訪問 - 455 名 - - 245 日 10,373 円 4,720 千円
浜北愛光園
特別養護老人ホーム 浜北愛光園 高薗デイサービスセンター 障害者相談支援事業所 浜松東
訪問看護ステーション貴布祢 聖隷ケアプランセンター浜北 地域包括支援センター北浜
就労支援事業所 聖隷厚生園きらめき工房
2017 年度、浜北愛光園は地域ニーズに呼応する形で、障害者短期入所生活介護の受け入れの拡 大、きらめき工房での生活介護事業の開始等、2016 年度以前から取り組んでいた障害者・児の事 業拡大に努めた。併せて、高齢者のみならず地域で困窮する方を漏らさず救うために、地域包括 支援センターを中心に各部門が開業医や関連機関との連携を強固にするかかわりを促進し、ワン ストップサービスを意識した対応力の強化に努めた。その中で、静岡県若年性認知症居場所づく りモデル事業に取り組み、地域における新たな役割を獲得するに至った。
一方、人材の確保・育成においては、新たな記録システムを導入し、業務の効率化、省力化並 びに情報の共有化を図るとともに、職員がやりがいを持って働き続けられるように施設内の支援 体制を見直し、キャリアプランの多様化を図ることができるよう専門職ラダーの推進並びに積極 的な資格取得を促した。雇用においては、専門職の雇用が困難な地域状況を鑑み、専門職でなく ても多様な働き方ができる仕組みを構築するために、短時間求職者や元気な高齢者、障害者等が 主体的に福祉・介護事業に参画できるように既存業務の見直しを図った。
2018 年度は、これらの取り組みを継続し、精度の高いものに進化させていくことを第一義と考 える。また、在宅・福祉サービス事業部の組織再編の中、浜北愛光園は静岡第 3 エリアの拠点施 設となるため、浜北愛光園のみの視野・視点に留まらず、広域的かつ多角的な視野・視点を職員 が意識し、より多職種、多事業種が一体となり、地域ニーズを昇華していくための効果的な連携 を図っていくことも課題と捉える。
【年度事業目標・年度事業計画】
1.利用者満足の向上
(ア)5 月に浜北区自立支援連絡会に地域包括支援センター北浜が参加を開始した。また、地 元開業医の協力を得て、7 月にショートステイでの看取り介護を実施した。今後、ます ます関連機関との連携を深め、実践事例を増加させていく必要がある。
(イ)相談員、施設看護師は専門職ラダーを継続運用した。介護職は、2017 年度に本格的な運 用に着手し、ケアの質の向上に努めた。成果としての稼働率向上については今後の課題 である。
(ウ)7 月にショートステイ利用者満足度調査を実施。結果を踏まえ、9 月にショートステイユ ニットを 3 号館に再編し、障害者の受け入れを視野に専用スペースを設置した。上半期 は苦情 0 件であったが、下半期に接遇に関する苦情が 4 件発生した。随時、職場会議や
苦情解決委員会にて対策検討し、再発防止に努めた。
(エ)障害児の受け入れに向け、見学会、お試し会を計 2 回開催した。あわせて、外部機関向 けに見学会やセミナーも計 2 回開催し、地域へのアピールを実施した。また、10 月にき らめき工房にて生活介護事業を開始し、障害者に向けた施設機能を拡大した。
2.職員満足の向上
(ア)研修計画を立案し、職員支援の見える化を図った。また、静岡県若年性認知症居場所づ くりモデル事業では、利用者のサポート要員として若手職員を積極的に活用した。
(イ)ストレスチェックの受検率は 92.9%。11 月の事業計画会議にて、各職場の傾向を分析し、
対策を協議した。
(ウ)10 月に富士通 WINCARE システムを導入した。業務改善、超過勤務削減等については効果 測定を継続実施する。また、施設間の差異を是正するために、情報交換会議を定期開催 し、2018 年度のシステム活用増進に向けての準備を図った。
(エ)資格取得支援については、対策講座を開講した結果、3 名合格。介護福祉士は 4 名合格 した。
3.健全な経営の継承、向上
(ア)法令・規則に基づく適正経営と問題解決に努め、広報誌やホームページでの広報活動を 実施した。また、障害福祉サービス実地指導(短期入所)では指摘事項はなかった。
(イ)地域ニーズに呼応する形で、きらめき工房にて生活介護事業を開始した。また、静岡県 若年性認知症居場所づくりモデル事業も受託し、若年性認知症利用者が地域の中で働く 機会(パンの販売、地域の「お助け隊」として依頼を受けて草刈りや掃除等を実施)を 提供した。地域包括支援センターでは、地域の生活支援体制づくり協議体会議を 2 回開 催し、地域ニーズの更なる掘り起こしを図った。
(ウ)4 月にきらめき工房にて園内清掃業務の委託を開始した。その後も、継続して洗車等の 就労メニューを開発した。今後は、元気な高齢者等の具体的な雇用に向けた展開が必要 である。
(エ)省エネ実績を分析し、課題を共有した。省エネに向けて取り組みを継続した。
4.地域における公益的な取組
(ア)静岡県 DCAT に参加し、移送器具の贈呈を受けた。地域への PR に活用していく。
(イ)高校の福祉科、専門学校等の介護実習、相談援助実習、看護実習、管理栄養士、喀痰吸 引の実地研修の実習を受け入れた。また、高校生対象の親子見学会の開催や中学生の職 場体験受け入れにより、多くの生徒・学生に福祉・介護・医療分野の魅力を発信した。
【数値指標】
■高齢者入所・短期入所・通所・相談支援関係事業
浜北愛光園 高薗デイサービス
障害者 相談支援
浜松東
特養入所 短期入所 通所介護
一般型 予防
従来型 ユニット型 従来型 ユニット型
利 用 者 定 員 50 100 20 20 40
利 用 延 数 18,789 37,304 5,046 4,744 8,469 359 一日平均利用者数 51.5 102.2 13.8 13.0 27.5 1.2
稼 動 率 ( % ) 103.0 102.2 69.1 65.0 71.7
稼動延日数 365 365 365 365 308
平 均 介 護 度 4.22 3.79 2.96 2.34 2.12
単価(一人一日) 11,926 13,553 12,553 13,669 10,531 サービス活動収益
(千円)
224,095 505,616 63,343 64,848 92,972 16,082
職員数(常勤換算) 36.5 63.5 11.6 12.4 15.2 2.3
■訪問看護事業(訪問看護ステーション貴布祢)
平均利用者数 月訪問件数 年訪問件数 単価(円) サービス活動収益 (千円)
職員数 (常勤換算) 137 724 8,687 9,941 84,287 10.2
■居宅介護支援事業(ケアプランセンター浜北)
年間請求件数 平均単価(円)
訪問調査 年間件数
訪問調査 単価(円)
サービス 活動収益 (千円)
職員数 (常勤換算) 介護 予防 介護 予防
2,416 237 15,705 3,995 48 4,320 41,571 6.0
■地域包括支援事業(地域包括支援センター北浜)
浜松市受託収入
(千円)
予防プラン 請求件数
うち 再委託件数
予防プラン 単価(円)
サービス活動収益 (千円)
職員数 (常勤換算) 28,978 2,951 787 4,390 41,032 4.5
■きらめき工房
定員 利用
延べ人数 稼働率 稼働日数 単価 サービス活動収益
(千円)
職員数
(常勤換算)
就労移行 15 4,560 99.7 305 13,235 60,355
11.3 就労継続 15 4,506 98.5 305 10,097 45,501
生活介護 10 384 32.0 120 8,093 3,108 ※2017 年 10 月~生活介護開始
森町愛光園
特別養護老人ホーム森町愛光園 森町愛光園天宮サテライト 森町愛光園デイサービスセンター 森町愛光園ホームヘルパーステーション
聖隷ケアプランセンター森町 森町愛光園在宅介護支援センター
聖隷放課後クラブはなえみ森町 聖隷相談支援事業所森町
2017 年度は、2018 年度の医療と介護のダブル報酬改定に備え、事業運営や経営体制を整える一 年とした。介護保険事業では、24 時間の定型業務が効率的かつ確実に提供できる体制を整えるこ とができ、中重度や認知症の要介護者に対して最期まで安心して生活できるサービスを提供した。
今後は新しく導入した新記録システムを活用して、サービスの質を維持向上しながら効率的に支 援できる体制を整えていきたい。通所介護や訪問介護では、多様なニーズに対応できるように利 用者の状況に合わせた支援を提供できる体制を整え、それに応えることをした。
障害福祉事業では放課後等デイサービス、基準該当生活介護、相談支援事業の新規開設を実施 した。行政担当者や地域住民等と森町愛光園が三位一体で進めることができ、無事サービスを軌 道に乗せることができた。また障害児支援については、発達障害等の疑いがある未就学児の受け 皿が少ないことを把握することができ、新たな地域課題の発見にもつながった。
2018 年度はこれらを踏まえて、事業に更なる磨きをかけ、森町に住む方々が生まれてから最期 を迎えるその日まで安心して生活できる地域づくりに引き続き貢献したいと考えている。
【事業・運営計画】
1.中重度や認知症の要介護者が最期まで安心して生活できるサービスを提供する
(ア) 24 時間の定型業務を入居者毎にチェック表にして、職員同士が連携して確実にサービス 提供できる体制を整えることができた。
(イ) 利用者情報を職員間で効率的に周知する仕組みとして新介護記録ソフトを導入した。
(ウ) 誤嚥性肺炎を予防するための口腔ケアの実施を歯科衛生士と看護・介護職員が共同して徹 底することができた。
(エ) 認知症の入居者の事例研究を行い、職員全体でケアのあり方を振り返ることができた。
(オ) 相談員を中心に新規入居者の募集案内を行いながら、地域ニーズの把握に努めた。
2.地域の関係機関との連携を意識した事業展開を目指す
(ア) 通所介護では、自立支援、認知症ケア、中重度ケアのグループに分けて、それぞれの状況 にマッチングしたサービスを提供することができた。
(イ) 訪問介護では、障害者への訪問回数を 2016 年度比 2.6 倍に増加させることができた。