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初動体制の確立

ドキュメント内 H18 (ページ 49-52)

市長は、武力攻撃等が発生する兆候に関する情報を入手した場合や、多数の死傷者が発 生し、又は、建造物が破壊されるなどの具体的な被害の発生後、その事案の原因が不明で あることなどから、国において直ちに武力攻撃事態等の認定がない場合(以下「原因不明 の事案」という。)において、住民の生命、身体及び財産の保護のために、迅速かつ的確に 初動対処を实施する体制を確立する。

1 武力攻撃等の兆候などに関する情報を入手した場合など (1) 初動指令部の設置

ア 全国瞬時警報システム(J-ALERT)(以下「J-ALERT」という。)や、緊急情報ネットワ ークシステム(Em-net)(以下「Em-net」という。)あるいは、府を通じて、武力攻撃等 の発生の兆候に関する情報を入手した場合等において、危機管理監は、各部局危機 管理担当を招集し、初動指令部を設置する。

イ 危機管理監は、適宜、状況等について市長に報告し、その指示を受ける。

ウ 初動指令部を設置したときは、その旨を府に連絡する。

エ 初動指令部の設置場所については、危機管理审から各部局危機管理担当に連絡する。

(2) 設置基準

① 武力攻撃等が発生する兆候等の情報を入手した場合

② 他市町村において原因不明の事案が発生し、武力攻撃等の可能性が高いと判断さ れる事案であるとの情報を入手した場合

③ その他危機管理監が必要と認める場合

(3) 初動指令部の組織

ア 初動指令部は、危機管理監及び各部局危機管理担当をもって組織・運営する。部 長は、危機管理監をもって充てる。

(4) 初動指令部の所掌事務

ア 不測の事態に対する対処の備えに関すること イ 情報の収集・分析に関すること。

ウ 府、府警察、自衛隊等関係機関との連絡調整に関すること。

エ 職員の配備体制に関すること。

オ 住民への広報及び報道機関との連絡調整に関すること。

2 原因不明の事案が発生した場合

(1) 市災害対策本部・市危機管理対策本部の設置

ア 市域において原因不明の事案が発生した場合は、住民の生命、身体及び財産を保 護するために、当該原因不明の事案の態様に応じて、市災害対策本部又は市危機管 理対策本部(以下「市災害対策本部等」という。)を設置し、的確かつ迅速に対処 する。

イ 市の職員(消防職員含む。)は、住民からの通報その他の情報により、原因不明 の事案の発生を把握した場合は、直ちにその旨を危機管理审を通じて市長に報告す るとともに、府に連絡する。

ウ 市災害対策本部等を設置し、又は廃止したときは、速やかに府その他の関係機関 に通知するとともに、その旨を公表する。

(2) 設置基準

① 市域で原因不明の事案が発生した場合

・災害対策基本法第2条第1号に規定する災害に該当する場合 → 災害対策本部

・上記に該当しない場合 → 危機管理対策本部

② 政府による武力攻撃事態等の認定が行われたが、本市に市国民保護対策本部設置 の指定がない場合 → 危機管理対策本部

③ その他市長が必要であると認めた場合 → 危機管理対策本部

(3) 市災害対策本部等の組織等

市災害対策本部等の組織、所掌事務等については、市地域防災計画又は危機管理対 応方針に定めるとおりとする。

(4) 応急対策の実施

市は、現場の状況を踏まえ、必要に応じて、消防法による火災警戒区域又は消防警 戒区域の設定、災害対策基本法に基づく避難の指示、警戒区域の設定、救急救助等の 応急措置を实施する。この際、警察官による警察官職務執行法(昭和 23 年法律第 136 号)に基づく避難の措置等との連携に留意する。

また、政府による事態の認定が行われたが、本市に対し市国民保護対策本部の設置

の指定がない場合においては、市長は、必要に応じ、国民保護法に基づき、退避の指 示、警戒区域の設定、国民保護対策本部の設置要請などを行う。

(5) 関係機関への支援要請

市長は、事案に伴い発生した災害への対処に関して、必要があると認めるときは、

知事や他の市町村長等に対し支援を要請する。

3 国民保護対策本部を設置すべき指定がない場合

武力攻撃事態等の認定が行われたが、市に対し国民保護対策本部の設置の指定がない 場合において、市長は、市域における不測の事態が発生した場合や避難住民等の受け入 れ、他市町村の応援等を实施する場合に備え、市危機管理対策本部を設置して、即応体 制の強化を図る。

この場合において、市長は、情報の収集、情報連絡体制の確認、職員の参集体制の確 認、生活関連等施設などの警戒状況の確認等を行う。

《表:事案の状況に応じた体制》

事態認定 事案の状況等 体制 職員の配備

なし 武力攻撃等の兆候に関する情報を入手 初動指令部 初動指令部の構成員 危機管理审職員 他市町村で原因不明の事案発生

市域で原因不明の事案発生 災害対策本部

事案の態様が災害対策 基本法第 2 条第 1 号に規 定する災害に該当する 場合

地域防災計画に基づ き配備

危機管理対策本部 事案の態様が災害対策 基本法第 2 条第 1 号に規 定する災害に該当しな い場合

地域防災計画に定め る配備体制を準用

あり 市対策本部設置の指定がない 危機管理対策本部 地域防災計画に定め る配備体制を準用

4 勤務時間外等の体制

勤務時間外等においては、消防本部及び守衛は、市民、関係機関等から情報を得た場 合は、直ちに危機管理監に連絡することとする。

連絡を受けた危機管理監は、関係機関との連絡調整を行うとともに、速やかに活動体 制を確立する。

消防本部は、市長部局での体制が整うまでの間、事案の状況等について市長に報告し、

その指示を受け、情報の収集・整理、事案への対処など、必要な措置を講じる。

5 国民保護対策本部への移行

市災害対策本部等を設置した後に、政府において事態等の認定が行われ、国民保護対 策本部を設置すべき地方公共団体の指定の通知があった場合は、市災害対策本部等を廃 止し、直ちに国民保護対策本部を設置する。

【事案の状況と市の体制】

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