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21(第2次)

の推進

 本市における第2次計画では、栄養・食生活、身体活動・運動、こころの健康、たばこ、アルコ ール、歯と口腔の健康、介護予防、健康管理と重症化予防、地域の絆の9つの分野で計画を推進し ていきます。

 和歌山市民の生涯にわたる主体的な健康づくり活動に向けて、市民の取り組み、関係機関・団体 の取り組み、行政の取り組みを明らかにしています。

 また、「元気わかやま市」の実現と市民の健康度の向上のため、ライフステージ別の実践行動を 示しています。

1 計画の概要 1.基本理念

健康わかやま21(第2次)の推進

第4章

第4章  健康わかやま

21(第2次)

の推進

2.第2次計画の対象分野

 本計画では、前期計画の結果や本市の動向及び健康を取り巻く状況を把握した上で、次の9つ の分野における取り組みを示します。

対象分野 取り組み目標

(1)栄養・食生活 ・望ましい食行動がとれる人を増やす

・適正な体重増加を維持する人を増やす

(2)身体活動・運動 ・子どもの頃から楽しく体を動かし、体力づくりの基礎を身につける

・運動習慣を身につけている人を増やす

(3)こころの健康

・毎日が楽しいと感じ生活できている子どもを増やす

・睡眠や休養を十分にとれている人を増やす

・自殺者を減少させる

・安心して子育てできる人を増やす

(4)たばこ

・未成年者の喫煙をなくす

・喫煙者を減らす

・受動喫煙をなくす

(5)アルコール

・未成年者の飲酒をなくす

・多量飲酒者を減らす

・妊婦の飲酒をなくす

(6)歯と口腔の健康 ・子どもの歯の健康管理に取り組む人を増やす

・生涯を通じて自分の歯で食べることができる人を増やす

(7)介護予防 ・地域活動に参加し生きがいをもって生活する高齢者を増やす

・要支援・要介護へ移行する高齢者の割合の増加をおさえる

(8)健康管理と重症化予防 ・健(検)診を積極的に受ける人を増やす

・生活習慣病予防と重症化予防に向けて適切に行動できる人を増やす

(9)地域の絆 ・地域活動に参加する人を増やし、健康づくりにつなげていく

第4章  健康わかやま

21(第2次)

の推進

3.計画の体系図

健やかで心豊かに生活できるまち

輪 和

(健康寿命の延伸)

健康管理 重症化予防

たばこ

アルコール

こころ

身体活動・

運動 栄養・

食生活 介護予防

歯と口腔

計画の体系図 3

がん 糖尿病

地 域

第4章  健康わかやま

21(第2次)

の推進

分野別の健康指標・目標値

(1)栄養・食生活

  指標 対象 現状値 データ源 目標値

1 朝食を欠食する者の減少

3歳児 19.2% 平成 25 年度 

生活習慣調査 10.0%

小学生 7.9%

平成 24 年度  生活習慣調査

5.0%

中学生 17.7% 10.0%

高校生 25.3% 18.0%

20 歳以上 15.6% 平成 24 年度 市政世論調査 10.0%

2 1日3食規則正しく食べる者 の増加

小学5年生 90.6% 平成 24 年度  生活習慣調査

95.0%

中学2年生 83.6% 90.0%

20 歳以上 76.3% 平成 24 年度 市政世論調査 85.0%

3 共食している子どもの割合の 増加

小学生 朝食 80.4%

平成 24 年度  生活習慣調査

増加

夕食 92.7% 維持

中学生 朝食 51.7% 増加

夕食 91.1% 維持

4 食塩摂取量の減少

(1日当たりの平均摂取量) 20 歳以上 11.2g

平成 23 年

県民健康・栄養調査

8.0g

5 野菜の摂取量の増加

(1日当たりの平均摂取量) 20 歳以上 298g 350g

6 全出生数中の低出生体重児の

割合の減少 出生児 9.6% 平成 24 年 人口動態統計 減少

7 肥満傾向にある子どもの割合

の減少(肥満度 20% 以上) 小学5年生 9.7% 平成 24 年度 

児童生徒の発育及び健康の現状 減少

8

女子において、やせ体型(B MI 18.5 未満)のうちやせ 願望を持つ生徒の割合の減少

中学2年生 57.6%

平成 24 年度  生活習慣調査

40.0%

高校2年生 44.0% 40.0%

9 肥満者の割合の減少

40 歳以上

男性 30.9% 平成 24 年度 

国民健康保険特定健康診査 平成 24 年度全国健康保険協会 和歌山支部特定健康診査

22.0%

40 歳以上

女性 21.8% 20.0%

10 BMI 18.5 未満の高齢者の

割合の増加の抑制 65 歳以上 13.4% 平成 23 年度

日常生活圏域ニーズ調査 18.0%

※増加の抑制:今後、高齢者、特に 75 歳以上の高齢者が急増するため、指標の割合の自然増は避けられないが、できる限り自然増の 割合をゆるやかにしていくことを目標とする。

第4章  健康わかやま

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(2)身体活動・運動

  指標 対象 現状値 データ源 目標値

1

遊びを中心に楽しく体を動かしてい る幼児の割合の増加

(毎日合計 60 分以上)

3歳児 5歳児

平成26年度 調査予定

3歳児健康診査 5歳児相談 アンケート調査

平成26年度 設定予定

2

運動やスポーツを習慣的に実施して いる子どもの割合の増加

(週に3回以上)

小学5年生男子 52.9%

平成 24 年度

全国体力・運動能力、

運動習慣等調査

60.0%

小学5年生女子 28.7% 35.0%

中学2年生男子 74.6% 83.0%

中学2年生女子 52.7% 60.0%

3 運動やスポーツを1日あたり1時間 以上している子どもの割合の増加

小学5年生男子 63.5% 70.0%

小学5年生女子 40.8% 48.0%

中学2年生男子 76.9% 85.0%

中学2年生女子 56.9% 61.0%

4

運動習慣者の割合の増加

(1日 30 分以上、週2回以上、1年 以上継続して運動している者の割合)

20 〜 59 歳男性 19.7%

平成 24 年度  市政世論調査

30.0%

20 〜 59 歳女性 15.0% 25.0%

60 歳以上男性 22.7% 33.0%

60 歳以上女性 23.8% 34.0%

5

日常生活における歩数の増加

(8,000 歩以上の人の割合の増加)

20 〜 59 歳男性 37.1% 47.0%

20 〜 59 歳女性 10.1% 20.0%

日常生活における歩数の増加

(6,000 歩以上の人の割合の増加)

60 歳以上男性 24.7% 35.0%

60 歳以上女性 22.7% 33.0%

(3)こころの健康

指標 対象 現状値 データ源 目標値

1 学校が楽しいと感じる児童、生徒の

増加 小学生

中学生 高校生

調査中

平成 25 年度  子ども・子育て支援 事業に関するニーズ 調査

平成26年度 2 悩みを相談できる相手がいる児童、 設定予定

生徒の増加

3 将来の夢を持っている児童、生徒の 増加

4 不登校児童、生徒の減少 小学生 0.6% 平成 24 年度 学校基本調査

0.5%

中学生 4.6% 4.0%

5 ストレスをかなり感じている者の割

合の減少 20 歳以上 34.3%

平成 24 年度 市政世論調査

20.0%

6 睡眠による休養がとれていない者の

割合の減少 20 歳以上 11.0% 9.0%

7 自殺者の減少 自殺死亡率 23.0 平成 23 年

人口動態統計 18.4

8 安心して子育てできる人の割合の増

乳 幼 児 健 康 診 査

受診者の保護者 63.8%

平成 24 年度

乳幼児健康診査アン 75.0%

第4章  健康わかやま

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(4)たばこ

指標 対象 現状値 データ源 目標値

1 未成年者の喫煙をなくす 高校生 2.2%

(参考値)

平成 24 年度  生活習慣調査 平成 26 度調査予定

0%

2 妊娠中の喫煙をなくす 妊婦 6.5% 平成24年度 妊娠届出書 0%

3 喫煙率の減少 20 歳以上男性  28.6% 平成 24 年度  市政世論調査

18.0%

20 歳以上女性  9.0% 5.0%

4 COPD(慢性閉塞性肺疾患)

の認知度の向上 18 歳以上 41.6% 平成 25 年度 

市政世論調査 80.0%

(5)アルコール

指標 対象 現状値 データ源 目標値

1 未成年者の飲酒をなくす

(飲酒経験のある生徒の割合)

高校3年生男子 31.9%

(参考値) 平成 24 年度  生活習慣調査

平成 26 年度調査予定

0%

高校3年生女子 41.2%

(参考値) 0%

2

生活習慣病のリスクを高める 量を飲酒している人の割合の 減少(1日当たりの純アルコー ル摂取量男性 40g 以上、女性 20g 以上の割合)

20 歳以上男性

平成 26 年

度調査予定 平成 26 年度調査予定

14.0%

20 歳以上女性 6.3%

3

妊婦の飲酒をなくす

(妊娠届で飲酒すると答えた人 の割合)

妊婦 1.6% 平成24年度 妊娠届出書 0%

第4章  健康わかやま

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(6)歯と口腔の健康

指標 対象 現状値 データ源 目標値

1 3歳児でむし歯がない者の増加 3歳6か月 72.6% 平成 24 年度 3歳児健康診査

85.0%

2 3歳児の一人平均むし歯数の減少 3歳6か月 1.1 本 1.0 本 3 2歳6か月児歯科健康診査の受診率の

向上 2歳6か月 77.8% 平成 24 年度

2歳6か月児歯科健康診査 90.0%

4 12 歳児のむし歯のない者の増加 12 歳 63.9% 平成 24 年度

児童生徒の発育及び健康の 現状

80.0%

5 12 歳児の一人平均むし歯数の減少 12 歳 1.0 本 0.9 本 6 40 歳における進行した歯周炎を有す

る者の減少 40 歳 62.6%

平成 24 年度  歯周疾患検診

50.0%

7 40 歳で喪失歯のない者の増加 40 歳 56.7% 75.0%

8 60 歳で 24 本以上の自分の歯を有す

る者の増加 60 歳 68.9% 75.0%

9 過去1年間に歯科健診を受診した者の

増加 20 歳以上 19.2% 平成 24 年度 

市政世論調査 50.0%

(7)介護予防

指標 対象 現状値 データ源 目標値

1 地域活動をしている高齢者の割合の

増加 65 歳以上 25.0% 平成 23 年度 

日常生活圏域ニーズ調査 35.0%

2 ロコモティブシンドローム(運動器症

候群)を認知している者の割合の増加 18 歳以上 30.2% 平成 25 年度

市政世論調査 80.0%

3 BMI 18.5 未満の高齢者の割合の

増加の抑制 65 歳以上 13.4% 平成 23 年度 

日常生活圏域ニーズ調査 18.0%

4 要支援・要介護へ移行する人の増加の 抑制(介護保険要介護認定率)

65 歳以上

(第1号被 保険者)

23.7% 平成 24 年度  介護保険要介護認定率

24.9%

(平成 29 年度)

5 認知機能障害がない人の割合の維持 75 歳以上 64.6% 平成 23 年度 

日常生活圏域ニーズ調査 維持 6 生きがいをもつ高齢者の割合の増加 65 歳以上 67.7% 平成 23 年度 

日常生活圏域ニーズ調査 80.0%

※増加の抑制:今後、高齢者、特に 75 歳以上の高齢者が急増するため、指標の割合の自然増は避けられないが、できる限り自然増の 割合をゆるやかにしていくことを目標とする。

第4章  健康わかやま

21(第2次)

の推進

(8)健康管理と重症化予防

指標 対象 現状値 データ源 目標値

1 特定健康診査・特定保健指導の実 施率の向上

特定健康 診査受診

特定健康診査

34.6% 平成 24 年度  国民健康保険特定健 康診査

60.0%

(平成29年度)

特定保健指導 42.5%

60.0%

(平成29年度)

2

高血圧のある人の割合の減少

(特定健康診査時、収縮期血圧 140mmHg 以上もしくは拡張期 血圧 90mmHg 以上の人の割合)

男性 31.1%

平成 24 年度  国民健康保険特定健 康診査

平成 24 年度

全国健康保険協会和 歌山支部特定健康診

28.0%

女性 23.8% 20.0%

3 LDLコレステロール 160mg/dl 以上の者の割合の減少

男性 12.2% 9.0%

女性 16.6% 13.0%

4 メタボリックシンドロームの該当 者及び予備群の減少

該当者 17.5% 13.0%

予備群 11.8% 9.0%

5

血糖コントロール指標におけるコ ントロール不良者の割合の減少

(HbA1c が JDS 値 8.0%(NGSP 値 8.4%)以上の人の割合)

1.3%

平成 24 年度  国民健康保険特定健 康診査

1.0%

6 新規透析導入患者数の減少 新規透析

導入患者 161 人 平成 24 年度 

透析患者受療者調査 150 人 7 脳血管疾患の年齢調整死亡率の減

少(10 万人当たり)

男性 38.6

平成 24 年 人口動態統計

32.4

女性 18.3 16.8

8 虚血性心疾患の年齢調整死亡率の 減少(10 万人当たり)

男性 64.8 55.7

女性 25.0 22.5

9 40 歳における進行した歯周炎を有

する者の減少 40 歳 62.6% 平成 24 年度 

歯周疾患検診 50.0%

10 がん検診受診率の向上

5.2%

平成 24 年度 がん検診

40.0%

10.2% 40.0%

大腸 13.4% 40.0%

子宮 28.8% 50.0%

17.4% 50.0%

(9)地域の絆

指標 対象 現状値 データ源 目標値

1 つどいの広場利用者数の増加 全市民 31,214

平成 24 年度

平成 26 年度 設定予定

2 NPOボランティア活動に登録し ている住民の増加

本市を中心にボ ランティア活動 をしている方

26,518

29,000 人

(平成 29 年度)

3 地域活動をしている高齢者の割合

の増加 65 歳以上 25.0% 平成 23 年度 

日常生活圏域ニーズ調査 35.0%

4 相談したり、助けてもらえる人が

身近にいると思っている人の割合 18 歳以上 80.4% 平成 24 年度  市政世論調査

83.0%

(平成 29 年度)

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