目 標
この 1 年間に歯科健診をした人は 44.2%で、栃木県 34.8%より高い状況でした。
6 健康診査・検診
6 健康診査・検診
健康診査
*や検診
**は健康状態を把握し生活習慣を見直す健康管理の基本となるもの です。
そこで、健康診査や検診を定期的に受けることで、疾病の早期発見と早期治療、生 活習慣の改善につなげられるよう、健康に対する関心を高めるための取り組みを推進 します。
*健康診査:一般的に総合的な健康診断のこと
**検診 :一般的に特定の病気かどうか検査をすること
現状と課題
(1)健康診断・健康診査・人間ドックの受診状況
健康診断・健康診査・人間ドックの受診率は 61.6%で、栃木県 61.9%と全体では同 様でしたが、性年齢別にみると、30 歳代男性は栃木県より低く、20 歳代女性は高い状 況でした。
0 20 40 60 80 100
20~29歳 30~39歳 40~49歳 50~59歳 60~69歳 70~79歳 男総数 20~29歳 30~39歳 40~49歳 50~59歳 60~69歳 70~79歳 女総数 男女総数
<健康診断・健康診査・人間ドック受診状況の比較>
栃木市 栃木県
% 男
女
(2)がん検診受診状況
胃がん、肺がん、大腸がん検診の受診率はいずれも 30%前後で栃木県と同様でした が、年齢別にみると 40 歳代以降は栃木県より高い状況でした。
子宮がん検診受診率は 44.3%、栃木県 35.4%、乳がん検診受診率は 38.2%、栃木 県 31.1%で、いずれも栃木県より高い状況でした。
0 20 40 60 80 100
20~29歳 30~39歳 40~49歳 50~59歳 60~69歳 70~79歳 男総数 20~29歳 30~39歳 40~49歳 50~59歳 60~69歳 70~79歳 女総数 男女総数
<胃がん検診受診状況の比較>
栃木市 栃木県
% 男
女
0 20 40 60 80 100
20~29歳 30~39歳 40~49歳 50~59歳 60~69歳 70~79歳 男総数 20~29歳 30~39歳 40~49歳 50~59歳 60~69歳 70~79歳 女総数 男女総数
<肺がん検診受診状況の比較>
栃木市
栃木県
% 男
女
Ⅳ 重点領域における健康づくり 6 健康診査・検診
(3)健康診査・検診に関する取り組み状況
乳幼児期、学童期については、それぞれ母子保健法に基づく健康診査及び学校保健 安全法に基づく健康診断を実施しています。
成人については、医療保険者が被保険者に対し特定健康診査を実施し、健診結果に 基づき保健指導を行なっています。後期高齢者には後期高齢者医療広域連合が健康診 査を実施しています。また、各種がん検診や若い世代を対象とした健康診査、人間ド ックの一部費用助成等の事業が実施されています。
壮年期の死亡率を下げるために、若い世代も含めたこれらの健康診査の受診率を向
上させ、健診結果に基づき早期治療に努め、受診後の生活習慣病予防の指導を強化す
ることが重要です。
目 標
【重点領域目標】
いつまでも健康な生活が送れるよう健康診査を受診し、疾病の早期発見・早期治療と 生活習慣の改善に努めます
【目標項目】
(1)健康診査や検診を受診します
過去 1 年間に健康診査、人間ドックを受診した者の割合
対象者 現状値 目標値 目標設定の根拠 現状指標の出所 20~79 歳 61.6% 70% 県の目標値を参考
平成 24 年度
生活習慣等に関する アンケート報告書
平成 24 年度健康診査、人間ドックの受診状況