安全性情報
Pharmaceuticals and
Medical Devices Safety Information
厚生労働省医薬食品局
No.
229 ・ 230
1.医療事故防止等のための医療用医薬品へのバーコード表示の実施について …3 2.市販直後安全性情報収集事業(定点観測事業)について ………8 3.使用上の注意の改訂について(その180)
8歳未満の小児に対する適用を取得していない
自動体外式除細動器(AED) ………11 4.市販直後調査の対象品目一覧………12
(参考資料)インフルエンザに伴う随伴症状の発現状況に関する調査研究について…………15
No.229 目次
この医薬品・医療機器等安全性情報は、厚生労働省において収集された副作用情報をもとに、医薬品・医療 機器等のより安全な使用に役立てていただくために、医療関係者に対して情報提供されるものです。
医薬品・医療機器等安全性情報は、医薬品医療機器情報提供ホームページ(http://www.info.pmda.go.jp/)
又は厚生労働省ホームページ(http://www.mhlw.go.jp/)からも入手可能です。
また、NTTのファクシミリ通信網サービス「Fネット」を通じ、最近1年間の「医薬品・医療機器等安全性情 報」がお手元のファクシミリから随時入手できます(利用者負担)。
「Fネット」への加入等についての問い合わせ先:10120-161-011
平成18年(2006年)10月・11月 厚生労働省医薬食品局
◎連絡先
0100-8916 東京都千代田区霞が関1−2−2 厚生労働省医薬食品局安全対策課
1 03-3595-2435(直通)
03-5253-1111(内線)2756、2753、2751
(Fax)03-3508-4364
{
1.重篤副作用疾患別対応マニュアルについて ………3 2.重要な副作用等に関する情報 ………6
¡ 塩酸アマンタジン ………6
™ セフトリアキソンナトリウム ………9 3.使用上の注意の改訂について(その181)
スリンダク他(
11
件)………13 4.市販直後調査の対象品目一覧………17No.230 目次
検 査 セ ン タ ー だ よ り
冬場の感染症といえば、やはりインフルエンザが一番でしょうが、今シーズンはノロウイルスによる 感染性胃腸炎が多発しています。毎年12月から1月頃が発生のピークですが、広島市でも今シーズンは 例年より早い10月中旬頃から、ノロウイルスによると考えられる集団感染事例が多く報告されています。
ノロウイルスは、「食中毒として発症」する場合と「感染症として発症」する場合との二面性を持っ ています。人から排出されたノロウイルス等は、トイレから下水を経由して河川に流れ込み海にたどり つき、海で生息する貝類等の中でウイルスが蓄積されていきます。ノロウイルス等の蓄積された貝類等 を食べることによって、下痢・嘔吐の症状を起こすことをノロウイルスによる食中毒といいます。
ノロウイルスによる急性胃腸炎で発症した人の排泄物・嘔吐物から直接手指などを介して感染し発症 したり、排泄物・嘔吐物を始末した手指などを介して感染し発症することをノロウイルスによる感染性 胃腸炎といいます。
感染力が強く、少量のウイルスでも感染するため、学校・病院・介護施設・福祉施設などの集団生活 の場では、集団発生を引き起こしやすいといわれており注意が必要です。
また、学校保健法においては、感染性胃腸炎は学校における予防すべき伝染病と明確には規定されて いません。ウイルス性を念頭においた流行性嘔吐下痢症が、学校での流行を防ぐため、必要があれば、
学校長が学校医の意見を聞き、伝染病3種として出席停止の措置が必要と考えられる伝染病のひとつと して例示されています。
次に消毒方法について、ノロウイルスの失活化には、エタノールや逆性石けんはあまり効果がありま せん。ノロウイルスを完全に失活化する方法には、次亜塩素酸ナトリウム、加熱があります。調理器具 等は洗剤等を使用し十分に洗浄した後、次亜塩素酸ナトリウム(塩素濃度200ppm)で浸すように拭く ことでウイルスを失活化できます。但し皮膚に対する刺激と金属に対し腐食性があるので、使用には注 意して下さい。まな板や食器、ふきん等の調理器具は熱湯(85℃以上)で1分以上の加熱が有効です。
身近にある500mLのペットボトルを使って簡単に希釈する方法がありましたので、ご紹介します。
ペットボトルのキャップには約5mL入ります(※すりきり一杯は7mL)。そこで、消毒液キャップ1 杯(5mL)→500mLにすると100倍希釈の溶液ができます。キャップ1杯の量がわかっていればあとは ペットボトルの容量で対応できます。職業柄つい「きちんと計らなきゃ」と思いがちですが、これなら 目分量よりは、正確にできそうですね。
最後にノロウイルス予防のポイントをあげておきます。
・手洗いは、石けんを使って、水で十分に流す(流水で流すだけでもウイルスはずいぶん減少します)。
・消毒は、次亜塩素酸ナトリウムまたは加熱(85℃で1分間以上)が有効。
・便や吐物の処理には十分注意し、乾燥させずにすぐに拭き取り、廃棄物は密封すること。
(多量のウイルスが含まれています)
検査センターだよりでノロウイルスを取り上げるのは3回目です。平成9年に厚生労働省が、食中毒 の原因にノロウイルスを加えてから、統計的に年間を通して食中毒患者数が一番多いのがノロウイルス です。特に最近は食事からではなく、ヒトからヒトへの感染が主流になってきているため、集団生活の 場での感染症として一カ所の発生人数が多いことがわかります。原稿を書きながら新年号が皆様のお手 元に届く頃には、今シーズンの発生状況が少し落ち着いていることを願っております。
参考HP:広島市感染症情報センター、広島県感染症情報センター
ノロウイルス その3
後藤 佳恵Pharmacist’s Holiday
Pharmacist’s Holiday 〜薬剤師 〜薬剤師 の の 休日〜 休日〜
啓蒙思想家 窪田次郎 先生 啓蒙思想家 窪田次郎 先生
た雨の中」
出かけた。
を撮った。
特有の「片山病」やバセドー氏病、
れていた。
分業を唱えた」とあって驚いた。
偶然だった。
昨日「紅葉狩り」に行ったが「見ごろは過ぎた雨の中」
欲求不満にて1時間の休憩を利用して山間に出かけた。
ふとみた山すそに素晴らしい紅葉の塊り。
ひたすら路地山道をくぐってたどりつき写真を撮った。
帰りに目に付いた看板が写真1。
シーボルトに学んだ父を持った医師でこの地特有の「片山病」やバセドー氏病、
さらには教育、行政にも功績があったと記されていた。
そして最後に「明治初年に女性参政権と医薬分業を唱えた」とあって驚いた。
車で10分以内にかような人の生家があった。
福山支部 村上 信行
写真1 窪田氏業績 写真2 跡地全景と福山市天然記念物「榎」
略 歴 1835年(天保6年)・安那郡粟根村(現在福山市加茂町粟根)に生まれる。
13才で遊学、 27歳の時にふるさとに帰り、父の医業を継承。
1868年(明治初年)・「女性参政権」
「医薬分業」を唱える。1871年(明治4年)・啓蒙所(小学校の前身)設立。 1872年の「学制発布」時点では学校数88校、生徒数5095人
・粟根村に村議会開設(本邦最初)
1872年(明治5年)・「民選議員」設立構想の建白。
1873年(明治6年)・バセドー氏病」の発見(本邦最初)
・片山病(風土病)の研究。・全国一律に小学校ができるが、この地方では啓蒙所がそのまま新制度の小学校に移行する。
1876年(明治9年)・地租改正反対闘争などにより弾圧され「医療停止」処分を受ける。
1883年(明治16年)
・片山病患者の病理解剖1902年(明治35年)
・享年68歳医療衛生活動として他にコレラ対策、医学衛生結社(保健所の前身)結成、巡回診療などがある。
小田県※ついで広島県から病院兼医学校創立周旋方に任命されるが辞退。地域住民のために一生を捧げる。
彼の業績は政治・民生・教育・医療・衛生など広範囲におよんでいる。
参考資料 1.誠之館同窓会ホームページ 誠之館と交流した人々「窪田次郎」
2.「窪田次郎生誕の地」看板
※
小田県 明治維新時の一時期に存在した県。現在の岡山県南東部と広島県東部を領域としていた。領域に は備中全体と備後東部5郡。1875年岡山県に統合され消滅。 1876年現在の福山市と尾道市の東半分と
府中市の大部分、神石高原町に当る地域が広島県に移管された。(フリー百科事典『ウィキペディア』より)平成18年11月18日・19日1泊2日
(19名)で親和会の旅行で徳島へ行 きました。
新幹線で岡山まで行き、岡山から はずっとバスの移動でした。バスガ イドさんは声の大きな楽しい人で、ずっと息つく 暇もなく話してます。途中マイクの調子が悪くな ることもあり、マイクなしでの説明にのどが心配 になることもありましたが、たくさんのことを説 明して下さいました。
昼食を食べ、祖谷のかずら橋へと行きました。
この頃から雨がパラつき始めました。橋の上では、
いたる所から叫び声が聞こえスリル満点で楽し かったです。そのあとの大歩危遊覧ですが、シー ズンで人が多かったため予約していても、40分待 ちということでみんなで並ぶ事となり船に乗る頃 には体は冷えきっていましたが、船から見える景 色はとても綺麗でした。
ホテルへ着き、待ちに待った夕食です。野菜の 天ぷらや魚料理、刺身などの屋台バイキングです。
魚やエビが新鮮でプリプリッとしてとても美味し
く大感激でした!
2日目は渦の道、大塚国際美術館、昼食をとっ て「バルトの楽園」BANDOロケ村見学、ショッ ピングというスケジュールでした。
まず、渦の道は歩いていると揺れ、下がガラス 貼りの床となっている所があるので、とても迫力 がありました。
そして大塚国際美術館です。ここは大塚製薬グ ループ創立75周年記念事業として設立され、面積 がとても広く(29,412㎡)作品は1000点を超える そうです。
古代(紀元前)から現代までの名画を陶板で再 現し、材料の陶板はグループ会社であるオーミ陶 業の技術によって作られたもので、退色劣化され にくく2000年は保つことができるそうです。館内 での撮影は人と一緒に、背景として撮るのなら大 丈夫とのことでしたので、絵を中心にたくさん写 真をとりました。
旅行を振り返ってみて、大自然の神秘と絵の奥 深さを考えさせられる、とても充実した2日間 だったと思います。ただ1つ失敗したことは、料 理がおいしくて食べ過ぎてしまったことです。深 く反省しています。
楽しいひと時をありがとうございました。
広島市薬剤師会 小林 愛弓
あ ゆ み