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【 重 点

④ 戦略的な標準化活動の促進

1.5 倍 2.5倍

2倍

3800万ha

400万ha 農地面積

450万ha 施設園芸面積

5万ha

0 10 20 30 40 50 60 70 80

収量(

kg /m

2

品種改良 コンピュータ管理

キュウリ

トマト ピーマン 急速に普及

オランダにおける施設野菜の収量増加と技術発達の歴史

(大阪府立大学池田教授資料より抜粋)

分野①:オランダ農業の強み

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 オランダ施設園芸は、産学官連携による重点的な技術開発を通じ、 IT を 使ったコスト管理、ハウス内の栽培環境を最適に制御するシステム技術に 高い競争力を確保・維持

 また、高付加価値農作物への選択的集中と栽培施設の大規模化により効 率的な運営を可能に

「光」・「CO2濃度」・「気温」・「湿度」の

4つの気候要因をコントロールする要 素技術・個別機器をインテグレートし、

ハウス内の環境を制御する環境制御 技術に強みを持つ企業(元々はボイ ラー等温室機器を製造する企業)

(LED照明) CO2

(換気制御器)

湿度

(配管機)

気温

(暖房機)

全体をインテグ レートする 制御システム

②<農作物の選択的集中>

③<栽培施設の大規模化>

①<全体を制御するシステム技術>

オランダの施設園芸平均作付面積が3ha程度

(日本の施設園芸平均面積が

0.5ha

程度)。

10ha以上の大規模グリーンハウスも存在。

プリバ社

(野菜の施設園芸面積割合)

オランダでは、トマト・パプリカ・キュウリの3品で野菜

類の75%を占める。

日本 オランダ

16 12

11 11 9 3 6 42

トマト メロン いちご ほうれんそう きゅうり すいか なす その他

36

26 14 2

22

トマト パプリカ きゅうり なす その他

分野①:オランダ農業の強みを支える異業種間連携の促進

 農業の更なる発展を促していくため、1990年代後半より政府主導の下、研 究開発基盤の整備や異業種間連携を推進。オランダ中心部に世界最大の 食品産業クラスター「フードバレー」を形成。プリバ社も同地域でGEと共同 研究を実施

※現在約1,400の民間企業、21の研究機関、15,000人の研究者等が集合

 その結果、加工食品を中心に農業輸出額も世界第2位を誇る農業大国に

フードバレーと異業種関連携の推進

多数の民間企業が集結。異 業種間連携も促進

○ネスレ、ダノン、ユニリーバ、

ハインツ等の食品関係会社

○フィリップス等のIT企業

○キッコーマン、ニッスイ、富士フ イルム等日本企業(外国企業) 等

フードバレー

①知見の集約

ワーヘニンゲン大学・ワーヘ ニンゲン食品化学センターを 設立。

産学官連携を推進し、両機関 に知見を集約。

②ITを含む先端技術の 研究開発の推進 高収量な生産を可能とする環 境制御システムや効率的な廃 熱を可能とするガスプラント などの研究開発を推進。

分野①:日本とオランダ農業との差

①ITの活用 ②農作物の選択と集中 ③栽培施設の大規模化 オランダ ①コスト管理

②栽培環境の制御

→環境データに基づく制御

→ハウス内自動制御

※生育データに基づく環境制御は まだ確立していない。

作物の選択的集中

※トマト、パプリカ、キュウリ

→野菜類の75%

大規模

※施設園芸平均作付面積は、

約3ha

日本 ①コスト管理は限定的

→一部の農家で実施している事例 はあるものの多くはコスト管理がで きていない状況。

②栽培環境の制御は限 定的

→生産者の感と経験による栽培

→手作業によるハウス制御

※環境データ、生育データに基づく 環境制御はまだ確立していない。

作物種は分散

※作付面積のもっとも多いトマト でも野菜類全体の16%程度

小規模

※施設園芸平均作付面積は、

約0.5ha

 日本の農業は、農業経営に競争原理が働かず、結果として IT の活用、選択 と集中、大規模化いずれにおいてもオランダに比べて遅れているのが現状

 ITを活用した農業の推進は、作物の生産性の向上とコスト削減に貢献し、

農業の競争力強化につながるもの

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分野①:日本におけるITを活用した新たな農業の取組事例

 我が国においても、温度や湿度等の環境情報をデータとして活用する新し い取組を試みる農業者が出てきているものの、作物や環境に関する再利用 可能なデジタルデータが十分に記録されておらず、ITを十分に生かした栽 培はこれからの段階

果実堂における取組(熊本県)

農作物の機能解析やサプリメントの開発をするバイオベン チャーから農業へ新規参入(農業、予防医学、ITの融合を指 向し、農作物の付加価値を高めた事例)。

土壌、温度等の環境情報をデータベース化し、経験によって 培われたノウハウをマニュアル化。収穫量の向上(従来比4 倍)と安定的な収穫を実現可能とする栽培方法を確立。

新福青果と富士通による取組(宮崎県)

既存の農家がITメーカーと連携してITシステムを導入し、効 率的な農作業を実現した事例。

ITを活用して、圃場毎のコスト管理、農家の経営ノウハウの 構築、大手スーパー等への独自販路を開拓等の取組を実 施。

土壌の 状態

気温や 湿度

<データベース構築>

栽培ノウハ

ウのマニュ アル化

安定的な収

量確保

分野①:スマートアグリシステムのアクションプラン

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 異業種間連携を促進するため、民間企業(農家、ITベンダ-、商社、食品メーカ-

等)、並びに学界(大学・研究機関等)、また関係省庁等、異業種・異分野の産学官 連携を図る場を形成

 農業に関する各種情報(環境情報や生育情報)のデジタル化を進め、データベース を構築するとともに、当該データベースを活用し、植物の生育状況に応じた最適な 環境制御システム(スマートアグリシステム)の構築を支援

大学・研究機関 農家、農業

生産法人

IT ベンダ-

異業種融合のイメージ

ハード

メーカー 食品メーカー 商社

連携 連携

関係省庁

連携

スマートアグリシステムの構築

環境情報

(温度、湿度、

光量 等)

生育情報

(重量、糖度、

葉の色 等)

○栽培方法の構築

○農作業者への判断情報の通知 ○環境の自動制御 等

分析 デジタル化

我が国農業の生産 性向上やコスト削 減を通じて、食の安 全安心の確保、農 業のグローバル進 出等に貢献

分野②:スマートコミュニティの国内外展開の加速化

 スマートメーター、 HEMS 、 BEMS 、 CEMS 等の導入加速化、需要応答

( Demand Response )の促進(インセンティブの付与)

 地域エネルギーマネジメント事業環境の整備、中核企業形成支援、イ ンフラバッテリー戦略展開、システム海外展開促進

 社会全体での省エネ、経済性等を最適化する投資行動を促すエネル ギー供給体制の整備

アクションプラン例

スマートハウスの核となるHEMS

分野③:スマートヘルスケア産業

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 ものづくり企業や IT 企業の強みを活かした医療機器・システム開発支 援(医工連携の推進)

 外国人患者受入れ組織の設立、医療サービスと機器・システム一体 型の国際展開・開発事業支援

 医療と関連社会サービス・機器を一体として海外展開させるコーディ ネート事業体の育成

アクションプラン例

医療画像解析

・支援センター

医療連携DB

ナレッジDB 検査

(X線,CT,MRI, 核医学,他)

症例DB 治療情報DB 匿名化

個人ごとの検査情報

(画像、読影レポート)

個人ごとの診療情報

(診断・治療情報)

健康診断

(定期健診、

人間ドッグ)

有用情報

/分析情報 医療経済効果

の検証、

医療施策の策定 民間保険拡

大、

健康・医療の 選択肢拡大 など

2:遠隔画像診断

3:一次利用

3:二次利用

4:治療技術の開発 健康情報 検査情報

3:二次利用 匿名化

治療

(手術支援ロボット、画 像モニタリング、治療ア シスト、各種治療)

診断支援 治療計画支援 診断

情報 読影情報

治療計画情報

有用情報 /分析情報

医療の流れ 情報の流れ

予後管理

3:一次利用

診断

(病理診断、他)

治療結果 情報

(連動)

(連動)

放射線 手術

薬剤 画像モニタリング

治療アシスト

3:画像情報蓄積

医療トータルソリューションのイメージ

分野④:社会システムに組み込まれるロボット

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 ロボット活用の前提となる社会システム像の整理・共有のための異業 種間の連携等の推進

 社会システムに組み込まれたロボットのシステム設計・開発・事業展 開の支援

 ロボット産業におけるプラットフォーム・ OS の在り方や制御ソフトウェア 開発等の検討を世界に先駆けて推進

アクションプラン例

モビリティ・都市交通システム向け ロボット

医療・健康システム向けロボット ネットワーク対応型ロボット

分野⑤:情報端末化する自動車と交通システム

 プローブ情報利活用のための交通情報集約・活用に関する合意形 成、情報開示、相互利用の仕組作り

 スマートカーとデバイスの融合など競争構造変化に備えた、メーカーと 異業種企業とのアライアンス組成の促進等

 自動車(蓄電池)を軸としたエネルギーシステムと交通を融合させたシ ステムサービスの展開

アクションプラン例

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分野⑥:コンテンツ・クリエイティブビジネス

 電子書籍分野等での配信プラットフォーム間の競争促進と利益配分 のための事業環境整備

 コンテンツの所有とマネジメントを分離し、知財の収益力を高めるため の組織法制等のあり方を検討

 クラウド型視聴サービス分野等におけるルール整備の推進 アクションプラン例

◆サーバーで購入したコンテンツを様々な機器 で視聴するケース(コンテンツを所有するので はなく利用する形態)

利用をサービス提供事業者に依存するため、

消費者が永続的な利用をするのに不安定

アクセスコントロールを技術的に回避して不正

利用するケースも今後増加すると考えられる

◆自らが購入したコンテンツを外部サーバー に預けて様々な機器で自ら視聴するケース

クラウドサービスの提供やアップロードに係 るルールが課題

<コンテンツ預かりサービス>

<クラウド型視聴サービス>

IT×コンテンツ融合領域における ルール上の課題への対応

ア クセス コントロール クラウド

アッ プロード

【課題の例】

コンテンツ・ファンドの設立

【投資候補案件(イメージ)】

マンガ、小説等の我が国コンテンツを、海外市場向けに 企画開発する費用を出資。

権利を集約し、企画開発段階からハリウッド等グローバ ル流通網を既に有している者と連携し、グローバルな事 業展開を図る。

コンテンツ海外展開ファンド(仮称)

投資案件のグローバル展開をサポート

(海外のキープレイヤー、国内業界関係者等 ノウハウ・人材等を結集)

出資

クラウド

ドキュメント内 組込みシステム産業の課題と政策展開 (ページ 43-57)

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