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健康食品素材情報データベース

ドキュメント内 スライド 1 (ページ 65-76)

有効性情報:ヒトにおけるデータが中心で、動物実験結果は参考資 料。審査済みの科学論文の情報。

PubMed

に掲載された論文にはリンクあり。

安全性情報:ヒトならびに動物のデータを採用、医薬品との相互作 用、摂取に注意する対象者の情報等

※PubMed:米国国立医学図書館内の生物工学情報センターが

インターネット上で提供している文献検索システム 17

健康食品安全情報ネットで提供している内容には以下のものがあります。

1つは、健康食品の基礎知識です。保健機能食品制度、健康食品のQ&A、誤解されている 事例などが掲載されています。

2つめは、安全情報・被害情報です。国内外の過去や最新の健康被害の事例があります。

3つめが、話題の成分に関する情報で、特定保健用食品、ビタミン・ミネラルなどに関する 情報です。

4つ目は、健康食品素材情報データベースです。有効性情報として、ヒトにおけるデータを 中心に、審査済みの科学論文の情報が掲載され、PubMed論文検索システムに掲載されて いる論文にはリンクされています。また、安全性情報については、ヒトならびに動物実験 のデータを採用し、医薬品との相互作用、摂取に注意する対象者の情報などが掲載されて います。

健康食品素材 注意すべき対象者 備考

ウコン 胆石など 病状の悪化

鉄含有物量の多い素材 C型慢性肝炎 病状の悪化 スギナ 心臓または腎臓の機能不全 病状の悪化

アロエ

妊婦・授乳婦 子宮収縮を促進

腸閉塞、原因不明の腹痛、虫垂炎、

大腸炎、クローン病などの腸の炎症 を伴う症状、痔疾、腎臓障害

病状の悪化(刺激性潟下作 用があるため)

サイリウム 腸に障害のある人 病状の悪化

朝鮮ニンジン

血栓症患者、高血圧症 病状の悪化 乳がん、子宮がん、卵巣がん、子宮

内膜症、子宮筋腫

症状の悪化(エストロゲン様 作用があると思われるため)

α-リポ酸 インスリン自己免疫症候群 低血糖発作(有害事例は日本人 に多い)

摂取に注意すべき対象者と

健康食品素材との組み合わせ

これらホームページから取得できる情報の一例として、摂取に注意すべき対象者と 健康食品素材との組み合わせ例を示しています。

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(

中表紙)

ベネフィット>リスクを総合的に判断

消費者自身で判断しなければならない

・健康被害

・多大な出費 健康効果

リスク ベネフィット

健康食品は多様であるが、あくまで食品の一つ

メリットとデメリットを考えた補助的な利用

「健康食品」の安全性・有効性情報のサイトから情報収集

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健康食品を利用するときの

リスク と ベネフィットの関係

健康食品を利用する時のベネフィット(利益)とリスク(損失の可能性)の関係について です。

健康食品のベネフィットは、健康効果、リスクは、健康被害や多大な無駄な出費を伴うこ とによる損失の可能性です。

このリスクとベネフィットのバランスを考えて利用する事が重要です。健康食品にはさま ざまなものがありますが、あくまで食品の1つであり、メリットとデメリットを考えて補 助的に利用し、また、「健康食品」の安全性についてできるだけ多くの情報を収集するこ とが望まれます。そして、それらを踏まえて、消費者自身がきちんと判断する事が重要で す。

ステップ1 具体的な研究に基づいているか はい

ステップ2 研究対象はヒトか ヒト

いいえ それ以上考慮しない

動物実験や培養細胞 「有害作用」についての研究には、それなりの注意を払う。

「利益」についての研究は、人間にあてはまるとは限らない ので、話半分に聞いておく(終わり)

ステップ3 学会発表か、論文発表か

論文報告 学会発表 科学的評価の対象としては不十分なので、話半分に聞い ておく(終わり)

ステップ4 定評ある医学専門誌に掲載された論文か

はい いいえ ひまな時に参考にする(終わり)

ステップ5 研究デザインは「無作為割付臨床試験」や「前向きコホート研究」か

はい いいえ 重視しない(終わり)

ステップ6 複数の研究で支持されている

はい いいえ 判断を保留して、他の研究を待つ(終わり)

結果をとりあえず受け入れる。

ただし、将来結果がくつがえる可能性を頭に入れておく。

参考:「食べ物とがん予防―健 康情報をどう読むか」坪野吉孝

健康情報の信頼性を評価するためのフロ-チャート

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健康食品に関する情報や宣伝など、健康情報の信頼性を自分自身で評価するにあたっては、フ ローチャートに示した6つのステップを考慮することが有効です。

ステップ1では、その情報が具体的な研究に基づいているかを確認します。

ステップ2では、研究対象はヒトかどうかを確認します。動物実験や培養実験での場合には、そ れが有害作用に関する研究であれば、それなりの注意を払い、利益についての研究であれば、人 間にあてはまるとは限らないと考えます。

ステップ3では、情報のもととなる研究が学会発表されたものか論文として発表されたものかを 確認します。学会発表の場合には、科学的評価の対象として不十分と考えます。

論文発表の場合、ステップ4で、定評ある医学専門誌に掲載された論文であるかを考慮します。

次にステップ5では、その情報のもととなる研究のデザインが「無作為割付臨床試験」や「前向 きコホート研究」であるかをチェックします。

「無作為割付臨床試験」とは、健康な人を無作為に2つの群に分けて、一方には栄養補給剤の投 与や栄養指導などの介入を行い、他方は対照群として、人体に影響のない偽薬を投与する、ある いは栄養指導なしで観察し、2つの群を比較するというものです。また、「前向きコホート研 究」は、健康な人の日常的な食生活を質問票などで調査し、追跡調査を行って疾病の罹患や死亡 を確認し、食品や栄養素の摂取量の多い集団と少ない集団で罹患率や死亡率を比較するというも のです。これらの研究方法は信頼性が高いと評価できます。

さらにステップ6では、複数の研究で支持されているかを考慮します。

以上の6つのステップの吟味によって、健康情報の信頼性や重要性の程度を判断することが可能 です。

健康食品を使う時に 記録をしておく

健康食品使用メモの例

製品名 A (メーカー名)

製品名 B

(メーカー名) 備考・メモ

○年◎月×日 2粒 × 3回 -

○年◎月△日 - 2個

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