博士前期課程のプログラム評価履修コースに加えて、博士後期課程では福祉プログ ラム評価の知識を養うとともに指導教員の共同研究や外部資金を活用したプロジェ クト研究に関わり、プロジェクトマネジャーとして自立した評価研究者としての研鑽を積 む他、ティーチング・アシスタント(TA)としてプログラム評価関係講義の指導に関わり、
評価教育者としての研鑽も積みます。
福祉プログラム評価履修コースの設置
教育課程の特色
博 士 後 期 課 程( 博 士 課 程 )
21世紀を展望した新しい社会福祉研究と教育を担う「研究者の養成」を主な目的としています。
博士後期課程3年間の流れ
博士(社会福祉学)取得
1年次 博士論文
第1次予備審査
4 月
6 月
12 月 1 月
〜
〜
〜
2年次
●博士論文第1次予備審査通過後の発表●学位授与式
●学内学会
●博士論文第2次予備審査
3年次
4 月2 月 10日 2 月 下旬 6 月
2 月 11 月
・専任教員と在学生は全員参加する。
(前述)
●博士後期課程研究論文発表会
●学内学会
●博士論文第3次予備審査
●最終審査及び最終試験 4 月
6 月
口述試験
プレゼンテーション、研究計画と 先行研究レビューの概要報告、討 論、質疑応答
第1次予備審査の指摘事 項等をふまえた研究発表
博士論文 第2次予備審査
最終審査
12 月 1 月
●博士論文第1次予備審査
●博士後期課程研究論文発表会
●学内学会
(日本社会事業大学社会福祉学会)
(前述)
●オリエンテーション
●指導教員決定
●履修・コース登録
研究論文発表会
口述試験
プレゼンテーション、討論、質疑応答
口述試験
プレゼンテーション、討論、質疑応答
博士論文 第3次予備審査
院生1名に対する
2名の教員サポート 院生1名に対する
3名の教員サポート 院生1名に対する
3名の教員サポート
履修方法や学生生活を理解し、研究テーマ、要点及び主指導教員、副指導教員を 決定し、履修登録する。福祉プログラム評価履修コースの登録は1年次に行う。
各会場ごとに質疑のマイクや照明を担当し、発表研究方法等を学ぶ。
(発表者は第1次審査合格者(2年次生))
院生は全員が会員であり、研究発表の機会となる。発表者以外の在学生も参加 し、学会の運営に協力する。
・発表内容を「社会事業研究」に掲載する。
博士後期課程2年次4月に実施する博士後期課程論文発表会にて、第1次予備 審査における指導事項をふまえた報告を行う。論文発表会では、研究計画と先 行研究レビュー及びこれまでの成果について発表を行うほか、必ず第1次予備 審査における指摘事項とそれに対する対応を明らかにする。報告に当たり、主指 導教員、副指導教員の指導を受けた上で発表する。
【審査項目】研究計画書、先行研究レビューについて ①研究目的とその意義の明確さ
②先行研究レビューの網羅性、批判的視点および研究目的との関係
【口述試験】1)プレゼンテーション研究計画と先行研究レビューの概要を報告する。
2)討論、質疑応答
3)審査委員 主指導教員、副指導教員、その他審査委員の3名
【審査項目】博士論文について
①研究目的の明確さと重要性 ②研究方法、分析方法、論述の適切さ ③研究結果のオリジナリティと社会的意義
【口述試験】1)プレゼンテーション 2)討論、質疑応答 3)審査委員 審査委員5名
【審査項目】研究計画書について
①研究計画全体の科学性、整合性
②翌年度10月またはその次の5月までに完成する可能性
【口述試験】1)プレゼンテーション 2)討論、質疑応答
3)審査委員 主指導教員、副指導教員、その他審査委員の3名
【審査項目】第3次予備審査項目に加えて、
①研究課題を科学的に追求する自立した研究能力
②社会福祉実践の向上や発展に資することのできる高度の実践的 研究能力
③社会福祉学の豊かな学識
〜
研究指導科目
研究指導科目および担当者一覧 (2012年度)
研究指導科目の名称 必修 科目担当者
単位 自由 選択 単位 社会福祉学専門研究演習Ⅰa(1年次)
社会福祉学専門研究演習Ⅰb(2年次)
社会福祉学専門研究演習Ⅰc(3年次)
社会福祉学専門研究演習Ⅱ 社会福祉学専門研究演習Ⅲ 社会福祉学専門研究演習Ⅳ 社会福祉学専門研究演習Ⅴ 社会福祉学専門研究演習Ⅵ
福祉プログラム評価実習Ⅱ 教 授 大島 巌
教 授 阿部 實
教 授 今井幸充
教 授 植村英晴
教 授 大島 巌
教 授 北島英治
教 授 北場 勉
教 授 佐藤久夫
教 授 中島健一
教 授 藤岡孝志
特任教授 大橋謙策
特任教授 児玉桂子
目的(ねらい・到達目標)
指導学生が抱える研究課題に対して、実証的な社会福 祉研究法を適用する方法を検討する。同時に社会福祉領 域における質の高い実証研究論文を輪読し、学生のそれ ぞれの研究課題にどのように適用するのかを検討する。
研究概要・方法
社会福祉学領域の研究法のテキストとして、平山尚ら「ソーシャルワーカーの ための社会福祉調査法」およびRubin A & Babbie ER: Research Methods for Social Worker. Thomson, 2008 を輪読するとともに、それぞれのテー マに即した雑誌論文を取り上げて検討します。雑誌論文は、社会福祉学、日本 の地域福祉、介護福祉学、ケアマネジメント学、日本公衆衛生雑誌など和文誌 の論文を主に取り上げます。
目的(ねらい・到達目標)
福祉政策学、福祉臨床学、福祉経営学から構築される 社会福祉学のうち、福祉政策学の視点から、各自の博士 論文執筆上必要な研究指導を行う。
福祉政策の研究にとっては、福祉政策の歴史分析は必
要不可欠であり、また権威・権力、意思決定、組織、管理、経営等に関する基礎理 論が欠かせないので、このような基礎理論の修得に向けての指導や支援を行う。
研究概要・方法
(1)福祉政策学研究
(2)社会福祉調査研究
(3)貧困・公的扶助研究
(4)福祉計画研究
(5)福祉ニーズへの接近方法に関する研究
(6)福祉施設および機関の運営過程に関する研究
(7)福祉専門職及び福祉専門教育
なお、国際比較研究は日英比較を中心に行う。
目的(ねらい・到達目標)
「共同性」と「つながり=絆」に関する文献を読むことを 通じて、今後の地域における福祉政策のあり方を考える。
研究概要・方法
《前半》
「共同性・つながり」の具体的事例に関する文献を読む。
《後半》
「共同性・つながり」に関する文献を読む。
研究指導教員一覧
博 士 後 期 課 程
2 2 2 2 2 1 2 2 2
2
2
10 博士論文指導Ⅰ(1年次)
博士論文指導Ⅱ(2年次)
単位数
阿部 實 教授 〈福祉政策・公的扶助〉
教 授 阿部 實
教 授 今井幸充
教 授 植村英晴
教 授 大島 巌
教 授 北島英治
教 授 北場 勉
教 授 佐藤久夫
教 授 中島健一
教 授 藤岡孝志
特任教授 大橋謙策
特任教授 児玉桂子
北場 勉 教授 〈社会保障政策〉
大島 巌 研究科長 〈福祉プログラム評価・障害福祉・保健医療福祉〉
を重視しつつ展開されている。また、障害者とは広く精神的・身体的機能障害をも ち活動制限や参加制約をかかえるすべての人という包括的な理解が進んでいる。
このような理念を念頭に置きつつ、障害者へのソーシャルワーク、ケアマネジメ ント実践方法とその評価、障害の構造モデル・国際生活機能分類とその実践的・
政策的有効性の検討、アジア・太平洋障害者の10年の動向と評価、障害者統 計に関する国際比較、障害者法制論、市町村障害者計画、障害者問題史、障 害者雇用・所得保障制度・障害者スポーツなど障害者福祉関連分野に関する研 究、障害者運動と障害者の政策決定への参加に関する研究等、学生諸君の関 心に応じて幅広く研究する。
(2012年度で定年退職予定)
目的(ねらい・到達目標)
具体的な研究事例を取り上げて障害者福祉研究の方 法を学ぶ。
障害者福祉実践等の先行研究や実践事例を取り上げ 分析の視点、根拠となる事実の抽出の方法について論議 し、障害者福祉研究の方法を学ぶ。
研究概要・方法
今日の障害者福祉は「自立と社会参加」、「機会の均等化」、「自己決定」など を重視しつつ展開されている。また、障害者とは広く精神的・身体的機能障害をも ち活動制限や参加制約をかかえるすべての人という包括的な理解が進んでいる。
このような理念を念頭に置きつつ、障害者へのソーシャルワーク、ケアマネジメ ント実践方法とその評価、障害の構造モデル・国際生活機能分類とその実践的・
政策的有効性の検討、アジア・太平洋障害者の10年の動向と評価、障害者統 計に関する国際比較、障害者法制論、市町村障害者計画、障害者問題史、障 害者雇用・所得保障制度・障害者スポーツなど障害者福祉関連分野に関する研 究、障害者運動と障害者の政策決定への参加に関する研究等、学生諸君の関 心に応じて幅広く研究する。
目的(ねらい・到達目標)
社会福祉分野での医療保健関連領域に関連する研究 の指導を目的とする。主に高齢者分野における医療、福祉 をテーマとする研究を中心に指導する。例えば、高齢者医 療に関する研究として認知症、生活習慣病、老年期精神
医学、非薬物療法等医療サービスの研究、高齢者保健として疾病ならびに介護 予防、高齢者心理、保健医療政策に関する研究、福祉分野では介護保険、高齢 者福祉、独居高齢者、権利擁護、後見制度等の研究、高齢者ケアでは、介護保 険サービス、人材育成、施設介護、在宅介護、家族支援等の課題を研究する。後 期1年目では、先行研究レビューを中心に行う。また研究計画を立て、その実施方 法を明確にする。2年目、調査研究等具体的な調査分析を行い、3年目で論文の 作成を行う。
研究概要・方法
研究の目的は、博士論文の作成であり、また研究者としての研究能力あるいは 高齢者福祉に関する指導的役割を果たす人材を育成することである。それ故、本 演習は、以下のテーマに関する研究を行う。
・高齢者の生活に関する課題
・高齢者保健・医療問題
・生活習慣病とライフスタイル
・精神衛生と精神疾患、自殺、介護予防
・老化と疾病。老化防止
・認知症:疫学、医療サービス、ケアサービス、家族支援、地域サービス、医療・
保健・福祉連携
・高齢者生活支援:生活の質とその向上
・要介護高齢者問題=ねたきり老人、認知症高齢者、虚弱老人
・高齢者の住居余暇活動、社会参加
・介護者の精神衛生 目的(ねらい・到達目標)
社会福祉の新しいサービスシステムとしての地域福祉の 歴史、考え方を先行研究も含めて理解した上で、以下の内 容の研究を各自の研究テーマに引きつけて行う。ただし、以 下の内容は学習上全て網羅できることを求める。
研究概要・方法
地域福祉の主たる構成要件である①在宅福祉サービスの考え方とすすめ方、
②地域組織化の方法としての住民参加、福祉教育、ボランティア活動のあり方と 推進方法に関する研究を③住民のニーズ調査を踏まえながら個別の、あるいは地 域のアセスメントのあり方を研究した上で、④高齢者・障害者・一人親家庭等の自 立援助に関する総合的ケアプランニングの作成とマネージメントのあり方に関す る研究並びに⑤市町村における社会福祉資源整備の計画を総合的にシステム として考える地域福祉計画に関する研究を行う。また、⑥ボランティア団体と行政 との関係(collaboration, compact)、ボランティア団体及びNPO法人の経営に ついても研究を行う。その上で、⑦コミュニティソーシャルワークの考え方・アプロー チについて研究を行う。
なお、イギリス、アメリカ、デンマーク、韓国等海外研究を1ヶ国は行い、日本との 比較研究することを原則とする。
目的(ねらい・到達目標)
各自が論文を完成することを最終目標とする。論文の テーマ、研究方法を決め、その研究をすすめ、完成していけ るよう支援する。そのための基本となる研究方法とソーシャ ルワーク実践理論体系を、テーマとして取り上げ議論する。
研究概要・方法
《前半》
各自が文献検索を行い、研究テーマと研究方法を決める。研究計画を立て、研 究を開始する。
《後半》
各自が研究を実施し、その結果をまとめる。論文の作成を開始し、完成させる。
目的(ねらい・到達目標)
院生の博士論文のテーマに即した個別的指導を行い、
特に臨床心理学の考え方と技術を社会福祉実践現場で 応用・適用していくことを検討する。
研究概要・方法
・子ども虐待、不登校、いじめ、発達障害などの領域における子ども家庭ソーシャ ルワーク、発達上の課題を抱える子どもとその家族への支援のあり方。
・福祉援助職のバーンアウト、二次的トラウマティックストレス(共感疲労)に関す る基礎研究及び臨床実践研究。
・福祉援助職の職能発達(スーパーヴィジョン含む)に関する研究
目的(ねらい・到達目標)
具体的な研究事例を取り上げて障害者福祉研究の方 法を学ぶ。
障害者福祉実践等の先行研究や実践事例を取り上げ 分析の視点、根拠となる事実の抽出の方法について論議 し、障害者福祉研究の方法を学ぶ。
研究概要・方法
今日の障害者福祉は「自立と社会参加」、「機会の均等化」、「自己決定」など
大橋謙策 特任教授 〈地域福祉〉
北島英治 教授 〈ソーシャルワーク実践〉
藤岡孝志 教授 〈子ども家庭福祉〉
佐藤久夫 教授 〈障害福祉〉
植村英晴 教授 〈障害者福祉・国際社会福祉〉
今井幸充 教授 〈認知症ケア・老年精神医学〉