営 し て い る 。 た だ し 、 一 部 の 港 湾 の 中 で は コ ン テ ナ タ ー ミ ナ ル の 運 営 を 民 間 に 委 託 し て い る ケ ー ス は あ る 。主 要 港 以 外 の 中 小 港 湾 は 、そ れ ぞ れ 属 す る 州 政 府 が 運 営 を 管 轄 し て い る 。12 の 主 要 港 の 立 地 は 図 13の と お り 。

図 13 主 要 港 の 立 地 図

出 所 : 海 運 局 ア ニ ュ ア ル レ ポ ー ト 2005-2006よ り 作 成

表 29 の と お り 、2006-07年 度 の 主 要 港 の 貨 物 取 扱 量 は 4億 6,384.3万 ト ン で 、対 前 年 比 9.5% 増 、5年 間 の 年 平 均 伸 び 率 は 9.1% と な っ た 。主 要 港 の 中 で も 伸 び 率 が 高 い の は 、 エ ノ ー ル 、 コ ル カ タ 、JNPT、 ム ン バ イ で あ る 。

表 29 イ ン ド の 主 要 港 湾 の 貨 物 取 扱 量

単位:1,000トン

年度 2001-02 2002-03 2003-04 2004-05 2005-06 2006-07 5年間の年平均

成長率 チェンナイ 36,115 33,686 36,710 43,806 47,248 53,414 7.5%

コーチン 12,057 13,001 13,572 14,095 13,887 15,314 4.7%

エノール 3,401 8,485 9,277 9,480 9,168 10,714 20.5%

ハルディア 25,029 28,603 32,567 36,262 42,337 42,454 10.0%

JNPT 22,521 26,844 31,190 32,808 37,836 44,818 12.9%

カンドラー 37,728 40,633 41,523 41,551 45,907 52,982 6.6%

コルカタ 5,374 7,201 8,693 9,945 10,806 12,596 15.7%

マールムガオー 22,928 23,649 27,874 30,659 31,688 34,241 7.7%

ムンバイ 26,433 26,796 29,995 35,187 44,190 52,364 12.8%

ニューマンガロール 17,501 21,430 26,673 33,891 34,451 32,042 11.4%

パラディプ 21,131 23,901 25,311 30,104 33,109 38,517 11.3%

ツチコリン 13,017 13,294 13,678 15,811 17,139 18,001 6.3%

ヴィシャーカパトナム 44,344 46,006 47,736 50,147 55,801 56,386 4.7%

主要港計 287,579 313,529 344,799 383,746 423,567 463,843 9.1%

出 所 :2004-05 年 度 ま で は ICRA Sector Analysis

”Shipping and Ports” ICRA Limited 2006年 5 月 発 行 、 2005-06、2006-07年 度 は イ ン ド 港 湾 協 会

取 り 扱 い 荷 物 で は 石 油 、 鉄 鉱 石 等 の 液 体 貨 物 や バ ラ 積 み 貨 物 が 多 く 、 コ ン テ ナ は 全 体 の 15.8% と な っ て い る 。貨 物 の 種 類 別 で は 石 油 が 最 も 多 く 、2006-07 年 度 に は 主 要 港 の 取 扱 貨 物 の 33.3% を 占 め た 。

石油, 33.3%

鉄鉱石, 17.4%

肥料, 3.0%

石炭, 13.0%

コンテナ, 15.8%

その他, 17.5%

図 14 イ ン ド の 主 要 港 に お け る 貨 物 取 り 扱 い 内 訳

出 所 : イ ン ド 港 湾 協 会

一 方 、 貨 物 種 類 別 に 取 り 扱 い 港 湾 を み る と 、 石 油 は ム ン バ イ 、 カ ン ド ラ ー に お け る 取 り 扱 い が 多 く 、鉄 鉱 石 は マ ー ル ム ガ オ ー 、石 炭 は パ ラ デ ィ プ 、コ ン テ ナ は JNPTと な っ て い る 。

表 30 イ ン ド の 主 要 港 に お け る 品 目 別 貨 物 取 り 扱 い 量 (2006-07 年 度 )

単位:100万トン 石油 鉄鉱石 肥料 石炭 コンテナ その他 合計

全体に占める割

コルカタ 5.18 0.22 0.02 - 4.01 3.17 12.60 2.7%

ハルディア 18.07 8.32 0.80 7.87 1.89 5.49 42.45 9.2%

パラディプ 1.38 11.88 2.95 16.75 0.03 5.54 38.52 8.3%

ヴィシャーカパトナム 18.18 14.72 3.45 9.16 0.80 10.08 56.39 12.2%

エノール 0.19 1.72 - - - - 10.71 2.3%

チェンナイ 12.94 10.48 1.01 3.57 14.17 11.24 53.41 11.5%

ツチコリン 0.74 - 1.38 5.61 4.01 6.27 18.00 3.9%

コーチン 10.48 - 0.60 0.22 3.01 1.01 15.31 3.3%

ニューマンガロール 21.87 6.25 1.00 1.05 0.27 1.62 32.04 6.9%

マールムガオー 0.79 26.74 0.23 0.23 0.13 2.41 34.24 7.4%

ムンバイ 32.17 - 0.46 2.53 1.58 15.62 52.36 11.3%

J.N.P.T. 2.66 - - - 40.81 1.35 44.82 9.7%

カンドラー 29.71 0.23 2.22 0.70 2.78 17.34 52.98 11.4%

合計 154.35 80.56 14.11 60.22 73.48 81.13 463.84 100.0%

全体に占める割合 33.3% 17.4% 3.0% 13.0% 15.8% 17.5% 100.0%

出 所 : イ ン ド 港 湾 協 会

2-1-2 主 要 港 概 要

次 に 、 主 要 港 12 港 の う ち 、 前 章 の 航 路 分 析 で 、 東 南 ア ジ ア と の 航 路 の 寄 港 地 と な っ て い た 、 コ ル カ タ ・ ハ ル デ ィ ア 、 ヴ ィ シ ャ ー カ パ ト ナ ム 、 チ ェ ン ナ イ 、 ツ チ コ リ ン 、 コ ー チ ン 、 ム ン バ イ 、JNPTの 港 湾 に つ い て 概 説 す る 。

(1) コ ル カ タ ・ ハ ル デ ィ ア

コ ル カ タ 港 は 1870 年 に 設 立 さ れ た イ ン ド で 最 も 古 い 港 湾 で 、 イ ン ド の 主 要 港 の 中 で 唯 一 の 河 川 港 で あ る 。 イ ン ド 東 部 の ゲ ー ト ウ ェ イ で 、 大 き な 後 背 地 を か か え る 。 コ ル カ タ 港 に は 、 フ ー リ ー (Hooghly) 川 の 東 岸 に 立 地 す る コ ル カ タ 埠 頭 (Kolkota Dock System:KDS) と 西 岸 に 立 地 す る ハ ル デ ィ ア 埠 頭 (Haldia Dock System:HDS) の 2 つ の 埠 頭 か ら 成 る 。 ハ ル デ ィ ア 埠 頭 は 1971年 か ら 操 業 し て い る 。

コ ル カ タ ド ッ ク シ ス テ ム は 、さ ら に 、キ ダ ー ポ ア ド ッ ク(KPD)、ネ タ ジ ・サ バ シ ュ ド ッ ク(NSD)、バ ジ バ ジ・オ イ ル 桟 橋 、及 び 川 下 の ダ イ ア モ ン ド・ハ ー バ ー 、サ ー ガ ル 、 及 び サ ン ド ヘ ッ ド の 2、3 の 錨 地 の 4 つ に 分 け ら れ る 。KPD も NSD も 、 フ ー リ ー 川 沿 い の ガ ー デ ン リ ー チ の 近 く に 位 置 す る ( 水 門 ) 係 船 水 域 で あ る 。 ガ ー デ ン リ ー チ か ら 下 流 の サ ン ド ヘ ッ ド ま で の 距 離 は お よ そ 223キ ロ メ ー ト ル 。6つ の 桟 橋 が あ る バ ジ バ ジ は 、

NSDの 川 下 約 30 キ ロ メ ー ト ル に 位 置 す る 河 岸 の タ ー ミ ナ ル で あ る 。KPDに は 、一 般 貨 物 用 の バ ー ス が 18 箇 所 、NSD に は 、 コ ン テ ナ 及 び 一 般 貨 物 用 の バ ー ス が 10 箇 所 設 置 さ れ て い る 。ダ イ ア モ ン ド・ハ ー バ ー と サ ー ガ ル の 錨 地 は 、バ ラ 積 み 乾 貨 の 取 り 扱 い( は し け 運 搬 ) や 、 サ ン ド ヘ ッ ド に お け る 液 体 用 バ ル ク コ ン テ ナ の は し け 運 搬 と 関 連 し て い る11。 な お 、 コ ル カ タ 埠 頭 の コ ン テ ナ タ ー ミ ナ ル は BOT 方 式 で 、 イ ン ド の ABG重 工 業 の 子 会 社 、 カ ー デ ィ ナ ル ・ ロ ジ ス テ ィ ク ス が 運 営 し て い る 。

以 下 は コ ル カ タ と ハ ル デ ィ ア の 港 施 設 の 現 在 の 見 取 り 図 で あ る 。

図 15 コ ル カ タ 港 (NSD) の 見 取 り 図

出 所 : イ ン ド 港 湾 協 会 “Coordination og business plan for major ports in India” Sep 2007

図 16 コ ル カ タ 港 ( ハ ル デ ィ ア ) の 見 取 り 図

出 所 : イ ン ド 港 湾 協 会 “Coordination og business plan for major ports in India” Sep 2007

(2) ヴ ィ シ ャ ー カ パ ト ナ ム

イ ン ド で 最 大 の 貨 物 取 扱 量 を 誇 る 港 で 、1933 年 に 設 立 さ れ た 。当 初 は マ ン ガ ン 鉱 の み を 取 り 扱 っ て い た が 、 現 在 で は 石 油 、 鉄 鉱 石 、 石 炭 、 肥 料 や コ ン テ ナ 等 を 扱 う 。 イ ン ド の コ ン テ ナ 取 り 扱 い 港 で は 最 も 水 深 が 深 く 14.9 メ ー ト ル で あ る 。

同 港 に は 7 つ の バ ー ス の あ る ア ウ タ ー 埠 頭 と 、19 の バ ー ス が あ る イ ン ナ ー 埠 頭 が あ る 。

11 イ ン ド 港 湾 協 会 “Coordination og business plan for major ports in India” Sep 2007

ア ウ タ ー 埠 頭 の 7 つ の バ ー ス に は 以 下 が 含 ま れ る 。

・ 2つ の 鉄 鉱 石 バ ー ス

・ 一 般 貨 物 バ ー ス

・ オ フ シ ョ ア タ ン カ ー タ ー ミ ナ ル (OSTT)

・ LPG埠 頭

・ コ ン テ ナ バ ー ス (VCTPL)

・ 石 油 輸 送 船 係 留 施 設12

2003 年 に 操 業 し た ア ウ タ ー 埠 頭 の コ ン テ ナ タ ー ミ ナ ル は 、BOT プ ロ ジ ェ ク ト で 、 ド バ イ ・ ポ ー ト ・ イ ン タ ー ナ シ ョ ナ ル と イ ン ド の 大 手 シ ッ プ エ ー ジ ェ ン シ ー で あ る J.M.

バ ク シ 社 と の 合 弁 会 社 ヴ ィ サ カ ・ コ ン テ ナ タ ー ミ ナ ル 社 が 運 営 し て い る 。 イ ン ナ ー 埠 頭 の バ ー ス の う ち 2ヶ 所 は 英 国 の ポ ル テ ィ ア マ ネ ー ジ メ ン ト サ ー ビ ス 社 と イ ン ド 大 手 建 設 会 社 ガ モ ン ・ イ ン デ ィ ア 社 の 合 弁 会 社 で あ る ヴ ィ ザ グ ・ シ ー ポ ー ト 社 が BOT 形 式 で 運 営 し て い る 。

イ ン ナ ー 埠 頭 は 1933年 よ り 操 業 さ れ て お り 、自 然 に 保 護 さ れ た 進 入 航 路 、船 回 し 場 、 そ し て 3 つ の 航 行 可 能 な ア ー ム か ら 構 成 さ れ て い る 。2 つ の 船 だ ま り ( 北 部 及 び 西 部 の 船 だ ま り ) は 、 ヴ ィ シ ャ ー カ パ ト ナ ム 港 湾 局 が 使 用 し て い る 。 両 方 の 船 だ ま り は 、 様 々 な 貨 物 船 に 使 用 さ れ て お り 、喫 水 10.2 メ ー ト ル ま で の 船 舶(4 万 5,000 重 量 ト ン )が 入 港 で き る 。

イ ン ナ ー 埠 頭 へ の 進 入 航 路 は か な り 狭 く( 最 小 110メ ー ト ル )、海 岸 線 に は 岩 が 多 い 。 航 路 を 広 く す る た め の 浚 渫 作 業 が 行 わ れ て い る 。

図 17 ヴ ィ シ ュ ー カ パ ト ナ ム 港 の 見 取 り 図

出 所 : イ ン ド 港 湾 協 会 “Coordination og business plan for major ports in India” Sep 2007

12 イ ン ド 港 湾 協 会 “Coordination og business plan for major ports in India” Sep 2007

(3) チ ェ ン ナ イ

1875 年 に 操 業 。1970 年 代 か ら コ ン テ ナ 貨 物 を 取 り 扱 っ て お り 、 コ ン テ ナ の 取 り 扱 い で は 、JNPT 港 に つ い で イ ン ド で 2 番 目 に 多 い 。 チ ェ ン ナ イ 港 は 、 防 波 堤 に よ っ て 海 や 大 波 か ら 保 護 さ れ て い る 。入 り 口 の 航 路 は 、長 さ 7 キ ロ メ ー ト ル 、水 深 19.2 メ ー ト ル 。 ア ン ベ ー ド カ ル ド ッ ク 、ジ ャ ワ ハ ー ル ド ッ ク 、そ し て バ ラ テ ィ ド ッ ク の 3つ の ド ッ ク に 、 24 の バ ー ス が あ る 。 最 大 水 深 は 17.4 メ ー ト ル 。 埠 頭 の 総 長 は 約 5.5 キ ロ メ ー ト ル 、 総 面 積 は 約 240 ヘ ク タ ー ル と 、 標 準 の 埠 頭 と 比 べ る と 、 比 較 的 小 規 模 で あ る 。13

現 在 、既 存 の 東 埠 頭 、ナ バ ル バ ー ス 、及 び 南 埠 頭 III を 、横 付 け 可 能 な 水 深 15.5 メ ー ト ル の 第 2 コ ン テ ナ タ ー ミ ナ ル に 改 造 す る た め の 工 事 が 行 わ れ て い る 。ツ チ コ リ ン 港 の コ ン テ ナ タ ー ミ ナ ル を 運 営 し て い る シ ン ガ ポ ー ル の PSA と チ ェ ン ナ イ の 物 流 会 社 で あ る シ カ ル 社 の 合 弁 企 業 、PSA-シ カ ル 社 が 第 2 タ ー ミ ナ ル の 運 営 を 2006 年 11 月 に 受 注 し た 。 チ ェ ン ナ イ 港 の 既 存 の コ ン テ ナ タ ー ミ ナ ル は ド バ イ ・ ポ ー ト が 運 営 し て い る 。 チ ェ ン ナ イ 港 の コ ン テ ナ タ ー ミ ナ ル は 、港 湾 の 民 営 化 の 一 環 と し て P&O ポ ー ト 社 が 2001 年 に イ ン ド 政 府 か ら 30 年 の 開 発 運 営 権 を 得 て 運 営 し て い た が 、 ド バ イ ・ ポ ー ト が P&O グ ル ー プ を 買 収 し た た め 、 ド バ イ ・ ポ ー ト の 傘 下 に 入 っ た 。

埠 頭 の 全 長 が 1.9 キ ロ メ ー ト ル あ る バ ラ テ ィ ド ッ ク に は 、POL、 コ ン テ ナ 、 及 び 鉄 鉱 石 の 取 り 扱 い 設 備 が 完 備 さ れ て い る 。鉄 鉱 石 バ ー ス で は 、喫 水 16.5 メ ー ト ル の 船 舶 の 横 付 け が 可 能 で あ る 。 コ ン テ ナ タ ー ミ ナ ル の 有 効 喫 水 は 13.4メ ー ト ル 。

同 港 の 見 取 り 図 は 以 下 の と お り 。

図 18 チ ェ ン ナ イ 港 の 見 取 り 図

出 所 : チ ェ ン ナ イ 港 ウ ェ ブ サ イ ト

(4) ツ チ コ リ ン

1974年 に 開 設 さ れ た イ ン ド 東 岸 最 南 端 の 主 要 港 。約 4キ ロ メ ー ト ル の 長 さ の ほ ぼ 平 行 な 防 波 堤 の 間 に 立 地 し た 、 囲 繞 水 域 の あ る 人 工 の 港 で あ る 。 防 波 堤 の 間 の 距 離 は 1,275 メ ー ト ル 。進 入 航 路 の 長 さ は 2.4キ ロ メ ー ト ル 、幅 183 メ ー ト ル 、喫 水 は 12.5メ ー ト ル 。

13 イ ン ド 港 湾 協 会 “Coordination og business plan for major ports in India” Sep 2007

防 波 堤 の 間 の 同 港 の 水 深 は 最 大 10.7 メ ー ト ル 、 旋 回 直 径 は 488メ ー ト ル で あ る 。 同 港 に は 、8 つ の バ ー ス が あ り 、最 大 許 容 喫 水 は 8.6 メ ー ト ル か ら 10.9 メ ー ト ル 、バ ラ 積 み 乾 貨 物 、 混 載 貨 物 、 及 び コ ン テ ナ を 取 り 扱 う 埠 頭 の 全 長 は 1,770 メ ー ト ル 。 コ ン テ ナ は 、7 番 バ ー ス の 後 の 専 用 の コ ン テ ナ タ ー ミ ナ ル で 積 み 下 ろ し 作 業 が 行 わ れ る 。 さ ら に 、 同 港 に は 2 つ の 浅 水 路 バ ー ス 、 石 油 埠 頭 、 及 び 2つ の ( 熱 ) 石 炭 埠 頭 が あ る 。 陸 揚 げ さ れ た 熱 石 炭 は 、 ホ ッ パ ー と コ ン ベ ア ベ ル ト シ ス テ ム で 隣 接 し て い る 発 電 所 へ と 輸 送 さ れ る 。 た だ し 同 港 で は 、 バ ー ス 近 く に 保 管 場 所 が 不 足 し て い る 。 バ ラ 積 み 貨 物 の 保 管 場 所 は 、バ ー ス か ら 3キ ロ メ ー ト ル ほ ど 離 れ て い る た め 、港 内 を 大 型 搬 送 ト ラ ッ ク や 大 型 車 で 輸 送 し な け れ ば な ら な い 。14

コ ン テ ナ タ ー ミ ナ ル は 1999 年 に 開 発 運 営 を BOT 方 式 で 受 注 し た PSA-シ カ ル 社 が 運 営 し て い る 。

図 19 ツ チ コ リ ン 港 の 見 取 り 図

出 所 : ツ チ コ リ ン 港 湾 局

(5) コ ー チ ン

1930年 ~1931年 頃 に 開 設 さ れ た 。1973年 か ら コ ン テ ナ 貨 物 の 取 り 扱 い を 始 め て い る 。 イ ン ド の 南 西 部 の ケ ラ ラ 州 の 海 岸 で 、 ウ ィ リ ン グ ド ン 島 の 近 く に 位 置 し て い る 。 外 側 の 運 河 の 長 さ は 10 キ ロ 、幅 175メ ー ト ル で 、喫 水 12.5 メ ー ト ル ま で の 船 が 航 行 可 能 で あ る 。 バ ー ス は エ ル ナ ク ラ ム 運 河 と マ ッ タ ン チ ェ リ ー 運 河 に 沿 っ て 設 置 さ れ て い る 。 エ ル ナ ク ラ ム 埠 頭 は 、 全 長 917 メ ー ト ル で 6 つ の バ ー ス が あ る 。 こ の 内 、3 つ の バ ー ス が コ

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