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(ア)健診受診の現状

第 2 期の特定健診受診率の推移をみるとほぼ横ばいで、いずれもその年度における目標値は達成で きていません。

年代別では 65 歳から 74 歳までの世代で増加がみられますが、60 歳未満はほぼ横ばいで、とりわけ 40~50 代男性の実施率が 18%から 26%で低い状況です。

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<特定健診受診率の推移> 【図表 31】

<特定健診受診率の推移(年代別)> 【図表 32】

受診者数を月別で比較すると、10 月から 12 月に受診者が増加し、1 月は 減少した後、年度末に 集中する傾向にあります。特定健診は通年で実施していますが、3 月は健診受託医療機関で予約が とりにくい状況があるため、年度の早い時期に受診をすることを促しています。

<月別受診者数の推移> 【図表 33】

19,253 19,108

18,715 18,693

35.6% 35.6% 35.9% 37.2%

20.0%

30.0%

40.0%

50.0%

60.0%

17,000 18,000 19,000 20,000

H25年度 H26年度 H27年度 H28年度 特定健診受診者数

特定健診受診率

特定健診受診率の推移

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 計

平成25年度 786 931 1,030 1,226 1,122 1,482 1,841 2,158 2,146 1,512 1,924 3,095 19,253 平成26年度 776 924 981 1,116 982 1,384 1,798 1,989 1,801 1,388 1,775 4,194 19,108 平成27年度 625 835 1,032 777 1,120 1,323 1,420 1,553 2,031 1,241 2,461 4,297 18,715 平成28年度 744 763 927 1,040 1,079 1,356 1,719 1,880 1,657 1,493 2,336 3,699 18,693

(人)

単位(人)

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<月別受診者割合の推移> 【図表 34】

特定健診を 2 年続けて受診した者の割合(リピーター率)は約 7 割となります。新規受診者だけで なく、毎年続けて受診するリピーターを増やすことも必要です。

<健診リピーター率> 【図表 35】

H24 H25 H26 H27 H28 受診者数(人) 20,575 19,253 19,108 18,715 18,693 翌年度対象外受診者数

(74 歳、資格喪失)

1,084 948 1,359 1,021

前年度継続受診数 13,049 12,643 12,010 12,299 新規受診者数 6,204 6,465 6,705 6,394

リピーター率 66.9% 69.1% 67.7% 69.5%

平成 27 年度から受診率が僅かに増加している理由のひとつとして、社会保険加入等による資格喪 失のため、対象者が年々減少していることが挙げられます。

<年度別国保特定健診対象者の推移> 【図表 36】

H25 年度 H26 年度 H27 年度 H28 年度 対象者数 54,009 53,638 52,156 50,310 対象者対前年増減 ▲551 ▲371 ▲1,482 ▲1,846

(イ)実施率向上に向けた取り組み一覧

実施率向上対策として、様々な事業を実施しています。 P92 参考資料 11 【図表 37】

0%

5%

10%

15%

20%

25%

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月

月別受診者の割合

平成25年度 平成26年度 平成27年度 平成28年度

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(ウ)主な課題

① 市民が受診しやすい環境の提供・・・集団健診の会場確保が課題

保険証と受診券の一体化、県内ほとんどの医療機関での健診実施、土日夜間の集団健診、市役 所庁舎内等でのまちかど健診など、受診しやすい環境を整備していますが、集団健診ではがん検診の需 要もあり同時に実施した場合、検診車両用の一定程度の駐車スペースを必要とすること、また、市県民 税申告会場として使用されていた市民会館の利用停止や保健センターの建て替え等、利用可能な公 共施設が少ないなど、新たな会場確保が難しい状況にあります。

② 未受診者への受診案内・・・確実に健診受診へつなげる対策が必要

対象者をカテゴリー(受診頻度)別に分類し、文書・ハガキ、電話、戸別訪問、関係機関・団体と 連携するなど、様々な案内を実施しました。民間委託した電話勧奨によりリピーターを増やすことや、本 人や家族に直接勧奨することを目的にした、地域の自治会、民生委員等による戸別訪問委託事業で は一定の効果がありました。事業実施後に見えてきた課題としては、「忙しいから、健康だから」といった未 受診理由のほか、「通院しているから」、「会社で健診を受けたから」という理由が多く、平成 27 年度に実 施したアンケートからも同様の傾向が見られました。また、健診を一度も受けずに、医療にもかかっていな い対象者もかなりの割合でいることから、確実に健診受診へつなげる対策が必要です。

③ 生活習慣病などで定期通院している被保険者からのデータ受領

(トライアングル事業)・・・通院中の未受診者対策が課題

通院していることを理由に特定健診を受けない対象者がかなり多いことから、被保険者の同意を得た 上で、特定健診に該当する検査項目の結果を市にデータ提供することで、特定健診を受診したとみなす ことができる事業について、平成 28 年度から本格実施されております。平成 28 年度は対象者 5,859 人のうち、当該事業に協力を得た 20 の健診受託医療機関に通院する対象者 1,370 人中 537 人分 を受領し健診を受けたとみなすことができました。データ受領を増やすことができれば実施率の向上に加え て、対象者への重症化予防に向けた保健指導の実施が期待できますが、本人からの同意取得、追加 検査の実施など、医療機関の負担感もあり、事業に協力できる医療機関がなかなか増えないことが 課題です。

④ 事業者健診データの受領・・・データ取り込みの定着化が課題

パートやアルバイトなどで事業所に務めている国保加入者も多く、事業所で受けた健診データを、事業 者の同意を基に特定健診と共通するデータが受領できれば、特定健診を受けたとみなすことができます。

平成 28 年度は事業所収入のある対象者数が 4,392 人あり、その中で事業者同意の得られた 823 人中、339 人分を受領することができ、健診を受けたとみなすことができました。

平成 29 年度は、労働局、協会けんぽ、国保連との連名により、市内事業所に対し同意書の提出を 依頼し、50 件超の事業者の同意書を新たに受領しています。事業者健診は、必ずしも特定健診と同 じ検査項目ではないため、データ項目が欠落している場合、受診したとみなせない現状があります。

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⑤ 広報啓発・・・無関心層、若年層への制度の周知浸透が課題

毎月配布される「市民の友」や市ホームページ、特定健診だよりの全戸配布などを実施しています。特 定健診は認知されてきていますが、毎年対象者の6割強が受けていない状況です。無関心層を受診に 繋げるような広報も必要ですが、若年層へ早い段階から制度を周知することも重要です。

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