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刺激画像の模擬患者(出演者)に対する配慮

ドキュメント内 石川県立看護大学 大学院 看護学研究科 (ページ 41-45)

第 2 章 研究方法

2.9 倫理的配慮

2.9.1 刺激画像の模擬患者(出演者)に対する配慮

(2) 研究への協力を拒否・中断した場合でも,何も不利益を被らないことを保証することを説 明した.

(3) 模擬患者は個人が特定されることがないようにし,匿名性を維持した.

(4) 撮影した画像は,研究目的以外に使用しないことを説明した.

(5) 撮影した画像データは,パスワード設定を行った電子媒体に保存し鍵のかかる場所に保管 し厳重に管理する.研究終了時には消去し,再生・復元できないように処理を行う.

(6) 撮影時は他者の出入りがなく,プライバシーが保護される場所で行った.

2) 撮影によって生じる個人の不利益及び危険性に対する配慮

(1) 撮影時間は60分程度を予定しているが,途中に体調を聞きながら休憩が取れるようにした.

(2) 画像の設定では一般的な入院患者としているが,撮影時に自尊感情に影響する可能性があ るため,常に模擬患者の表情や言動に十分注意し,必要時に思いを聞くなど配慮した.

(3) 撮影した映像は模擬患者に提示し,同意を得たものを使用する.同意後であってもいつで も使用を中止できることを説明した.

3) 模擬患者(出演者)の理解と同意

(1) 模擬患者(出演者)に対して文書を用い口頭で映像作成の趣旨・方法,倫理的配慮等を説明し,

同意書の署名をもって同意を得た.

(2) 同意書は複写により2部作成し,出演者(本人用)と研究者(研究者用)が1部ずつ保管 した.

2.9.2 研究対象者に対する倫理的配慮 1) 個人の人権擁護

(1) 研究への参加・協力は自由意思に基づくものとし,拒否できることを説明した.また,参 加・協力の同意後であっても,いつでも拒否・中止・中断することができることを文書で 説明した.

(2) 研究への参加・協力を拒否した場合でも,不利益を被ることがないことを文書で説明した.

(3) 参加・協力の同意の意思を示した後,同意を撤回する場合には「研究協力取りやめの連絡」

を郵送することによって,研究協力を取りやめることができることを説明した.

得て行った.

(5) 研究で得られた情報(視線情報・インタビュー内容)は,個人が特定できないよう「照合番 号」に置き換えて厳重に管理し,分析過程及び結果の公表時において匿名性を維持した.

(6) 個人が特定されるようなプライバシーが含まれる書類や研究で得られた情報(録画・録音 記録,印刷書類等)は,鍵のかかる場所に厳重に保管した.

(7) データを保存した電子媒体はパスワード設定を行い,厳重に保管した.

(8) 研究で得られた情報は,研究目的以外に使用しないことを説明した.

(9) 研究で得られた情報(録画・録音記録,印刷書類等)は研究終了時に再生・複製できない ように処理を行い破棄することを説明した.

2) 個人の不利益及び危険性に対する配慮

(1) 視覚情報の計測(Talk EyeⅡの装着・課題の説明・課題提示),観察時の思考過程の振り返 り(思考発話・半構造化面接)には45分程度を予定しており,事前に十分な日程調整を行 った.

(2) 調査を行う場所は,他者の出入りがなくプライバシーが保護されるような場所とした.

(3) 視線情報の収集に使用するTalk EyeⅡ(竹井機器工業株式会社製)の撮影方法と,眼球に 対する安全性が確保されていることを説明した.不安や気になることがある場合,何度も 質問をしてよいこと,研究の中断,研究参加を拒否することができることを説明した.

(4) Talk EyeⅡのヘッドセットは小型で,拘束感が少ないものの,視界にカメラが入り込むこ

とにより緊張感が強くなったり,気分不快が生じる可能性がある.そのため,研究参加者 の緊張を緩和できるような準備を行った.

(5) ヘッドセット装着後であっても,違和感や苦痛,気分不快等があれば中止できることを説 明し,課題提示前にも再度確認を行った.

(6) 観察時の思考過程の振り返りは,能力を測定するものではないことを説明し,自由に発話 できるように配慮した.

3) 研究対象者の研究に対する理解と同意

(1) 研究協力施設の施設長および看護部長へ文書を用い口頭で研究の主旨・方法・倫理的配慮

(3) 研究対象者となる看護師に研究の主旨・方法等について説明ができるように,看護部長に 病院内研修や勉強会など看護師が集まる場で,説明を行える時間が取れるように調整を依 頼した.

(4) 研究概要の説明前に,説明会の日時や場所等を記載した「研究概要の説明会,開催のお知 らせ」のポスターを病院内で看護師の目に留まる場所への掲示許可を依頼した.

(5) 協力施設内で看護師の目に留まる場所に,「研究概要の説明会,開催のお知らせ」のポスタ ーを掲示し,研究概要説明会の参加を呼び掛けた.

(6) 研究概要の説明会では,参加者全員に「研究の概要・研究参加協力のお願い」と同意書を配 布し,研究者が口頭で研究の主旨・方法・研究参加の自由意思性,参加の有無による不利 益は生じないこと,研究参加の同意を示した後でも中断・中止は可能であること,得られ たデータは匿名性を保持し厳重に管理することなど説明を行った.

(7) 研究概要の説明後,研究参加協力に同意できる方に,「同意書」に研究参加協力の意思と連 絡先を自筆により記載し封筒に入れて郵送してもらった.

(8) 同意書は複写により2部作成し,研究者と研究対象者が一部ずつ保管した.

(9) 同意書には連絡が取れるように氏名,連絡可能な方法(電話番号・メールアドレス等)を 記載してもらった.

(10) 参加希望された場合,研究者が直接連絡を取り日程調整を行い再度,口頭と文書により研

究の主旨および方法・倫理的配慮について説明を行った.

ドキュメント内 石川県立看護大学 大学院 看護学研究科 (ページ 41-45)