第 5 章 SCORM コンテンツ作成支援システムの構築 22
5.1.2 作成可能な問題
ここでは、本システムを用いて作成可能な7種類の問題に関して説明する。なお、SPM の制限により、作成可能な問題数を最大250問、正解パターン数を最大10個までとした。
正誤判定問題
正誤判定問題は、文章の内容に対する正誤を問う問題である(図5.2)。コンテンツ作成者 の入力事項は次の通りである。
• 正誤判定の対象となる問題文
• 問題文(2種類のうちから選択)
– 次の文章が正しければ○を、誤っているなら×を選びなさい。
– 次の分に誤りを見つけたら○を、誤りがなければ×を選びなさい。
• ○か×のうち正解である方の選択。
学習者は、この問題に対してラジオボタンへチェックを入れることで回答する。
単一選択問題
単一選択問題は、与えられた分岐要素に対して一つだけ選択させる問題である(図5.2)。
この問題に関するコンテンツ作成者の入力事項は次の通りである。
• 問題文
• 選択肢
• 正解の選択肢(ラジオボタンにチェックを入れる)
• 選択肢の数(最大10択まで)
5.1 システムの概要
複数選択問題
複数選択問題は、与えられた分岐要素に対して、複数の選択をさせる問題である(図 5.2)。この問題に関するコンテンツ作成者の入力事項は次の通りである。
• 問題文
• 選択肢
• 正解の選択肢(チェックボックスにチェックを入れる)
• 選択肢の数(最大10択まで)
この問題は、コンテンツ化の際に記入された順番をシャッフルして表示順を変えることが 可能である。学習者は、この問題に対してチェックボックスへチェックを入れることで回答 する。
記述問題
記述問題は、一つの単語以上から成る回答をさせる問題である(図5.2)。コンテンツ作成 者によって決められた正解パターンを用いて回答情報と照合を行い正誤を判定する。従って 回答とパターンが完全に一致しないと正解とはみなさない。この問題に関するコンテンツ作 成者の入力事項は次の通りである。
• 問題文
• 正解のパターン
• 正解パターン数(最大10個まで)
学習者は、この問題に対して与えられたテキスト入力フォームへの直接入力で回答する。
5.1 システムの概要
並べ替え問題
並べ替え問題は、与えられた要素に対して、それを正しい順番に並べる問題である(図 5.2)。この問題に関するコンテンツ作成者の入力事項は次の通りである。
• 問題文
• 並べ替え要素
• 並べ替え要素数
並べ替え要素の入力は、1番目の入力欄から正解順に入力する必要がある。この問題の並 べ替え要素は、コンテンツ化の際に自動でシャッフルされて表示される。学習の際、学習者 が表示されたボタンをクリックすることで、そのボタンに記述された文字列が空のテキスト 入力フォームに表示される。このテキストに表示された文字列が学習者の回答情報となり正 誤判定に用いられる。
組み合わせ問題
組み合わせ問題は、用意された二つのプルダウンメニューの中から選択して組み合わせて 回答させる問題である(図5.3)。この問題に関するコンテンツ作成者の入力事項は次の通り である。
• 問題文
• 問題群とそれに対応した回答群
• 回答のペア数(最大10組まで)
なお、問題群と回答群の正解となる組み合わせは1対1に対応している。
5.1 システムの概要
穴埋め問題
穴埋め問題は、一つの単語で空欄を補う問題である(図5.3)。この問題に関するコンテン ツ作成者の入力事項は次の通りである。
• 回答欄の直前にくる問題文
• 正解のパターン
• 回答欄の直後にくる問題文
• 正解パターン数(最大10個まで)
問題文の入力は、回答欄の直前あるいは直後のみでもよい。学習者は、この問題に対して与 えられたテキスト入力フォームへの直接入力で回答する。