表4 埋 蔵 中 の 発 酵 的 品 質 の 推 移 ( 実 験1)
% % % %
NH3‑N
7n'守%
NH3‑N T ‑ N
ヨ づ pH 乳 酸 酢 酸 酪 酸 総 酸 評 点
2日後 4. 78 1. 42 O. 34
。
1. 76 20.7 4. 9 無 4 4. 59 1. 44 O. 41。
1. 85 26. 5 6.3f
正jぷ 7 4. 50 1. 67 0.46
。
2. 13 32. 8 6. 1~全"'" 力日 14 4. 50 1. 73 0.38
。
2. 11 35. 4 8. 852 4.90 0.94 O. 15 1. 12 2.21 49.2 13.6 23 素
2 4. 35 1. 61 0.32
。
1. 93 17.3 4. 4施 乳 4 4. 22 1. 77 O. 41
。
2. 18 19. 6 4. 4酸 7 4. 05 2. 24 0.30
。
2. 54 23.6 5. 8 月巴
菌 14 4. 00 2. 44 0.38
。
2.82 25.0 6. 152 4. 00 2. 60 0.33
。
2. 93 30. 1 7. 2 100 2 4. 60 1. 35 0.23。
1. 58 23. 6 4. 3無 4 4.72 1. 45 0.29
。
1. 74 27. 9 4. 7両
i恭 7 4.31 1. 78 0.30
。
2. 08 29.6 5. 4室 方日 14 4. 34 2. 01 0.26
。
2.27 36. 0 6.452 4. 10 2. 32 0.59
。
2.91 47. 3 8. 3 97 素2 4. 25 1. 61 0.24
。
1. 85 20. 1 3. 6施 手
L
4 4. 10 1. 84 0.23。
2.07 23. 0 3. 7酸 7 4.02 2.07 0.26
。
2.33 25. 9 4.6 月巴
菌 14 4. 00 2.19 0.34
。
2.53 26.5 4. 652 3. 98 2. 28 O. 31
。
2. 59 32.4 5. 8 100A斗A 唱EA
表5 埋 蔵 中 の 発 酵 的 品 質 の 推 移 ( 実 験
n)
乳 酸 酢 酸 酪 酸 総 酸 NHg‑N NHg‑N
pH T ‑ N 評 点
% % % % m'
守%
タ 6 2日後 5.51 O. 18 0.06。
0.24 29. 5無 4 5. 77 O. 29 O. 10 0.04 0.43 51. 1 添 7 6.07
。
0.08 O. 20 0.28 70. 2 力日 14 4. 78 1. 25 O. 11 0.22 1. 58 67. 4
50 5. 12 0.46 O. 12 0.70 1. 28 86.7 19. 0 15 2 5. 40 0.33 0.09 痕 跡 0.42 24.1
フ 4 4. 32 0.72 O. 02
。
0.74 32. 67 3. 98 1. 42 O. 03
。
1. 45 25. 8ウ
糖 14 3.98 1. 33 O. 03 痕 跡 1. 36 37.3
50 3. 86 2.06 0.04 痕 跡 2. 10 38. 7 8. 5 100 2 4. 29 1. 00 O. 06
。
1. 06 7. 9手L 4 4.09 0.84 0.06
。
O. 90 16.8 酸 7 4.02 0.95 0.06。
1. 01 18.5菌 14 4. 00 1. 68 O. 06
。
1. 74 18.550 3. 92 1. 87 0.05
。
1. 92 24.6 5. 4 100 2 4. 18 0.55 O. 03。
0.58 7. 9ブ 乳 4 3. 90 1. 65 O. 08
。
1. 73 12.9ド
+酸 7 3.82 1. 22 0.03
。
1. 25 16.0ウ
糖 菌 14 3. 80 2. 33 0.05
。
2.38 16.050 3. 78 2.67 0.06
。
2.73 21. 2 4. 6 1003 4 . 有機酸添加サイレージの発酵的品質ならびに微生物相について
楢 崎 昇 ・ 安 宅 一 夫 ・ 菊 地 政 則 ・ 松 井 幸 夫 ( 酪 農 大 )
サ イ レ ー ジ の 品 質 な ら び に 利 用 性 の 改 善 を 図 る た め に , 調 製 時 に 有 機 酸 あ る い は 無 機 酸 を 添 加して,
pH
や 不 良 発 酵 に 作 用 す る 微 生 物 を 規 制 す る い わ ゆ る 酸 添 加 法 が 実 用 化 さ れ て い る 。し か し , と れ ら の 方 法 の サ イ レ ー ジ 熟 成 過 程 に お け る 微 生 物 に 対 す る 影 響 に つ い て の 検 討 は と ぼ し い 。 わ れ わ れ の と れ ま で の 研 究 で も 添 加 割 合 に よ っ て は 品 質 が 低 下 す る と と を 認 め て い る 。
そ 乙 で 今 回 は 数 種 有 機 酸 に つ い て , そ の 添 加 が 発 酵 的 品 質 な ら び に 微 生 物 相lとおよぼす影響に ついて検討した。
方 法
材 料 草 は ア ル フ ア ル フ ァ 2番 草 で , 刈 取 り 後2‑‑3cmK細 切 し て 詰 め 込 み に 用 い た 。 添 加 有 機 酸 は
85%
ギ酸,8 5 5
ぢ酢酸,9 0 5
ぢプロピオン酸,100%
酪酸,50%
乳 酸 の5
種 類 で , 対 照 と し て 無 添 加 お よ び4‑N
塩 酸 添 加 を 設 け た 。 各 酸 の 添 加 割 合 は 表 の 処 理 区 分 の よ う に し た 。 サ イ レ ー ジ 調 製 は 材 料 草2kgK対 し , 各 処 理 区 分 に 応 じ た 酸 添 加 量 を 水 で 希 釈 し て4 0
汎fとして噴 場添加し,.,2 f容 ポ リ エ チ レ ン 広 口 ピ ン を サ イ ロ と し て 埋 蔵 し た 。9 0
日 経 過 後 , 開 封 し て 発 酵 的 品 質 を 調 査 し た 。 微 生 物 は 好 気 性 菌 , 乳 酸 総 菌 , 乳 酸 梓 菌 , 真 菌 類 , 酪 酸 菌 の5群K分け,そ れ ぞ れ 培 養 に よ る 菌 数 測 定 を 行 っ た 。 結 果
サ イ レ ー ジ の 水 分 は
8 0 . 5 ‑ ‑8 3 . 0
必 の 範 囲 で 高 水 分 で あ っ た 。pH
は 無 添 加 の4 . 9 0I ζ
対 し い ず れ の 酸 添 加 区 と も 乙 れ よ り 低 く , ま た 添 加 量 の 増 加 に よ っ て 低 下 し て い る 。 乳 酸 含 量 は 酢 酸 , 酪 酸 , 乳 酸 の 添 加 に よ り 顕 著 に 増 加 し た が , ギ 酸 で は 添 加 量 の 増 加 に よ っ て 減 少 し , 塩 酸 で は 無 添 加 よ り 低 い 。 総 酸 含 量 も 同 様 の 傾 向 で , ギ 酸 お よ び 塩 酸 添 加 で は 添 加 量 の 増 加 に 伴 っ て 顕 著 に 減 少 し て い るn フ リ ー ク 評 点 で は ギ 酸 , 酢 酸 , 乳 酸 , 塩 酸 の 添 加 に 品 質 改 善 効 果 が 認 め ら れ た @ 酪 酸 添 加 で は 乳 酸 生 成 が 良 好 で あ る に も か か わ ら ず , 添 加 に 由 来 し た と 考 え ら れ る 酪 酸 含 量 の た め に 低 く 評 価 さ れ た 。 フ ロ ピ オ ン 酸 添 加 で は0.7%
添 加 で 酪 酸 の 生 成 が 認 め ら れ , 評 点2 6
点と劣質に評価されたが, フ リ ー ク 法 に よ る 有 機 酸 定 量 で は プ ロ ピ オ ン 酸 は 酢 酸 お よ び 酪 酸 に 分 画 定 量 さ れ る と い わ れ る 乙 と か ら み て ,0.3%
,0 . 5 5
ぢ添加とともに実際にはより高く 評価できるものと思われる。 NH3‑NのT‑NIC対 す る 比 率 で は , 無 添 加 に 比 べ 各 酸 と も , ま た 添 加 量 の 増 加 に よ っ て 低 下 し た 。次ζl微 生 物 相 に つ い て み る と , 乳 酸 総 菌 数 , 乳 酸 梓 菌 数 は い ず れ . の 酸 添 加 に あ っ て も 無 添 加 に 比 べ , ま た 添 加 量 の 増 加 に よ っ て 減 少 し て お り , 特 に ギ 酸 添 加 に お い て 著 し い 。 一 方 , 好 気 性 菌 数 は ギ 酸O.5 % , 0: 7?6添 加 で 著 し く 増 加 し て い る 。 ま た 真 菌 類 も 同 様 に 出 現 が み ら れ , 酢酸1.0労 , 塩 酸
3 . 7 5
ぢ 添 加 に も 認 め ら れ た 。 さ ら に 酪 酸 菌 が ギ 酸 添 加 に の み 出 現 し た 乙 と も 注目される。‑116‑
以 上 の 結 果 か ら ギ 酸 , 酢 酸 , 乳 酸 , 塩 酸 の 添 加 は 発 酵 的 品 質 に お い て 改 善 効 果 が 認 め ら れ る が , 添 加 量 の 増 加 に 伴 っ て 乳 酸 菌 は 減 少 し , 好 気 性 菌 , 真 菌 類 は 増 加 す る 傾 向 を 示 し , 過 剰 添 加 に よ る 品 質 低 下 が 示 唆 さ れ た 。 特l乙 ギ 酸 は そ の 強 力 な 浸 透 作 用 に よ っ て 植 物 細 胞 膜K急速に 浸透して日子吸作用,発酵作用を停止させるが,好気的環境を残してその後のカビの繁殖,二次 発 酵 の 誘 因 と な り , ま た 乳 酸 菌 に 対 し て も 抑 制 的ζ 作用する乙となど、から,材料条件にあったl 添加適量の選択が重要であると考えられる。
表l. サ イ レ ー ジ の 発 酵 的 品 質
乳 酸 酢 酸 酪 酸 総 酸 NH3‑N
処 理 区 分 pH 評 点 T ‑ N
(%) 阪) 阪) (矧 防)
無 添 加
4 . 9 0
l.0 8
l.4 2 。 2 . 5 0 5 9 1 4 . 9
ギ 酸
O . 1
~ぢ4 . 6 5
l.7 2 0 . 9 2 。 2 . 6 4 7 7 1 2 . 8
O . 3
~ぢ4 . 5 1 0 . 9 6
l.4 7 。 2 . 4 3 5 7 9 . 0
0.5% 4 . 2 5
l.1 4 O . 8 1 。
l.9 5 7 0 4 . 8
0.7% 4 . 1 8
l.0 2 O . 9 5 。
l.9 7 6 3 4 . 5
酢 酸
0.6% 4 . 6 4
l.112 . 0 6 。 3 . 1 7 5 5 1 3 . 0 0.8% 4 . 3 6
l.8 5
l.4 6 。 3 . 3 1 6 7 1 0 . 5
l.
0
必4 . 2 0
l.9 2
1.5 9 。 3 . 5 1 6 5 6 . 9
プロピオン酸
0.3% 4 . 8 7 0 . 9 4
l.8 2 。 2 . 7 6 5 5 1 4 . 3
0.5% 4 . 8 0 0 . 8 0
1.8 1 。 2 . 6 2 5 5 1 2 . 2
O . 7
~ぢ4 . 6 5
l.5 4
l.2 4 0 . 2 1 2 . 9 9 2 6 1 3 . 9
酪 酸
0.2% 4 . 7 6
l.5 0 0 . 8 3 O . 1 0 2 . 4 3 4 1 1 3 . 2 O . 4
~ぢ4 . 6 0
1.9 1 O . 7 3 0 . 2 7 2 . 9 1 4 4 1 2 . 7 0.6% 4 . 5 3
1.72O . 7 3 0 . 4 7 2 . 9 2 2 2 1
l.3
手
L
酸 1.0 % 4 . 4 5
1.7 2 0 . 8 0 。 2 . 5 2 8 3 9 . 7
2.0% 4 . 3 0 2 . 2 8 O . 6 6 。 2 . 9
.49 6 7 . 6
3 . 0
~ぢ4 . 0 5 2 . 5 5 0 . 4 3 。 2 . 9 8 1 0 0 5 . 0
塩 酸 1.
3 % 4 . 7 0 0 . 6 0
1.3 3 。
1.9 3 5 3 1 0 . 3
2.5% 4 . 3 0 O . 9 7 0 . 9 2 。
1.8 9 6 3 8 . 3
3.7% 3 . 9 0 0 . 7 4 O . 7 4 。
1.4 3 6 2 6 . 4
円 ︐
表 2. サ イ レ ー ジ の 微 生 物 相 ( 生 菌 数/rJ)
処 理 区 分 好 気 性 菌 乳 酸 総 菌 乳 酸 梓 菌 真 菌 類 酪 酸 菌 無 添 力日 4. 6 X 105 1. 6 X 109 7. 6 X 108 <100 <10 ギ 酸 0.1% 1. 9 X 105 1. 2 X 108 6. 2 X 108 <100 1. 4 X 101 0.396 2. 5 X 105 1. 4 X 108 2.2 X 108 1. 5 X 102 1. 4 X 101
o .
55ぢ 5. 6 X 106 6. 0 X 106 4. 9 X 106 <100 <10 0.7% 3.9 X 107 1. 8 X 107 5.3 X 105 2.0 X 104 1. 1 X 101 酢 酸 0.6% 3.0 X 105 3.6 X 108 4.8 X 108 <100 <10 0.8% 2.2 X 105 1. 2 X 108 1. 1 X 108 <100 <10 1. 05ぢ 3. 7 X 105 6. 7 X 107 8.4 X 107 4. 5 X 102 <10
プ ロ ピ オ ン 酸 0.3% 4. 6 X 105 4.8 X 108 4.4 X 108 <100 <10 0.5% 3. 4 X 105 1. 8 X 108 1. 5 X 108 <100 <10 0.7% 2.8 X 105 3. 1 X 108 3.2 X 108 <100 <10
酪 酸 0.2% 3. 0 X 105 3.3 X 108 3.4 X 108 <100 <10 0.4% 3.2 X 105 1. 5 X 108 1. 2 X 108 <100 <10
o .
65ぢ 2.3 X 105 1. 8 X 108 1. 8 X 108 <100 <10 手L 酸 1. 0 % 5.4 X 105 4. 9 X 108 5.3 X 108 <100 <10 2.0% 5.8 X 105 2.0 X 108 2.0 X 108 <100 <10 3. 0必 2. 9 X 105 4. 0 X 107 4. 5 X 107 <100 <10 塩 酸 1. 3 % 7.2 X 104 4.4 X 108 4.4 X 108 <100 <10 2. 5労 2.4 X 105 6. 6 X 108 5.8 X 108 <100 <10 3.7% 2. 6 X 105 9. 0 X 107 9. 7 X 107 1. 4 X 104 <10
35. ){IJ
取期日および刈取回次別チモシーサイレージの栄養価について
名 久 井 忠 ・ 岩 崎 薫・早川政市(北農試)
目 的
牧 草 の 栄 養 価 を 簡 易 的 に 査 定 す る 方 法 と し て , リクーニン十佳酸含量と栄養価との関係を検討 し , あ わ せ て 十 勝 地 方 に お け る チ モ シ ー の 栄 養 価 を 経 時 的 に 追 跡 す る 。
方 法
試 験l剖場は2年 目 の チ モ シ ー 単 播 草 地 を 供 試 し た 。 サ イ レ ー ジ の 調 製 は 1番 草 が6月10日
(lES), 6
月2
7日 (lMS),7月
9日 (1 L S)の3例, 2番 草 は8月1
9日 (2MS),口6
4ti
9月6日 (2L S)の2例, 3番草は10月24日 (3M S)の1例をそれぞれ予乾して塔型サイ ロに埋蔵した。乙れと併行して, 1974年 6月1日から10月28日までの間, 7 ‑‑10日間隔に経時 的 に 生 草 の サ ン プ ル を 採 取 し , 各 種 成 分 を 分 析 し た 。 消 化 試 験 は め ん 羊 を 供 試 し , 常 法 に よ っ 7て行った。
結 果 お よ び 考 察
( 1) 生 育 期 間 の 飼 料 成 分 の 変 化
第 1表ならびに第1. 2図に示した。各番草とも組蛋白が経時的に減少し, C W, A D F, L +Si02含量は増加した。刈取回次別に 1日あたりの増減を見ると,粗蛋白は 1番 草 が0.26
%~と対して 2 番草は 0, 23~ぢと後者が緩やかな減少を示し, 3番草は買に0.07労 と き わ め て 緩 やかな減少を示した。
L +Si02含量は 3.5‑‑11. 5 ~ぢの範囲に分布し, 1.2番草はほぼ同程度の含量であったが,
3番草はいずれの時期にも 4%を乙える乙とはなかった。 1日あたりの増減を見ると, 1番 草 が0.12%~C 対して 2 番草は 0.16% と後者の増加率が高く,オーチヤードグラス(1972) ,
アルフアルファ(1973)における生育型と類似した傾向が認められた。 C W含量は 1番 草 が 52.6%から 73.9%へ直線的に増加した。一方, 2番草では初期]の10日間増加を示したが,
以後ほぼ横ばい状態をたどって推移した。 3番草は終始,低水準の値で横ばいであった。
(2) サイレージの飼料成分ならびに化学的品質
第2,3表 に 示 し た 。 水 分 含 量 は51.0‑‑80. 4%の範囲で, 6例中 5例 が 予 乾 サ イ レ ー ジ で あ っ た 。 飼 料 成 分 含 量 に つ い て み る と , 粗 蛋 白 が9.5‑‑20.5 9ぢ,粗脂肪が2.8‑‑5.5 %, C Wが 45.4 ‑‑73. 1 %, A D Fが 25.2‑‑47. 95ぢ, G Eが4.32 ‑‑4. 86
KcaVU
・D M,L +Si02が3.9 ‑‑11. 33 5ぢの範囲に分布し,刈取時期,刈取回次別の飼料特性は原料と同様の 傾向をたどって推移した。サイレージの化学的品質は, pHが4.2 ‑‑6. 2, V F A/T ‑Aが6.6 ‑‑18.75ぢ, VBN/
T ‑ Nが10.2 ‑‑37.4 %であり, フリーグの評価法による優あるいは良に格付けされた。
サンプルバッグ法によって乾物回収率を求めたと乙ろ, 89. 4 ‑‑97. 3 % で あ り , 水 分 含 量 が高いほどロスが増加する傾向が認められた。
(3) サイレージの消化率ならびに可消化養分
第4,5表 に 示 し た 。 乾 物 消 化 率 は 1番 草 が65.2%から 52.5箔へ, 2番 草 が60.6%から 54.5%へ刈遅れとともに低下した。一方, 3番草は 67.79ぢと最も高い値を示した。有機物,
C W, A D Fも乾物と平行して推移した。
可消化養分について見ると, T D Nは l番 草 が65.0 ‑‑50. 4 %, 2番 草 が50.5 ‑‑56.' 3
%, 3番 草 が71.7 5ぢであった。 DCPは4.3‑‑15. 1 % の 範 囲 に そ れ ぞ れ 分 布 し , 相 対 的 に 再生草の値が高かった。
T DN~ζ 占める可消化養分を見ると,可消化 CW/TD N
x
100は3MSを除く 5例 が 61. 2 ‑‑77. 9 5ぢといずれも60%を超える値であり,オーチヤードグラス(1972)と類似し,かっ,アノレフアルファの40労台(1973)よりはるかに大きな比重を占めていた。一方,
QU
4E
4
D C P / T D N x 100では 8.5‑‑21. 0 %の範囲にあり, ア ノ レ フ ア ル フ ァ ( 1973)の25‑‑30%
K比べておよそ%程度の値を示した。以上の乙とは,チモシーの栄養価が細胞膜構成物質 (CW)の多少によって,その飼料価値が規制される面が強いことを示すものであり,刈取 時期]の決定が重要である乙とを確認した。
(4) L+Si02の回収率およびL+Si02と栄養価の関係
第6,7表に示した。 L+Si02の出納を見ると, 90.0‑‑111.2 %の範囲にあり,平均値で 97.4%の高い回収率を示した。次にL+Si02とTDN,DDM, DEとの相関をとって見 ると,各成分ともに有意な (P
<
O. 01)負の相関が成立した。乙の乙とは, L+Si02含量が 栄養価を規制する物質であることを示すものであろう。一方,粗蛋白含量とDCPとの聞に も正の有意な (P<
O. 01 )相闘が認められた。栄養価とL+Si02および組蛋白含量から導か れた回帰式によりプロットした図を第3図に示した。TDNは2番草の低下速度が一番草よりも速い傾向がうかがわれる。一方, 3番草は各成 分とも一定の値を保って推移しており,刈取回次別に特徴が見られた。 DCPは再生草が高 い値を示した。
第1表 生 育 日 数 と 飼 料 成 分 の 変 化
X Y 相 関 係 数 回 リ帯 式
生 =円白 日 数 キE 蛋 白 .,... O. 985** Y = 19.37 ‑ O. 26 X 一
草
番 ノ〆 C W O. 934** Y = 55. 31 + O. 42 X
11 L十Si02 O. 987** Y = 4. 95 + O. 12 X
11 組 蛋 白 ‑ O. 943料 Y = 22. 96 ‑ O. 23 X
一
番草 11 C W O. 817ホ Y = 60. 15 + O. 18 X
ノノ L+ Si02 0.940料 Y = 4.93十 O.16 X
ノ/ キ且 蛋 白 ‑ O. 828本 Y = 27. 80 ‑ O. 07 X 一
番
草 11 C W 有意な相関なし
11 L+ Si02 同 上
n u
nL
42A
CP
%
26ト12
L + Si02
L +Si02̲‑""
ノ
メ、戸
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