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財政健全化法における監査委員の役割

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○ 財政健全化計画等を定めなければならない地方公共団体の長は、計画を定めるに当たっては、あらかじめ、当該団体 の財政健全化のために改善が必要と認められる事務の執行について、監査委員に対し、地方自治法第百九十九条第六項 の監査の要求をし、併せて、理由を付して監査委員の監査に代えて個別外部監査契約に基づく監査によることを求めな ければならない。第26条第1項に基づく読替後)

1.長による個別外部監査の要求の義務付け

(地方自治法の監査の特例)

3.財政健全化団体等における包括外部監査人の留意事項

(地方自治法の監査の特例)

○ 財政健全化団体等が包括外部監査対象団体である場合にあっては、当該団体等の包括外部監査人は、その監査をする に当たっては、同条第二項の規定によるほか、当該団体等の財務に関する事務の執行と経営に係る事業の管理が財政の 早期健全化等を図る観点から適切であるかどうかに、特に、意を用いなければならない。(第26条第2項)

2.財政指標(健全化判断比率等)の調査

○ 包括外部監査対象団体においては、包括外部監査人は、その監査のため必要があると認めるときは、公表された比率 とその算定基礎事項を記載した書類について調査することができる。(第3条)

(健全化判断比率の公表等)

4.国等から勧告を受けた場合の通知受理

(国等の勧告等)

○ 財政健全化団体の長は、総務大臣又は都道府県知事から勧告を受けたときは、速やかに、当該勧告の内容を当該団体 の議会に報告するとともに、監査委員(包括外部監査対象団体にあっては、監査委員及び包括外部監査人)に通知しな

ければならない。 (第7条)

(国の勧告等)

○ 財政再生団体の長は、勧告を受けたときは、速やかに、当該勧告の内容を当該団体の議会に報告するとともに、監査

委員(包括外部監査対象団体にあっては、監査委員及び包括外部監査人)に通知しなければならない。(第20条) 12

1 外部監査契約の締結 (§252の36①等)

【包括外部監査契約】

○ 都道府県・指定都市・中核市の長は、毎会計年度、包括外部監査契約を速やかに一の者と締結。

※ 連続して4回、同一の者と契約を締結してはならない。

○ 契約の締結に当たっては、あらかじめ監査委員の意見を聴くとともに、議会の議決を経なければな らない。

【個別外部監査契約】

○ 条例により個別外部監査を行うこととした地方公共団体で、住民・議会・長から監査委員の監査に 代えて外部監査人による監査の要求があった場合、個別外部監査契約を一の者と締結。

○ 契約の締結に当たっては、あらかじめ監査委員の意見を聴くとともに、議会の議決を経なければな らない。

外部監査制度の概要

【イメージ図】

外部監査人 議会

監査委員 長

②契約議案提出

①契約案への意見

③議決

④契約の締結

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2 外部監査契約を締結できる者 (§252の28①②)

地方公共団体が財務管理・事業の経営管理その他行政運営に関し優れた識見を有する者であって、次 に該当するもの

○ 弁護士

○ 公認会計士

○ 国の行政機関において会計検査に関する行政事務に従事した者又は地方公共団体において監査若し くは財務に関する行政事務に従事した者で、監査に関する実務に精通しているもの

○ 税理士

4 外部監査人の義務等

○ 外部監査契約の本旨に従い、善良な管理者の注意をもって、誠実に監査を実施 (§252の31①)

○ 常に公正不偏の態度を保持し、自らの判断と責任において監査を実施 (§252の31②)

○ 特定事件についての監査の制限 (§252の29)

○ 守秘義務・みなし公務員 (§252の31③~⑤)

3 外部監査契約の解除 (§252の35)

○ 上記の資格要件に該当しなくなったとき等は、外部監査契約を解除しなければならない。

○ 外部監査人が①心身の故障のため監査の遂行に堪えないと認めるとき、②外部監査人に法令・外 部監査契約に違反する行為があると認めるとき、③その他外部監査人と外部監査契約を締結してい ることが著しく不適当と認めるときは、あらかじめ監査委員の意見を聴くとともに、その意見を付 けて議会の同意を得た上で、外部監査契約を解除できる。

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5 外部監査人の監査の事務の補助(§252の32)

○ 外部監査人は、監査の事務を他の者に補助させることができる。

○ 外部監査人は、外部監査人補助者を監督しなければならない。

6 外部監査人と普通地方公共団体との関係

○ 外部監査人と監査委員とは、相互の監査の実施に支障を来さないよう配慮しなければならない。

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