• 検索結果がありません。

(1)目標1 大樹の風土に根ざした良質な居住環境の形成 a.環境共生

①大樹の気候風土に応じた良質な住宅の供給の促進

北海道立北方建築総合研究所や町内に位置する住宅に関する民間研究機関と連携し、

大樹町の風土に根ざした住宅づくりのあり方の調査・研究を推進し、その成果を北方型 住宅を参考に、行政、民間の共通の指針となる「大樹型住宅」としてとりまとめ、その 啓発普及や建設支援により、地域条件に応じた良質な良住宅の供給を促進します。

公営住宅については、「北海道環境共生型公共賃貸住宅整備指針」に基づき、環境共 生型団地づくりに努めます。

【主な取り組み】

・研究機関と連携した大樹町の風土に根ざした住宅づくりの調査・研究推進

・「大樹型住宅」指針づくりの検討(北方型住宅基準をベースに、大樹町の独自基準を追加 する。)

・「北方型住宅」の啓発・普及

北海道公共賃貸住宅の環境共生イメージ

北海道では昭和 63 年から普及を進めてきた「北方型住宅」について、平成 15 年度に社会 情勢や住宅の基本性能、住宅に対する意識の変化などを踏まえた見直しを行い、平成 17 年 度からは、新たな北方型住宅基準や北方型住宅サポートシステム、BIS、BIS-E による設計・

施工の管理などの枠組みの下で普及を進めています。北海道住生活基本計画においては、誰 もがどこでも良質な住宅を取得することができるよう、BIS、BIS-E の資格取得者の増加を 推進することとしています。また、大手ハウスメーカーなどの年間建設棟数の多い企業やI T化の進んでいない企業にも活用しやすいよう、北方型住宅サポートシステムのさらなる改 良を図るとともに、既存住宅においても住宅の仕様や修繕履歴等の記録を保管する仕組みと して適用範囲の拡大を図るなど、より一層の普及促進を図ることとしています。

平成 23 年現在、大樹町においては、BIS、BIS-E の資格取得者のいる事業者は少なく、

今後、資格取得者の増加や登録件数の増加を目指し、制度の啓発普及を進めます。

また、平成 20 年には国の「超長期住宅(200 年住宅)先導的モデル事業」に採択され、

従来の北方型住宅よりさらに断熱・気密性能を進化させ、国内最高水準の性能を誇る「北方 型住宅ECO」を北海道で推進しています。

北方型サポートシステムの概要

資料:「北海道住生活基本計画」

■取り組み事例:北方型住宅

②住まいづくりにおける環境負荷の軽減の促進

大樹町はこれまでに、住宅用太陽光発電システム設置や住宅用内窓サッシの設置の助 成を行っていますが、今後も継続していく予定です。

これら現在、行っている補助制度以外でも、家庭から排出される温室効果ガスの削減 に寄与し、さらに住宅施策に関連するような新エネルギー、省エネルギー、廃棄物削減 等に関連する環境関連機器、設備、工法導入に対し、支援を行っていくことを検討しま す。

【主な取り組み】

・住宅用太陽光発電システムの導入促進

・内窓サッシ改修等、高断熱化の促進

・新エネルギー、省エネルギー、廃棄物削減等に関連する環境関連機器、設備、工法導入 に対する支援方策の検討

住宅用太陽光発電システム導入補助金 住宅用内窓サッシ設置補助金 対象者 以下の条件をすべて満たす方が対象

①大樹町内に住所を有すること。(導入報告 書提出時までに、転入し、住所を有する 予定を含む。)

②補助金交付申請年度の2月末日までに、

町内で自ら居住する住宅にシステムを設 置、又はシステムが導入された住宅等(新 築住宅に限る。)を購入すること。

③借地・借家等に居住している場合は、所 有者の承諾を得ていること。

④本人及び同居の家族が町税等を滞納して いないこと。

⑤システムの設置から3年間、その利用状 況等について町長に報告することができ ること。

なお、先着順での受付とし、予算額に達 した場合は受付を終了。平成23年度は、

5件程度を予定

以下の条件をすべて満たす方が対象

① 大樹町内に住所を有すること。(設置報告 書提出時までに、転入し、住所を有する予 定を含む。)

② 内窓サッシ取り付けを行う住宅の所有者

(共同所有の場合、いずれかの一人)であ り、かつ、その住宅に現に居住しているこ と。ただし、町内にある自らが所有しない 家屋に居住し、かつ、当該家屋の固定資産 税納付しており、固定資産課税台帳に登録 されている所有者の相続人であること。

③ 町内建設業者により住宅内窓サッシの設 置を行うこと。

④ 補助金交付決定前に工事着手していない こと。

⑤ 平成24年2月末日までに取付工事が完 了できる見込みのあること。

⑥ 本人及び同居の家族が町税等を滞納して いないこと。

なお、先着順での受付とし、予算額に達し た場合は受付を終了。平成23年度は、20 件程度を予定

補助金額 補助金の額は、設置(購入)した太陽光発 電システムの最大出力値(kW表示とし、小 数点以下第3位を四捨五入する。)に「12 万5千円」を乗じた額(千円未満切り捨て)

とします。なお、補助金の上限額は、「50 万円」です。

また、導入後の運転状況報告として、導入 後3年間は、毎月の電力量等を大樹町住宅用 太陽光発電システム運転状況報告書に記録 し、前期と後期に分けて、町長に報告しなけ ればなりません。

補助金の額は、内窓サッシの大きさ区分 に応じた「大樹町住宅エコポイント数」に施 工箇所数を乗じて算出します。また、1ポイ ント=1円とし、「大樹 TMO カード会」発 行の商品券で交付します。なお、補助の上限 は、「120,000 ポイント(12 万円)」です。

③地域材を活用した良質な住宅づくりの推進

道内では、カラマツ等の人口林資源が成熟しつつあり、より付加価値の高い建築用材と しての潜在供給力が高まっています。こうした成熟しつつある人工林資源を住宅建築にお いてさらに有効活用するため、大樹町は、良質な地域木材の安定的な供給、良質な木造住 宅を供給する仕組みづくりについて、北海道、研究機関、森林組合及び町内民間企業と連 携し、調査・研究開発を進めます。

また、こうした調査・研究成果をもとに、建設支援方策の検討を進めます。

さらに、公営住宅の整備に当たっては、北海道が策定した「新たな木造道営住宅推進方 針」に基づき、地域木材の活用を促進することとします。

【主な取り組み】

・地域木造を活用した住宅の建設支援方策の検討

・公営住宅整備における地域木材の活用促進

新たな木造道営住宅整備のイメージ

b.地域特性

①まちなか居住の促進

「大樹町都市計画マスタープラン」に位置づけられた土地利用の方針に基づき、まちな かでの老朽公営住宅建替え促進やまちなかの空き地・空き家の有効活用によりまちなか居 住を推進します。

【主な取り組み】

・まちなかにおける老朽公営住宅の建替え促進

・まちなかにおける空き地・空き家の利用促進 将来都市構造図

資料:大樹町「大樹町都市計画マスタープラン」平成 16 年3月

土地利用の方針

資料:大樹町「大樹町都市計画マスタープラン」平成 16 年3月

②需要に応じた宅地分譲

既存分譲宅地の販売促進とともに、需要や財政状況に応じ新たな宅地の供給について 検討します。

【主な取り組み】

・既存分譲地の販売促進

・需要に応じた宅地供給の推進

③移住促進

移住相談ワンストップ窓口やお試し暮らし住宅の利用促進を図るとともに、需要等に 応じて新規おためし暮らし住宅の整備について検討します。

【主な取り組み】

・ワンストップ窓口による情報提供、相談体制の充実

・お試し暮らし住宅の利用促進

(2)目標2 良質な住宅を手入れして大切に使う社会への移行

これまでの「作っては壊す」社会から、「いいものを作って、きちんと手入れして、

長く大切に使う」社会への移行を目指し、住宅の適正な管理及び再生を図ります。

a.リフォーム市場の拡大

①住宅の耐震化促進

住宅の耐震性能の向上を図るため、「大樹町耐震改修促進計画」による町民への耐震 化に関する啓発普及を推進します。また、町内住宅の耐震診断・耐震改修に関する補助 制度を創設し、耐震化の促進を図ります。

②リフォームに関する既存マニュアルの啓発普及

北海道が作成した「住宅の性能向上リフォームマニュアル」など、既存のリフォーム に関するマニュアル等の啓発普及を図り、町民の住宅リフォームを推進します。

北海道では、既存住宅の性能や、居住者の状況に応じてどのような改修を行っていけ ばよいかを考える手助けとして「住宅の性能向上リフォームマニュアル」を発行してい ます。また、北海道住宅リフォーム推進協議会では、一定の資格要件を満たす住宅リフ ォーム事業者を登録し、その登録事業者に関する情報を公開・提供する「北海道住宅リ フォーム事業者登録制度」を創設しています。

■取り組み事例:北海道「住宅の性能向上リフォームマニュアル」

関連したドキュメント