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全空間 U と U での移動の一意対応性

ドキュメント内 Japan Advanced Institute of Science and Technology (ページ 35-39)

3.2 コンフィギュレーション空間の特徴付け

4.1.2 全空間 U と U での移動の一意対応性

補題 4.1

全空間を U とし, その全空間 U に対して全単射写像 によって生成されるコンフィギュ レーション空間を U とする. このとき, 以下の [I],[II] が成り立つ.

[I] : 全空間 U における線状ロボット AB の任意の移動に対して, 一意に定まる U での 線状ロボット AB の移動が必ず存在する.

[II] : コンフィギュレーション空間 U における線状ロボット AB の任意の移動に対して, 一意に定まる全空間 U での線状ロボット AB の移動が必ず存在する.

証明

全空間 U に対する U を生成する写像 ,

: U D ! U ; one toone, onto

2 2

Z(F(x;y);) 7 ! Z(x;y;)

と定義されているものとする. この写像 は全単射であることから,その逆写像 1 が存 在し,それを,

1

: U ! U D ; one to one, onto

2 2

Z(x;y;) 7 ! Z(F(x;y);)

とおく.

[I]全空間 U における線状ロボットAB の移動を任意に1つ固定するため,その移動を生 成する単射写像として,以下を満たす写像 ,

: R 1

[0;1] ! U D ; one toone

2 2

t 7 ! (t)=Z(F(x(t);y(t));(t))

と任意に1つ選び固定する. さらに,この単射写像 によって任意に1つ固定される の 像 M すなわち, 全空間U における線状ロボットAB の移動M,

M =f(t)2U Djt 2[0;1]g

とおく. ここで の定義により, 任意の t2[0;1] に対して Z(F(x;y);)2U D が必ず 存在することから, それを,

(t):=Z(F(~x(t);y(t));~

~

(t))

とおく. さらに の定義により, 任意の Z(F(x;y);)2 U D に対して Z(x;y;) 2 U が必ず存在することから, それを,

(Z(F(~x(t);y(t));~

~

(t))):=Z(x(t);y(t);(t))

とおく. このとき の合成写像 Æ:=Æ とおくと,

(t) := (Æ)(t)=((t))

= (Z(F(~x(t);y(t));~

~

(t)))

= Z(x(t);y(t);(t))

となる. ここで は単射で は全単射であることから, その合成写像 は単射となり,

: R 1

[0;1] ! U ; one toone

2 2

t 7 ! (t)=Z(x(t);y(t);(t))

が成り立つ. このとき, 写像 による MU への像 (M),

: UD ! U

M 7 ! M:=(M)

とおくと Mは 写像 =Æ と 写像 の定義によって,

M = (M)

= f((t))2U jt2[0;1]g

= f(t)2U j t 2[0;1]g

となる. ここで は単射であることから, Mは一意に定まることとなる.

以上のことから, 任意の に対して:=Æ とおくと, その によって一意に定まるU での線状ロボット AB の移動 Mが必ず存在することとなる.

[II]U における線状ロボットAB の移動を任意に1つ固定するため, その移動を生成する 単射写像として, 以下を満たす写像

: R 1

[0;1] ! U ; one to one

2 2

t 7 ! (t)=Z(x(t);y(t);(t))

を任意に1つ選び固定する. さらに,この単射写像によって任意に1つ固定されるの 像 M すなわち,U における線状ロボットAB の移動M,

ここで の定義により, 任意の t 2[0;1]に対して Z(x;y;)2U が必ず存在することか ら, それを,

(t):=Z(~x (t);y(t);~

~

(t))

とおく. さらに 1 の定義により,任意の Z(x;y;)2U に対して Z(F(x;y);) 2UD が必ず存在することから, それを,

Z(F(x(t);y(t));(t)):=

1

(Z(~x(t);y(t);~

~

(t)))

とおく. このとき, 1 の合成写像 1Æ:= 1Æとおくと,

(t) := ( 1

Æ)(t) = 1

((t))

=

1

(Z(~x(t);y(t);~

~

(t)))

= Z(F(x(t);y(t));(t))

となる. また は単射で 1 は全単射であることから, その合成写像 は単射となり,

: R 1

[0;1] ! U D ; one toone

2 2

t 7 ! (t)=Z(F(x(t);y(t));(t))

となる. このとき, 写像 1 による MUD への像 1(M),

1

: U ! U D

M 7 ! M :=

1

(M)

とおくと M は 写像= 1Æと 写像 1 の定義によって,

M =

1

(M)

= f

1

((t))2U Djt2[0;1]g

= f(t)2U Djt2[0;1]g

となる. ここで は単射であることから, M は一意に定まることとなる.

以上のことから,任意の に対して:= 1Æとおくと,その によって一意に定ま る U D での線状ロボット AB の移動M が必ず存在することとなる.

よって [I],[II] により補題が成り立つ.

証明終り.

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