第 7 章 ハードウェア説明 22
8.5 割り込み機能
本製品は、以下の要因によりコンピュータへ割り込みを発生させることができます。
割り込みの要因
SIG1 IN1からの入力信号 STB1からの入力信号
SIG2 IN2からの入力信号
SIG3 IN3からの入力信号 ACK2からの入力信号
SIG4 IN4からの入力信号
SIGT インターバルタイマ割り込み
SIGR 外部リセット入力(RSTIN)割り込み
割り込み回路は、割り込み要因選択,割り込み論理設定の各回路にて構成されています。
PCI Express割り込み信号へ
SIGT
RSTIN インターバルタイマ
SIG3
SIG4 SIG1
SIG2
SIGR
割り込み論理 設定回路 割り込み論理
設定回路 割り込み論理
設定回路
IN4IN3 IN2IN1 STB1 割り込み要因
選択回路
割り込み要因 ACK2 選択回路 割り込み論理
設定回路
割り込みのクリアは、以下の条件で行われます。
●SIG1〜SIG4
①ソフトウェアにより、クリアが実行された時。
②割り込みの設定(割り込み入力エッジ設定,割り込み要因設定,割り込みマスク設定)を変更し た時(対応した割り込み要求のみ)。
③PCI Expressリセット発生時。
④RSTIN信号が入力された時。
●SIGT
①ソフトウェアにより、クリアが実行された時。
②割り込みマスクの設定を変更した時(対応した割り込み要求のみ)。
③PCI Expressリセット発生時。
④RSTIN信号が入力された時。
●SIGR
①ソフトウェアにより、クリアが実行された時。
②割り込みマスクの設定を変更した時(対応した割り込み要求のみ)。
③PCI Expressリセット発生時。
また、電源投入時、割り込み要求は全てクリアされます。
8.5.1 インターバルタイマ割り込み
インターバルタイマは本製品内蔵のクロックを使用します。
インターバルタイマ機能はコンピュータへの割り込み要求信号として使用できます。
タイマ周期は次の通り設定されます。
タイマ周期= RATE × CLK
RATE:1〜15
CLK:10μs,100μs,1ms,10ms,100ms
このタイマは設定を行うとすぐにカウントが開始されます。また、停止命令が発行されるまでカ ウントを繰り返します。
Windows上では、10msより短い周期でインターバルタイマ割り込みを使用すると、アプリケーシ ョンが処理しきれずフリーズした状態になる可能性があります。10ms以上の周期での使用をお奨 めします。
8.5.2 割り込み信号例
IN1,IN2の立ち下がりで割り込みが発生する設定後、
立ち上がりで割り込みが発生する設定に変更した場合
IN1信号の立ち下がり(SIG1) IN2信号の立ち下がり(SIG2) SIG1クリア命令 SIG2クリア命令 SIG1割り込み論理変更 PCI Express割り込み信号
TIRL TIRH
TIRD1 TIRD2
コンピュータはPCI Express割り込み信号のレベル(“Low”)で割り込みを受け付けます。
IN1〜IN4,STB1,ACK2
記号 項目 時間 単位
TIRL Lowレベル最小時間 20 μs MIN
TIRH Highレベル最小時間 180 μs MIN
TIRD1 信号の立ち下がりから割り込み発生時間 10 μs TYP TIRD2 信号の立ち上がりから割り込み発生時間 70 μs TYP
RSTINの立ち下がり
PCI Express割り込み信号 (出力ラッチ,レジスタクリア)
TRW
TIRD3
RSTIN
記号 項目 時間 単位
TRW RSTIN:Lowレベル最小時間 51 ms MIN
TIRD3※
1 RSTIN立ち下がりから割り込み発生時間※2,
出力ラッチ,内部レジスタがクリアされるまでの時間 50 ms TYP
※1 TIRD3は、RSTINの立ち下がりから出力ラッチ等の内部レジスタがクリアされるまでの時間でも
あります。出力端子状態がクリアされる(Highレベルになる)までの時間は、TIRD3に出力応答時