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【国内】

試料からアセトニトリル・水・ギ酸(40:10:0.01)混液で抽出し、C

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カラム及 び SCX カラムを用いて精製した後、液体クロマトグラフ・タンデム型質量分析計

(LC-MS/MS)で定量する。

または、試料からアセトニトリル・水・ギ酸(100:400:0.11)混液で抽出し、

C

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カラムを用いて精製した後、LC-MS/MS で定量する。

あるいは、試料からアセトニトリル・水・ギ酸(400:100:0.11)混液で抽出し、

C

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カラム、グラファイトカーボンカラム及び SCX カラムを用いて精製した後、

LC-MS/MS で定量する。

なお、代謝物 M1、代謝物 M5、代謝物 M7及び代謝物 M1グルコシドの分析値は、そ れぞれ換算係数1.24、1.18、1.23及び0.81を用いてスピロテトラマト濃度に換算し た値として示した。

定量限界:スピロテトラマト 0.01 mg/kg

代謝物 M1 0.007~0.02 mg/kg (スピロテトラマト換算濃度)

代謝物 M5 0.006~0.01 mg/kg (スピロテトラマト換算濃度)

代謝物 M7 0.007~0.01 mg/kg (スピロテトラマト換算濃度)

代謝物 M1 グルコシド 0.009~0.01 mg/kg(スピロテトラマト換算濃度)

【海外】

試料からアセトニトリル・水(4:1、0.02%ギ酸含有)混液又はアセトニトリル・

水・ギ酸(100:400:0.11)混液で抽出する。抽出物に安定同位体で標識した内部 標準物質を添加し、又は抽出物を C

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カラム、グラファイトカーボンカラム又は SCX カラム等を用いて精製し、あるいは抽出物を C

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カラムを用いて精製し安定同位体で 標識した内部標準物質を添加した後、LC-MS/MS で定量する。

または、試料からアセトニトリル・0.1%ギ酸(4:1)混液で抽出し、スピロテト ラマトは C

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カラム、代謝物 M1、代謝物 M5及び代謝物 M7は C

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及びグラファイトカー ボン・PSA 積層カラム、代謝物 M1グルコシドは C

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及びグラファイトカーボンカラム を用いて精製した後、液体クロマトグラフ・質量分析計(LC-MS)で定量する。

なお、代謝物 M1、代謝物 M5、代謝物 M7及び代謝物 M1グルコシドの分析値は、そ

れぞれ換算係数1.24、1.18、1.23及び0.81を用いてスピロテトラマト濃度に換算し

た値として示した。

定量限界:スピロテトラマト 0.01~0.02 mg/kg

代謝物 M1 0.01~0.02 mg/kg (スピロテトラマト換算濃度)

代謝物 M5 0.01~0.02 mg/kg(スピロテトラマト換算濃度)

代謝物 M7 0.01~0.02 mg/kg(スピロテトラマト換算濃度)

代謝物 M1 グルコシド 0.008~0.02 mg/kg(スピロテトラマト換算濃度)

(2)作物残留試験結果

国内で実施された作物残留試験の結果の概要については別紙1-1、海外で実施された 作物残留試験の結果の概要については別紙1-2、1-3、1-4及び1-5を参照。

4.畜産物における推定残留濃度

本剤については、飼料として給与した作物を通じ家畜の筋肉等への移行が想定される ことから、飼料の最大給与割合等から算出した飼料中の残留農薬濃度と動物飼養試験の 結果を用い、以下のとおり畜産物中の推定残留濃度を算出した。

(1)分析の概要

① 分析対象物質

・スピロテトラマト

・代謝物 M1

・シス-3-(2,5-ジメチルフェニル)-4-(β-D-グルコピラノシロキシ)-8-メトキシ- 1-アザスピロ[4.5]デカ-3-エン-2-オン(以下、代謝物 M3という)

代謝物 M3

② 分析法の概要

筋肉、脂肪、肝臓及び腎臓については、アセトニトリル・水(7:3、0.22%ギ酸含

有)混液で、乳については、アセトニトリル(0.22%ギ酸含有)で抽出し、内部標準

物質として安定同位体[

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C]で標識した各分析対象物質の標準品を添加する(添加濃

度:各0.1 mg/kg)。乳の抽出物についてはC

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カラムを用いて精製する。LC-MS/MSで 定量する。

なお、代謝物M1及び代謝物M3の分析値は、それぞれ換算係数1.24及び0.79を用いて スピロテトラマト濃度に換算した値として示した。

定量限界:筋肉、脂肪、肝臓及び腎臓

スピロテトラマト 0.01 mg/kg

代謝物M1 0.01 mg/kg(スピロテトラマト換算濃度)

代謝物M3 0.01 mg/kg(スピロテトラマト換算濃度)

乳 スピロテトラマト 0.005 mg/kg

代謝物M1 0.005 mg/kg(スピロテトラマト換算濃度)

代謝物M3 0.005 mg/kg(スピロテトラマト換算濃度)

(2)家畜残留試験(動物飼養試験)

乳牛(3頭/群)に対して、飼料中濃度として3、9及び30 ppm に相当する量のスピロ テトラマトを含むゼラチンカプセルを29日間にわたり強制経口投与し、筋肉、脂肪、

肝臓及び腎臓に含まれるスピロテトラマト、 代謝物 M1及び代謝物 M3の濃度を LC-MS/MS で測定した。乳については、最高用量投与群の投与開始前日、投与開始0、1、3、7、

10、14、17、21、24、26及び28日後に1日2回採取した乳に含まれるスピロテトラマト、

代謝物 M1及び代謝物 M3の濃度を LC-MS/MS で測定した。結果は表1を参照。

表1. 乳牛の組織中の残留濃度(mg/kg)

3 ppm 投与群

9 ppm 投与群

30 ppm 投与群

筋肉

スピロテトラマト <0.01(最大)

<0.01(平均)

<0.01(最大)

<0.01(平均)

<0.01(最大)

<0.01(平均)

代謝物 M1 <0.01(最大)

<0.01(平均)

<0.01(最大)

<0.01(平均)

0.01(最大)

<0.01(平均)

代謝物 M3 <0.01(最大)

<0.01(平均)

<0.01(最大)

<0.01(平均)

<0.01(最大)

<0.01(平均)

脂肪

スピロテトラマト <0.01(最大)

<0.01(平均)

<0.01(最大)

<0.01(平均)

0.03(最大)

0.02(平均)

代謝物 M1 <0.01(最大)

<0.01(平均)

0.01(最大)

0.01(平均)

0.03(最大)

0.02(平均)

代謝物 M3 <0.01(最大)

<0.01(平均)

<0.01(最大)

<0.01(平均)

<0.01(最大)

<0.01(平均)

肝臓

スピロテトラマト <0.01(最大)

<0.01(平均)

<0.01(最大)

<0.01(平均)

<0.01(最大)

<0.01(平均)

代謝物 M1 <0.01(最大)

<0.01(平均)

0.01(最大)

0.01(平均)

0.04(最大)

0.03(平均)

代謝物 M3 <0.01(最大)

<0.01(平均)

<0.01(最大)

<0.01(平均)

0.02(最大)

<0.01(平均)

腎臓

スピロテトラマト <0.01(最大)

<0.01(平均)

<0.01(最大)

<0.01(平均)

<0.01(最大)

<0.01(平均)

代謝物 M1 0.02(最大)

0.02(平均)

0.10(最大)

0.07(平均)

0.41(最大)

0.26(平均)

代謝物 M3 <0.01(最大)

<0.01(平均)

<0.01(最大)

<0.01(平均)

0.03(最大)

0.02(平均)

スピロテトラマト

- -

<0.005(平均)

代謝物 M1 <0.005(平均)

代謝物 M3 <0.005(平均)

定量限界:スピロテトラマト、代謝物 M1及び代謝物 M3

筋肉、脂肪、肝臓及び腎臓 0.01 mg/kg、乳 0.005 mg/kg -:分析せず

上記の結果に関連して、 JMPR は、 肉牛及び乳牛の MDB

注1)

をそれぞれ40 ppm 及び22 ppm、

STMR dietary burden

注2)

をそれぞれ19 ppm 及び11 ppm と評価している。

また、米国及びカナダは、肉牛及び乳牛の MTDB

注3)

をそれぞれ1.2 ppm 及び9.0 ppm、

STMR dietary burden をそれぞれ0.43 ppm 及び4.6 ppm と評価している。

注1)最大飼料由来負荷(Maximum Dietary Burden:MDB): 飼料として用いられる全ての飼料品 目に農薬が残留基準まで残留していると仮定した場合に、飼料の摂取によって畜産動物が暴 露されうる最大濃度。飼料中濃度として表示される。

注2)平均的飼料由来負荷(STMR dietary burden 又は mean dietary burden):飼料として用いら れる全ての飼料品目に農薬が平均的に残留していると仮定した場合に(作物残留試験から得 られた残留濃度の中央値を試算に用いる)、飼料の摂取によって畜産動物が暴露されうる最大 濃度。飼料中濃度として表示される。

注3)最大理論的飼料由来負荷(Maximum Theoretical Dietary Burden:MTDB): 飼料として用い られる全ての飼料品目に農薬が残留基準まで残留していると仮定した場合に、飼料の摂取に よって畜産動物が暴露されうる最大濃度。飼料中濃度として表示される。

(3)推定残留濃度

牛について、MDB 又は STMR dietary burden と家畜残留試験結果から、畜産物中の推 定残留濃度を算出した。結果は表2を参照。推定残留濃度はスピロテトラマト及び代謝 物 M1の合計濃度で示した。

表2. 畜産物中の推定残留濃度:牛(mg/kg)

筋肉 脂肪 肝臓 腎臓 乳

肉牛 0.027

(0.013)

0.079

(0.030)

0.064

(0.030)

0.57

(0.17)

乳牛 0.015

(0.007)

0.045

(0.022)

0.039

(0.022)

0.30 (0.098)

0.007

(0.004)

上段:最大残留濃度 下段括弧内:平均的な残留濃度

5.ADI及びARfDの評価

食品安全基本法(平成15年法律第48号)第24条第1項第1号の規定に基づき、食品安全委 員会あて意見を求めたスピロテトラマトに係る食品健康影響評価において、以下のとおり

評価されている。