(1) 初期設定の開始
ログインが成功すると以下の画面が表示されます。[開始]をクリックし、初期導入 を実施します。
メモ:初期設定を中断したい場合は、各設定画面の[中止]をクリックします。
(2) 時刻設定
ここでは、本体の時刻に関する設定を行います。システム時刻を入力し[次へ]をクリ ックします。
(3) ライセンス登録
ここでは、InterSecVM/CSの製品ライセンスの登録を行います。
InterSecVM/CS 製品パッケージに添付されている
『InterSecVM/CS 製品ライセンス ライセンスシート』の「ライセンス認証番号」を 入力し[次へ]をクリックします。
メモ:ライセンス入力を省略した場合は、30日間の試用ライセンスになります。
試用期間経過後は、InterSecVM/CSの主要サービスが停止しご利用いただけなく
なります。
「InterSecVM/CS V5.0 for VMware(二重化2台目)」の場合、1台目となる「InterSecVM/CS V5.0 for VMware」の製品ライセンスをお使いください。「InterSecVM/CS V5.0 for VMware(二重化2台目)」
に製品ライセンスシートは、添付されておりません。
36 (4) システム管理者設定
ここでは、システム管理者のパスワードの設定を行います。
システム管理者のアカウントは “admin” (固定)です。
システム管理者用のパスワードを「パスワード」「パスワード再入力」に入力して[次 へ]をクリックします。 システム管理者名のパスワードの指定は必須です。
パスワードに指定できる文字は、半角英数字、半角記号文字となります。
パスワードにスペースを使用することはできません。
パスワードは6文字以上、14文字以下で指定してください。
メモ:システム管理者のアカウントは、初期導入完了後、システム管理者Management Console画面で変更できます。
メモ:rootアカウントのパスワードもあわせて変更します。
(5) ネットワーク設定
お客様の運用ネットワークに合わせたネットワーク情報の設定を行います。
「ホスト名(FQDN)」にはセカンドレベル以上のドメイン名を含むホスト名を入力して ください。
「ホスト名(FQDN)」、「IPアドレス」、「サブネットマスク」、「デフォルトゲート ウェイ」、「プライマリネームサーバ」、「セカンダリネームサーバ」に設定内容を 入力し、[次へ] をクリックします。
※ 項目名の先頭に‘*’があるものは必須入力項目です。
項目名 設定内容
* ホスト名 InterSecVM/CSのFQDNを設定します
* IPアドレス InterSecVM/CSのIPアドレスを設定します
* サブネットマスク ネットワークマスクを設定します デフォルトゲートウェイ デフォルトゲートウェイを設定します
* プライマリネームサーバ プライマリネームサーバを設定します セカンダリネームサーバ セカンダリネームサーバを設定します
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(6) InterSecVM/CSのメモリ拡張とディスク構成の表示
InterSecVM/CSのメモリ拡張とディスク構成について表示します。
このまま継続する場合は、[次へ] をクリックしてください。
(7) 設定内容確認
入力した設定内容を確認してください。
設定内容に間違いがなければ、[次へ] をクリックしてください。
設定内容を変更する場合は、[前へ] をクリックして変更対象画面に戻り設定を修正し てください。
(8) システム再起動
設定を有効にしてシステムを運用可能な状態にするため、システムを再起動します。
[システムを停止する] をクリックした場合、システムは停止状態となりますので、
再度起動(パワーオン)を行ってください。
[システムを再起動する] をクリックした場合、システムの再起動を行います。
以上で、初期導入は終了です。
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5 章 注意事項
1. vSphere Web Clientから二重化構成の構築など複数台のInterSecVMを導入する場合 は、1台ずつ仮想ホストの「OVFテンプレートのデプロイ」、初期導入を行ってく ださい。
同時に行った場合、IPアドレスの重複が発生して正しく初期導入が行えません。
2. NTPサーバを起動している場合は、仮想ホストの一時停止により時刻の再設定が必
要になる場合があります。
3. 「4章 初期導入手順」実施後は初期IPアドレスが変更されたと認識されるため、
「3.1.2. 初期IPアドレスの変更」の手順では、IPアドレスの変更はできません。
「4章 初期導入手順」実施後にIPアドレスを変更する場合は、管理コンソール
「Management Console」画面から変更してください。