ある種の情報エレメントは、本標準で識別する各OAM PDUに共通である。これらの情報エレメントは次 のとおりである。
● MEG Level:MEG Levelは3ビットフィールドである。このフィールドには、OAM PDUのMEGレベ ルを表す整数値が含まれる。値の範囲は”0”~ ”7”である。
● Version:バージョン(Version)は5ビットフィールドである。このフィールドには、OAMプロトコ ルバージョンを表す整数値が含まれる。本標準で規定されるOAM機能をサポートするには、バージ ョンは常に”0”である。
● OpCode:OpCodeは1オクテットフィールドである。このフィールドには、OAM PDUタイプを表す OpCodeが含まれる。OpCodeは、OAM PDUの残りの内容を表す。この情報フィールドの値は、表9-1 に示すとおりである。
● Flags:フラグ(Flags)は8ビットフィールドである。このフィールドのビットの使用法は、OAM PDU タイプによって異なる。
● TLV Offse:TLVオフセット(TLV Offset)は1オクテットフィールドである。このフィールドには、OAM PDU内で最初のTLVへのTLV Offsetフィールドに相対するオフセットが含まれる。このフィールド の値はOAM PDUタイプに対応付けられる。TLV Offsetが”0”である場合、この値はOffsetフィールド の後ろの最初のオクテットをポイントする。
OAM PDUには存在せず、OAM PDUを含むフレームで伝送される、その他の情報エレメントは次のとおり
である。
● 優先度:優先度(Priority)は特定のOAMフレームの優先度を表す。
● 廃棄適格性:廃棄適格性(Drop Eligibility)は特定のOAMフレームの廃棄(ドロップ)に関する適格 性を表す。
- 45 - JT-Y1731 表 9-1 – OpCode値
OpCode値 OAM PDUタイプ MEPs/MIPs に対するOpCode関連性
IEEE 802.1と共通のOpCodes
1 CCM MEPs
3 LBM MEPs およびMIPs (接続性検証)
2 LBR MEPsおよびMIPs (接続性検証)
5 LTM MEPsおよびMIPs
4 LTR MEPsおよび MIPs
0, 6-31, 64-255 予約(注1) 本標準に固有のOpCodes
33 AIS MEPs
35 LCK MEPs
37 TST MEPs
39 Lnear APS MEPs
40 Ring APS MEPs
41 MCC MEPs
43 LMM MEPs
42 LMR MEPs
45 1DM MEPs
47 DMM MEPs
46 DMR MEPs
49 EXM 本標準の範囲外
48 EXR 本標準の範囲外
51 VSM 本標準の範囲外
50 VSR 本標準の範囲外
32, 34, 36, 38, 44, 52-63 予約 (注 2) 注1-IEEE 802.1による定義のため予約 注2-ITU-Tによる将来の標準化のため予約
9.1.1 OAM PDU共通フォーマット
図9.1-1に、すべてのOAM PDUで使用される共通のフォーマットを示す。
- 46 - JT-Y1731 図 9.1-1 ‐ OAM PDU共通フォーマット
図9.1-2に、TLVの一般的なフォーマットを示す。表9-2に、Type値を示す。
1 2 3 4
8 7 6 5 4 3 2 1 8 7 6 5 4 3 2 1 8 7 6 5 4 3 2 1 8 7 6 5 4 3 2 1
0 Type Length Value [optional]
:
図9.1-2 - TLVの一般フォーマット
注 - End TLVでは、Type = 0であり、LengthおよびValueフィールドは使用しない。
- 47 - JT-Y1731 表 9-2 – タイプ値
Type値 TLV名
IEEE 802.1と共通のタイプ
0 End TLV
3 Data TLV
5 Reply ingress TLV
6 Reply egress TLV
7 LTM egress identifier TLV 8 LTR egress identifier TLV 2, 4, 9-31, 64-255 予約(注1)
本標準に特有のタイプ
32 Test TLV
33-63 予約 (注2) 注1-IEEE 802.1による定義のため予約. 注2-ITU-Tによる将来の標準化のため予約